第二次世界大戦中にナチスが行った人類史上最も大規模な虐殺、ホロコースト。 600万人以上のユダヤ人が理不尽に殺されました。そのような悲劇を忘れてはならないと2005年、ベルリンのブランデンブルク門の南に「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」通称:ホロコースト記念碑が建てられました。 約2ヘクタールの敷地にコンクリート製の石碑2,711基並んでおり、厳粛な空気を感じさせます。しかし現代の若者を中心とする観光客には、ただのかっこいいオブジェのようにしか捉えられていない現状があります。死を侮辱するようなモラルの低い人々までもがここに訪れており、笑顔で自撮りを楽しんだり、石碑から石碑へジャンプしている写真をふざけた文章とともに投稿している人までもがいます。 そんな現状を危惧したのは、ドイツ拠点にミュージシャンや俳優活動するアーティスト、Shahak Shapira (シャハク・シャピラ)
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