記事未満、SNS以上のちょっとした発見を伝えるコーナー。今回は7本です。 ・進化の歴史みたいな3つのタワー ・切り込みの順番は守らないと食べにくい ・目黒駅ホームの乗車位置はサンマ ・トンビ対策に新聞紙をくれるスーパー ・双眼鏡を固定するゴーグルで多幸感あふれた ・ローソン靴下登場、そのときファミマは ・長い指差し棒
1回表:早稲田「割りばし割り機」 最初は早稲田の佐口幸太郎さんの「割りばし割り機」からだ。 この真ん中の機械がそう 「割り箸というのは素手で割れるというのが長所であり特徴だと思うんですが・・」 と佐口さんが説明を始める。 「こういう形で割り箸をセットしまして・・」 「軽く握ると・・」 「バキャッ!」 と音がして割り箸が二つに弾け飛び、そのまま机に落ちる。 「おお〜」という歓声と拍手が鳴る。 「先生にいただいたお寿司を食べたいと思います」 と、いま割ったお箸を机から拾って使う。 鈴木先生による講評はこんなふうだった。 ・お箸を割ったら確実に下に落ちるところがいい ・落としたものは普通もう食べられない、なのに拾って使うというところが未知の領域 今回、じつはぼくも講評に参加したのだが、並べて書くのは恐れ多いので感想をふつうに地の文に書くことにする。この作品で好きなのは割れる時の音だ。箸を手で直接
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:ホッケースティック片手にミニ四駆を追いかけよう!歩くダンゴムシを装置で測ろう!~Maker Faire Kyoto 2024レポート~ > 個人サイト むだな ものを つくる お賽銭っぽさとは何か お賽銭をお賽銭たらしめているのはなんといっても「お金を箱に投げ入れる」というところだろう。 小銭をチャリンチャリンと投げ入れるのは、神仏に対して失礼にあたるという説もあるらしい。 ただ、初詣で大きい神社に行ったりすると賽銭箱まで距離があったりして、投げざるを得なかったりする。 ちょっとここでは神仏には目をつぶってもらって、お金を箱に投げ入れる行為をお賽銭っぽさとしておきたい。 前置きはさておき、これまでのキャッシュ時代でのお賽銭
イトウです! イトウは現在、環境省が定めるレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。ただし養殖は行われている。以前、山梨の養殖場で見かけたことがある。青森の鰺ヶ沢町では1985年から養殖を始めている。 イトウを見るだけなら容易です! つまり鰺ヶ沢に行けばイトウを食べることは可能なのだ。ただ近所のスーパーの鮮魚売り場に売っているみたいなことはまずない。食べたいという思いだけが曇り空の宙に漂い続けた。 たぶんイトウです! 北海道でイトウが食べることができないか探した 北海道に行くとイトウをよく見かけた。それは標本だったり、水槽で展示されているものだったり、時にはぬいぐるみの時もあった。野生のイトウが北海道にはいるから、そのような展示が多いのだろう。 ぬいぐるみのイトウ! イトウを食べるなら北海道なのかな、と勝手に思っていた。釣りキチ三平でもイトウを釣っていたが、あれも北海道の釧路湿原だった気が
大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:盆栽チェキのすすめ > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 食べたことない 私はドムドムハンバーガーに行ったことがありません。 お店の名前はもちろん知っているし、ドムドムハンバーガーのキャラクター「どむぞうくん」が好きで、公式SNSをよくチェックしていますが、ハンバーガーを食べたことは一度もありません。 ドムドムハンバーガー唯一の思い出は、クイズ番組「ネプリーグ」のある1コマです。 チームメンバーが連続でクイズに答えるステージ「ファイブボンバー」で「ロゴだけ見て企業名を当てよ」というお題が出たのですが、 「ドムドムハンバーガー」は、高難度の問題が置かれがちな10番あたりに設定されていました。 あのクイズ、「芸能人が答えられなかったとき、そのロゴの企業の人
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:フルポンパ!果物持ち寄りでフルーツポンチを作る会 > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ ジョイフルは(いい意味で)家っぽい味 たびたびジョイフルの記事を書いているが、そのよさは味付けの親しみやすさにあると思っている。何を食べても友達のお母さんがちょっと頑張って作った料理くらいの味なのだ。 飲食店数の少ない地域だとそういうハズさない店の存在がありがたい。 過去記事「ジョイフルで1日3食モーニング」24時間モーニングメニューを提供しているので3食すべてモーニングを食べる記事 過去記事「メガ盛り特製ダレの牛焼肉定食 を食らって放心」最高額のメニューを食べる記事 今回は好きなメニューを好きなだけ食べられるということで、静かに興奮している。最近は節約に
この拙攻さんの記事を読めば、アラビア文字の概要が分かる。デイリーポータルZの英知の結集だ。上記記事から大事な点を抜粋・要約する。 まず、アラビア文字は28文字からなる ”アルファベット” で、ABCの遠い親戚である。 アラビア書道 体験講座用テキスト(日本アラビア書道協会編)より これを見て気になるのは、語頭形、語中形、語尾形、独立形というパターンだ。アラビア文字では基本的に一単語を続け字で書くという決まりがあるため、位置によって文字の形を変えることで、繋げて書けるようになっているのだ。覚える手間が大変そうだ。 でも、たぶんこれはキーボード入力では気にしなくもいいと予想する。おそらくパソコンが自動的に適切な形で表示してくれるはずだ。 これはアラビア語で太陽を表す言葉。シャムスと読む。 さきほどのアルファベット表と見比べ、解釈するとこうなる。 アラビア語は右から左に読む。右からsh、m、s。
1978年生まれ、甲子園出身。兵庫県西宮市出身と言っても誰もわかってくれないので甲子園出身と言うことにしているけど、甲子園は大阪府だと思われがちなのが悩み。 好きなバレーボールはモルテン。好きな音楽家はKAN。 前の記事:そんなつもりじゃなかった散歩 きつねがいる動物園は案外少ない 日本で「きつね」というと、アカギツネを指すらしい。本州に生息する「ホンドギツネ」と、北海道の「キタキツネ」はアカギツネの亜種だ。 野生のホンドギツネは里山などで出会えるせいか、飼育している動物園は多くない。都内だと吉祥寺の井の頭自然文化園にいるらしい。 行ってみよう。 きつね色の食べ物を持って 途中の駅ナカで、クロワッサン専門店の看板が目に入った。 きつね色じゃん。 きつね色って、おいしそうなパンの色だよな きつね色といえば、油揚げやいなり寿司もイメージする。テイクアウトすし店にいなり寿司があったので「きつね色
食べられるように作りたい せっかく作るなら食べられるように作りたい。しかも美味しく食べられるようにしたい。スポンジケーキを土台に、ハチミツや生クリームでラーメンをくっつけたら簡単そうだが、味的に微妙である。 美味しく食べられるトイプードルとは何かを色々考え、すいとんで土台を作って、ラーメンをくっつけることにした。 出来上がったのはこちら。 つぶらな瞳!! ペットショップで出会ったら、無視して帰ることができないレベルの愛らしさに!炭水化物史上一番かわいい姿に違いない! すいとんを作る まずは土台となるすいとんを作ろう。 人生初すいとん作り レシピを調べたら、薄力粉と水だけで出来るらしい。今まですいとんが何者なのか良く分かってなかったが、薄力粉と水だったのか。意外とシンプルだな……。 さっそく水を入れようとしたが、ちょっと思いとどまった。 このまま作ったら、当たり前だが白いすいとんができるだろ
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:「定休日」の看板を作って勝手にがっかりする > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 榊の木の皮がすごく怖い 林の中で掃除しているときにふと榊の木の皮を見て驚いた。めちゃくちゃ人間の目みたいだったのだ。 めちゃくちゃ目だ。 こういうことですね。下の方に口みたいなのもある。 口裂け女とかより余裕で怖い 怖い怖いと言いつつも目のモチーフが好きなので、つい夢中で眺めてしまう。くさいと分かっているものを何度も嗅いでしまうような感じ。 見つめているとどんどん親近感が湧いてきて、しまいにはこの子を可愛くしたくなった。しなければ。もはや義務感と言っていい。 おれがなんとかしてあげないと 化粧する枝を用意する そうは言っても立木にイタズラをするわけにもいかないの
世の中には「隠語を集めた辞典」という辞典もある。 昭和時代にまとめられた『隠語辞典』を見てみたら、かなりおもしろかったので紹介したい。 『隠語辞典』を読もう 国語辞典や百科事典など、よく使う、見かけるものだけでなく、ちょっと変わった切り口やテーマの辞典(事典)は盛んに作られている。 特に、そういったたぐいの書籍は東京堂出版がよく出版しており『年齢の話題事典』だとか『日本奇術資料大事典』といった、内容が気になるものもけっこうある。 今回は、そんな東京堂出版が、1956(昭和31)年に出版した『隠語辞典』を見てみよう。 『隠語辞典』(東京堂出版) 隠語と言えばつまり、いろいろな分野で使われる符丁だとかスラングというものだろう。 隠語としてパッと思いつくものは「ヤバい」という言葉が挙げられるかもしれない。ヤバいはもともと泥棒や盗賊の隠語だったものが、一般化して、いまや褒め言葉にまでなっているとい
山桜にはプロも苦戦 ドングリを楽々クリアした植木屋さんだが、山桜の前で動きを止めた。 わかるよその気持ち、おれも先週そうだったもん。 …… 「安藤さん、これはちょっとややこしいことになっていますね」 え、どういうことですか?(わかってたくせに) 「木の幹が変なところから生えているでしょう、しかも伸びる時にフェンスを噛んでしまっています」 葉っぱに隠れている根本のあたりを見てみると 境界のフェンスを挟んでお隣さんちとうちとに分かれて生えているのだ(片方の幹はさっき切ってもらった) これはもう根っこから抜くことは物理的に不可能、ということで、今は地上部分を伐採し、時間をかけて根を枯らしていく戦法をとることになった。すべては見て見ぬふりを何年も続けた僕が悪いのだ。 「よくここまで放置しましたね!」と言われた。はい、放置しました 伐採はチェーンソーで 伐採自体はこちらも15分くらいで終わった。 ま
タイのチェンマイという街に行った。古い寺院があったりして世界的に有名な観光地だが、ここはコーヒーの街でもある。 カフェでは国内産の豆を使ったコーヒーが飲めるし、珍しいものも売っている。お茶として飲むためのコーヒーの花や、その花の蜜から作ったハチミツである。 それに、近くの山ではコーヒーが生産されている。働いている人たちはなんだか楽しそうだった。 タイ・チェンマイはコーヒーの街。コーヒーの花も売ってる チェンマイを訪れたのは2月のこと。わたしが住んでいる京都はまだまだ寒かったが、チェンマイの気温は25度くらいで、空気がカラッとしていて過ごしやすかった。ちょうど乾季のいい時期に来たようだった。 古い都で観光地。京都みたいなところだ 街を歩くと、カフェがたくさんあるのが目に入る。 タイでは国内でコーヒー豆を作っているから、地元の豆を積極的に提供している店もあるようだった。 オープンテラス付きの店
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:デイリーポータルZをはげます会、はげまし王に挨拶しました(報告) > 個人サイト webやぎの目 これがヘッドホンだんご だんごになったヘッドホンをほどいている間に目的地につく。 急いでリモート会議に出るときなどはヘッドホン知恵の輪を解かずにからまったまま使うこともある。とても短くて不便だ。 しかもヘッドホンがふたつある なぜヘッドホンが2つもあるのかはわからない。 たぶんスマホでのリモート会議では大げさなヘッドセットより純正のヘッドホンが意外に良いという話をどこかで読んだのだろう。 それが2回あったと思われる。
サラダの旨辛たれ まずはサラダの旨辛たれ から食べていこう!! 元祖旨たれに辛さを追加。絶対美味しい う、うまい……!! 慣れ親しんだ旨たれのベースがありつつ、ピリッとした刺激が走る。夏休み明けにクラスメイトに会ったら「なんか雰囲気変わった?」って思う、あの感じの変化の仕方!!良さを残しつつ、全然印象が違う!うまい! 真夏にビールと一緒に食べたい味!!いつもはサラダだけで食べているが、ご飯も欲しくなった。コチュジャンが入っているので、中華っぽさも感じる。 これは豆苗と炒めてもおいしそう!! 作っちゃおう ちなみに味付けは旨辛たれのみ。味付けが楽……!!1分ぐらいで完成した。 そしてめっちゃうまい 無限にビールが飲める。この後記事を書かないといけないのでノンアルで我慢しているが、本当はビールと一緒に食べたかった。 これだけ豆苗と合うのだから、肉野菜炒めでも合うのでは?と思い追加で作ってみた。
ロボットなんて作れない人たちが、自作の「自称・ロボット」を持ち寄り無理やりロボットバトルをするイベント、「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」。 日本中から腕に覚えのない者が集う炭酸の抜けた戦い、この夏も開催です! >ヘボコンの最新情報はこちらのFacebookグループでどうぞ! >Discordも仮運用中! >Twitterもある!! インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:迫りくる ハトがほんとに 恐ろしい 名古屋の名所 大須観音 > 個人サイト nomoonwalk ヘボコン2024・イベント概要 2024/6/29(土) 17:
空と地上の境界を縁取る、高層ビルのスカイライン。 その輪郭線の美しさやダイナミックさにほれぼれすると「人間もなかなか頑張っとるな」などと、上位存在みたいな気持ちになってしまう。 東京では、さまざまな町で、そこかしこに高層ビルがずんずん建築されており、スカイラインの形も日々変わってきている。 高層ビルは都心だけではなく、郊外の町でも、超高層といわれるビルやタワーマンションがいくつも建築されているところがある。 なかでも、所沢の高層ビルのスカイラインが、なかなかおもしろいことになっているらしい。 所沢の高層ビルは、のきなみとんがっている 先日、デイリーポータルZ編集部の林さんが、所沢の高層ビルの先っちょが、軒並みとんがっているということを教えてくれた。 なんで所沢のマンションって先っちょとんがってるんだろう。 pic.twitter.com/akQUpNxUAX — 林 雄司 (@yagino
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く