Copyright (C) 1995-2008 Nikkei Business Publications, Inc. All rights reserved. このページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。著作権は日経BP社,またはその情報提供者に帰属します。 掲載している情報は,記事執筆時点のものです。
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情報システムの失敗事例を実名で掲載。「動かないコンピュータ」は、日経コンピュータに毎号掲載されています。確実にお読みいただける定期購読をぜひご検討ください。 [本フォーラムの主旨] 動かないコンピュータは手強い敵です。難敵をうち破るには,情報システムに関心を持つ諸賢の知恵と経験を集めて,闘いを挑まなければなりません。そこで,動かないコンピュータにまつわる様々なテーマを幅広く議論し,考えることを目的とするフォーラムを開設しました。ぜひとも多くの方のご参加をお願いします。 「動かないコンピュータ・フォーラム」は,ITproのコラム「記者の眼」と連動しています。日経コンピュータ編集部が設定したテーマに沿って読者の皆様に意見をお聞きするコラムを掲載し,後日,その結果をまとめてお知らせしていきます。
「世界で均一のアウトソーシングサービスを提供」,富士通が発表 富士通は2008年9月24日,グローバル企業に対し,サービスレベルを統一するなど世界中で均一のアウトソーシングサービスを提供すると発表した。各地域の富士通グループの拠点が連携し,一貫性のあるサービス提供を目指す。 富士通,“改善”を売りにグローバル企業向けの新しい運用管理サービスを開始 愛知2信金が為替事務をNECに委託,事務コストを2〜3割削減へ 愛知信用金庫と尾西信用金庫は,各種振込み手続きに伴う帳票データの補正・検証など,営業店の為替事務でこれまで人手を要していた作業を,NECにアウトソーシングした。これにより,為替事務コストの約20〜30%の削減を見込む。 NECが信金向けに為替集中業務のBPOサービスを開始 【失敗に学ぶ情報化のポイント】 安易なアウトソーシングが原因で“大けが” システム部門に企画機能だけを残
世界初のCPU「4004」開発回顧録(15) [2007年07月31日] 日本に帰れば組織上,私はただの平社員だった。4004シリーズLSIとプリンタ付き電卓の開発の成功で社長賞をいただいた。受賞スピーチで何を話したかは忘れたが,その会場と雰囲気は,今でも忘れられない。会社の皆には申し訳なかったが,退職することに決めた。 世界初のCPU「4004」開発回顧録(14) [2007年07月24日] 1971年6月に入ると,発注したROMも出来上がり,量産試作機も完成した。この頃の私は,開発した電卓の信頼性試験のための量産試作や,工場へ移行させる生産技術などの仕事で目が回るように忙しかった。 世界初のCPU「4004」開発回顧録(13) --- CPU「4004」を使ったプリンタ付き電卓の開発 [2007年07月17日] 4004シリーズLSIの開発が終了し,1970年11月下旬に帰国した
存在してはいけないはずの、“ある”地上デジタル放送チューナーが登場し、国内の放送業界が騒然となっている。2007年11月初旬ごろから、インターネット経由でごく少数販売されている「Friio(フリーオ)」がそれ。パソコンにUSBケーブルで接続し、視聴ソフトをインストールすることで、テレビ番組を見たり録画したりできる製品で、価格は1台2万9800円だ。 なぜ、Friioは存在してはならないのか。実は、Friioを利用してテレビ番組をデジタル録画すれば、同じ画質でいくらでもダビングできるのだ。現在の地上デジタル放送は、コンテンツを提供する放送局と、受信・録画機器を販売するメーカーが、著作権を保護するための技術的なルールをお互いに守ることで、テレビ番組が不正にダビングされて流出することを防いでいる。Friioの存在は、放送局とメーカーが築き上げてきたこのスキームを根底から覆しかねない。日経パソコン
【前編】サイバーテロはいつ起こってもおかしくない 警察庁 情報通信局情報技術解析課 サイバーテロ対策技術室長 中嶋 牧人氏 ボットネット(bot)やスピア攻撃はセキュリティの脅威としてよく挙げられるが,国内では「被害に遭った」「実際に検挙された」という話は聞かない。警察庁には国内のインターネットの治安情勢を監視する専門部隊が設けられている。ボットの感染や被害状況,現状の動向と今後の対策などを,その専門部隊のトップである中嶋サイバーテロ対策技術室長に聞いた。 まず初めに,サイバーテロ対策技術室の役割と,どのような電子的攻撃をサイバーテロと呼ぶのかを知りたい。 サイバーテロ対策技術室(通称,サイバーフォースセンター)は,サイバーテロの予兆の把握や事案発生時の緊急対処等を担当しており,事件を担当する捜査部門や警備部門を技術的な面でサポートするのが主な仕事だ。2001年4月に情報通信局技術対策課(
正解は3番の「オーグメンテッド・カテゴリ6」です。 「カテゴリ」とは,より対線を使ったLANケーブルの分類のことで,米国の標準化団体であるEIA(米国電子工業会)やTIA(米国電気通信工業会)などが決めています。イーサネットにはいろいろな伝送速度の規格がありますが,それぞれの規格で必要なカテゴリの種類を指定しています。 現在,より対線を使って10Gビット/秒で100mまで通信できるイーサネット規格「10GBASE-T」が米国の標準化団体IEEE(米国電気電子学会)で策定中です。規格が正式に決定されるのは,2006年7月の予定です。この10GBASE-Tは,利用できるカテゴリを数種類指定していますが,10GBASE-Tで使うために新たに作られたカテゴリが「オーグメンテッド・カテゴリ6」(Cat6a)です。 被覆の内部のより対線の構造については,Cat6aと従来のカテゴリ6(Cat6)で同じに
前回,Silverlightのサンプル・アプリケーション制作ということで,Expression Media Encoderを使用したムービー・コンテンツの制作課程を確認したが,ムービー・コンテンツはSilverlightの特徴の一部であり,サンプルサイト(1.0サンプル,1.1サンプル)にあるようなコンテンツを制作するためには,そのほかにデザイン的な部分とシステム的な部分の制作が必要となる。 Silverlightのデザイン的要素を中心とした制作ツールの1つが,Expression Blendである。Expression Blendは主にWPF(Windows Presentation Foundation)アプリケーションの表示を担うXAMLの制作に使用されるが,WPF同様にXAMLを使用しているSilverlightの開発もExpression Blendが使用できるというわけだ。今回
2004年7月14日、日経ビジネスEXPRESS(現・日経ビジネスオンライン)というサイトに『「技術オンチと技術バカ」問題の解き方』という題名のコラムを公開した。2年以上も前に書いたものだが、経営者と専門家・技術者の関わりというテーマは普遍的と考え、以下に再掲する次第である。 三菱重工業の西岡喬会長は2004年7月13日付の日本経済新聞において、「“エンジニアリングおたく”は許されない」と述べた。今年になって新聞紙上に掲載された経営トップの中で、筆者の執筆意欲を最も喚起する意見であった。 このコメントは、三菱自動車と三菱ふそうトラック・バスに関するインタビュー記事の中に出てくる。隠すという体質の改善は難しいのではないか、という質問に西岡会長は次のように答えている。 「隠すというより、三菱の技術者に『上に迷惑をかけたくない』という性格が強いのだろう。今の世の中からは遅れており、被害者の方々
「従来の技術を使って高品質な製品を低コストで“作る”だけでは不十分。新しい技術とそれに基づく新しい製品を“創る”必要がある」。日本企業が進むべき方向として、こう指摘されることが多い。ではどうやったら新しいものを創造できるだろうか。 1つの手として、異なる専門分野の人を集めて意見交換させるやり方がある。同じ専門領域の研究者や技術者だけで議論していても新しいアイデアはなかなか出ないからだ。しかし今度は、創造性の高い研究者であればあるほど共同作業が苦手であるという問題に直面する。 こうした問題への対策として筆者が思い出すのは、著名なコンピュータ・アーキテクトのアラン・ケイ氏が米ゼロックスのパロアルト研究所(PARC)について語った話である。ケイ氏はPARC創設時のメンバーで、現在のパーソナルコンピュータの原型を創った人物として知られている。 筆者はケイ氏が話した内容をIT専門家向けサイトで紹介
9月6日の「FIT2006」で,第5回船井業績賞の授賞式と記念パネル討論会が開かれた。パネル討論会は受賞記念講演の直後だったこともあり,日本のマイクロプロセッサ開発者によって,マイクロプロセッサのアーキテクチャの決め方や開発時の苦心談,開発への熱い思いなどが語られ,大変楽しく有意義な議論となった。特に「OSやコンパイラを含めたソフトウエアを作る技術が非常に重要になり,我々も(シリコンでいろいろなものを)作りがいがある」や「若い人は是非興味の範囲を広げていただいて,知識を付けて活躍していただきたい」という開発者から学生への助言が強く印象に残った(なお,パネル討論会での議論は12月に発売の日経エレクトロニクス誌に掲載されるという)。 ホテルに帰って新聞に目を通すと,朝日新聞の夕刊に 「思想の言葉で読む21世紀論 表層化 視覚優位,ネットで拍車」という記事があった。 記事には,「『見た目』が時代
企業ネットワークの第三の目的とは?---東京のユーザーが東京電力の電気を使わないでサーバーを動かす法 [2008年09月24日] 9月はじめの4日間,家族5人で沖縄へ旅行した。本州はゲリラ豪雨に見舞われる不安定な天気が続いていたが,沖縄はずっと高気圧圏内で好天だった。このコラムにも何度か書いたが,夏の強い日差しを受けた海の深い青色は大好きだ。ホテルのベランダから,その色を眺めているだけで気分が良かった。 あなた,「簡単な技術」を使いこなせますか? [2008年08月25日] 7月最後の週末,情報化研究会のコア・メンバーで岡山を旅行した。恒例の夏の研究会旅行で,今年が11回目になる。東京から5人,大阪,京都,広島などから6人が参加した。今回のメインイベントは備前焼の体験だ。 あなた,また「目的」を忘れていませんか? [2008年07月22日] 6月6日,銀座のホテルで,あるネットワーク
「GoogleはIT(情報技術)革命をもたらしたのではない。I(情報)のあり方を変えようとしている」。『ウェブ進化論』の著者・梅田望夫氏はこう指摘する。インターネットを過小評価してきた日本企業,IT産業それぞれの将来について,梅田氏に改めて聞いた。 (聞き手は桔梗原 富夫=日経コンピュータ編集長,高下 義弘=ITpro,写真は栗原克己) ―― 『ウェブ進化論』の中で,梅田さんが一番伝えたかったメッセージは何でしょうか。 日本の経営者や,ITの専門家と言われている人たちは,つい最近までインターネットの世界について分かったふりをしていました。 特にITの専門家の人たちは,「ITのことは知っている」という自己認識がある。だから,インターネットの世界について,分かったふりをする。さらには,分かったふりをするために,理解したつもりになる。そのような悪循環に陥って,結果としてインターネットの世界を過
佐藤正史 氏 JTB情報システム 代表取締役社長 当サイトにおいて、企業情報システムにかかわってきたベテランが引退する、いわゆる「2007年問題」について色々な議論がされております。私は1971年にJTBに入社して以来、ほぼ一貫して情報システムの仕事に従事してきました。私が情報システムに関係してきた期間は、日本における約40年の企業情報システムの歴史と概ね重なっております。 2001年から取締役(情報システム担当)として、CIO(最高情報責任者)の仕事をし、現在はJTBの情報システム関連会社の社長を務めています。おそらく、あと数年で2007年問題の一方の主役として、この舞台を去ることになるでしょう。まもなく企業人生を終えようとする一介のシステム屋ではありますが、ぜひとも多くの方に申し上げたいことがあり、この場を借りて思うところを綴ってみます。 私は今、日本のITを巡る状況に大変な危機感
難航するIPv6マルチプレフィックス問題 NTTとJAIPAが協議中,三つの対処案を絞り込めない状況続く NTT東西のNGN(次世代ネットワーク)で,インターネット接続事業者(ISP)のIPv6インターネット接続サービスを利用すると通信に不具合が生じる「IPv6マルチプレフィックス問題」。NTT東西とJAIPA(日本インターネットプロバイダー協会)が解決に向けて協議中だが,結論は今秋以降にずれ込みそうだ。 NTT東日本,NGN対応エリアを拡大 9月中に23区カバーも,地方展開はスローペース NTT東日本は,7月30日にNGN(次世代ネットワーク)によるFTTHサービス「フレッツ 光ネクスト」の提供エリアを,東京都の6区に拡大した。3月の商用化時点ではトライアルと同じ地域でしか利用できなかったが,今後順次提供エリアが広がる。計画通りだがそのペースは遅い。
「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。同氏は、「Web技術の進化は驚くほど遅い」と喝破する。この言葉には、より高いレベルでの技術進歩を望む同氏の前向きな姿勢がにじみ出ている。Web技術がインフラとして社会に浸透したことによって、新たなイノベーションを短時間で起こしにくくなっているのではないかと危惧する。同氏へのインタビューの連載の2回目をお届けする。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹) ―― デジタル技術の進歩にはめざましいものがあります。次から次へと新しいイノベーションが起こっているように見えますが。 大局的にみれば、その質問には「ノー」と答えざるを得ない。今、世の中に普及しているテクノロジーで、1980年後に発明されたものは皆無に近い。アイデアの源泉ははるか昔にある。例えば、パーソナル・コンピュータの原点も40年以上も前にさかの
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