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ブックマーク / mu-tanga.hatenablog.com (1)

  • 文法的命題、経験的命題 - ウィトゲンシュタイン交点

    『探究Ⅱ』xiの冒頭(PFF111)で取り上げられる「2つの使用」について、 テクスト間を類比によって辿ることで、「アスペクト知覚論」と「数学の基礎」論に共通した根が存在することを確認しておいた。(「2つの使用」) すなわち、その「2つの使用」の区別の問題が「文法的使用」の問題につながっている、ということの確認である。 後期ウィトゲンシュタイン理解の要となる「文法」という概念。 いうまでもなく、この言葉を使わずにウィトゲンシュタインについて論じることは不可能である。簡明に言えば、その意味は、言語使用の有意味/無意味の境界にかかわる決まりごと、というようなところだろう。しかし、ウィトゲンシュタインがこの「文法」という概念を用いる仕方は、いかにも彼独特のものがあり、哲学一般においては、この言葉が彼の用いたような仕方で定着することはなかった。 「文法」という言葉は、『探究』の中では、詳しい説明も

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