15〜39歳の独身女性の3人に1人が専業主婦になりたいと望んでいる、という厚生労働省が行った若者への意識調査の結果に、海外メディアが注目している。仏フィガロ紙は「日本人女性は働くということを思い描かず、若者のわずか4分の1しか海外で働きたいと思わない」と伝え、「世界の一方の果てでは“女性は家にいて、男は仕事をする”という図式が良き時代として流れている」と報じた。
![海外「なぜ日本の女性は専業主婦になりたいの?」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/64cb83c947d7c8d63937a81e7c50c4ae1c72879d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63911f24000093024b0da8.jpeg%3Fops%3D1200_630)
日本の大学入試に関して抜本的な改革の論議が始まっているのはいいことだと思います。ただ、議論の中で「知識偏重を改めるべきだ」などという相変わらずのスローガンが出てきて「1点刻みのテスト」はダメだというような話が絡んでくるのは間違っています。 日本の大学入試は今でも十分に易しくなっており、特に少子化による実質的な競争倍率の低下を補うべく、「受験勉強」における知識吸収の質と量は「向上」を目指すのが当然であって、教育システム全体で「生ぬるく」するのは間違いだからです。グローバルな競争という意味でも、今の日本のカリキュラムより先へ進めておかないと留学してもレベル差に苦しむ可能性があります。知識偏重という「偏り」を是正するのはいいのですが、知識をレベルダウンさせてはダメです。 そうした前提を誤らないのであれば、面接などを導入して、ペーパーテストの成績だけで合否を決める現行制度を改めるというのは正しい方
【回答有り】【自動車メーカー4社聞いてみた】法定速度以上のスピードがでる車を作って販売している理由を自動車メーカー4社に問い合わせしてみた。 気になりました 先日ふと「なんで法定速度以上のスピードがでる車が売っているのかな」という、こんな疑問が浮かんできました。なので、聞いてみました。 聞くまでの経緯はこちら→ 【自動車メーカー4社聞いてみた】法定速度以上のスピードがでる車を作って販売している理由を自動車メーカー4社に問い合わせしてみた。 問い合わせ本文 少しばかり気にしている人もいらっしゃったので回答をご報告いたします。まず僕が問い合わせた本文はこちら。 どうして自動車は、日本の制限速度以上の車を開発するのでしょうか?スピード違反などがなくならない一つの理由に「スピードがでるから」という問題もあると思います。どういった見解があり、制限速度以上の車を開発し、販売しているのでしょうか?こちら
インターネットの自由度を表した世界地図、日本は「自由な国」にランク2013.10.08 19:00 そうこ 緑が自由、黄色が一部自由、青が自由なし、白はデータなし。 ネットは自由に発言できる場所だ! 好きな情報を探してとり、また自分の情報も好きに配信できる所だ! 確かに、しかしその「自由」が自由じゃない国もあるわけで。ネタ元のFreedom Houseが、国別でネット自由度を地図に表しています。 Freedom Houseは、年に1度インターネットとデジタルメディアに関する調査レポートを公表していますが、その2013年版が先日発表されました。こうして地図をみると、インターネットが自由ではない国がまだまだたくさんあります。 2012年と比較するとその自由度に大きな変化はありませんけれど、一応、去年との比較がこちら。(※マイナスが多い=自由度がより減少) こちら、自由な国から自由じゃない国のリ
猿まわし 被差別の民俗学 [著]筒井功 人と猿の関係を解く書物は今までにもあった。猿とは何かを民俗学的に解説する書物も存在する。むろん、芸能民としての猿まわしや猿引きについても、民俗芸能のテーマとして、あるいは差別の問題として書かれてきた。 本書がそれらと何が異なるかというと、一つは猿まわしが担ってきた「隠密」、つまりスパイとしての役割をはっきり書いたことである。そしてもうひとつは、猿まわしが牛馬の祈祷(きとう)に特化したシャーマンであったことを、明らかにしたことである。 江戸時代の浅草には、弾左衛門(だんざえもん)屋敷を中心とする特別な町があった。ここには死牛馬の皮を扱う職人を中心に、木綿を売る店、質屋、湯屋、髪結い、公事宿(くじやど)などがあり、猿飼の家も十数軒あったという。 しかしそれは猿が芸を見せてお金をもらう芸人とは異なる役割をもっていた。将軍家、御三家、旗本、大名屋敷などに出向
「レアメタル」の太平洋戦争: なぜ日本は金属を戦力化できなかったのか 仮に当時の日本に資源が潤沢にあったとしても、やはり太平洋戦争には負けているだろう。それは「いかに金属を戦力化するか」、つまり「金属で優れた兵器を効率的にたくさん作る」という根本的な戦争の手段において、日本は太刀打ちできなかったからである。 (Amazon商品詳細ページより) まず始めに言っておきたいのは、本書の「レアメタルの~」というタイトルにはだいぶ偽りがあること。レアメタルの話題を扱っていないわけではないものの、どちらかと言えば金属全般を扱う延長としてレアメタルについても語っているという方が正しいです。 「金属利用から見る太平洋戦争」とでもしたほうが内容をきちんと反映しているでしょう。 とはいえ、タイトルが内容を表していない点を除けば非常に面白い本であることは確か。 戦争のタンパク質「銅」、戦争の骨格「鋼」、戦争のビ
九州大学(九大)は10月4日、理化学研究所が所有し高輝度光科学研究センターが運用する大型放射光施設「SPring-8」での「4D観察」(3次元に時間を加えた、3Dでの連続観察のこと)を活用し、アルミニウムの真の破壊メカニズムを解明したと発表した。 成果は、九大大学院 工学研究院の戸田裕之 主幹教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、10月4日付けで米学会誌「Metallurgical and Materials Transaction」オンライン版に掲載され、11月1日発行の印刷版12月号にも掲載される予定だ。 金属に力を加えた場合、金属ごとに異なるが一定の力を越えると変形するようになり、そのまま力を加え続けて限界を超えると破壊に至る。その変形の過程では、金属材料内部に高密度に存在する微細な粒子の破壊から始まり、次にそれによってできた多数の「ボイド」(空洞)が徐々に成長し、最後に
●Tyler Cowen, “Will the Swiss vote in a guaranteed annual income?”(Marginal Revolution, October 5, 2013)/【訳者による追記】ちなみに、ベーシックインカムの導入の可否をめぐる国民投票は2016年6月5日に実施され、反対多数で否決されている。 すべての成人を対象としたベーシックインカムの導入の可否をめぐり、スイスで国民投票(レファレンダム)が実施される運びとなった。金融危機以降の所得格差の拡大に抗う積極主義(activism)がスイス国民の間でさらにその勢いを増していることを示す証拠の一つと言えよう。 スイスに在住するすべての成人に対して、政府が無条件で毎月2500フラン(2800ドル) [1] 訳注;現在の為替レートで換算すると、日本円ではおよそ27万円 を支給する、というのが今回の提案の
とあるどこかのテレビゲームが好きな人が「ニコニコ動画」に出会って感じた、些細な感想を物語形式で表現した問題提起です。 ————————————————— 「このゲーム実況っていうのをやっている人たちは…一応、本当はいけないことだって分かっているのかな」 彼の仕事は 「テレビゲームのソフトを作ること」 彼は仕事が好きでした。 毎日、朝起きると他社ゲームの情報を追い、インターネットやその日発売の雑誌を購入してユーザーの反応を調査し、業務が始まれば常に 「この作品を遊んでくれた人の笑顔が楽しみだな」 と、考えながら仕事をこなしています。 そして職場の仲間も、同じような仲間ばかりです。 ちょっと口の悪いプログラマも コダワリばかりで譲らないグラフィッカーも 数コマに命を吹き込むスクリプターも みんなに厳しいディレクターも 「やっぱり発売日のお客さまの笑顔だよな」 「ゲームショップ覗きに行っちゃうわ
はじめに データマイニングの仕事をやっているとよく『最適化』という言葉に出くわすことがある。例えば、『データマイニングの技術を使って広告効果を最適化してます』とか『うちのゲームはデータ分析によってユーザーに対して最適なコンテンツを出し分けている』とか。 自分も困ると『データマイニングにより最適化を行ってます』と話しちゃうことが多い。そりゃ「最適化=最も適した状態にすること」なんだから話を聞いた相手もぐうの音も出ないから相手を説得しやすい。 でも、最適化って「どう最適化するか=データマイニング技術」よりも「何を最適化するか=何をKPIにするか」の方がお金儲けに直結するし、そここそがデータマイニングのコアになっていることが多いと思うので、それに関する個人的な意見。 例として広告における最適化 「CPA最適化」とか「CTR最適化」とか。ネット上でとれる数値に対して最適って言う文脈で出ることが多い
モンテッソリ式経営 (Shumpeter: Montessori Management The Economist 2013/9/7 p.58) 翻訳:山形浩生 『インターンシップ』は、役立たずの中年二人がグーグルのインターン社員として経験を積むという映画だが、ハリウッドの夏物コメディの低い基準から見ても、かなりひどいシロモノではあった。だが、一つだけいいポイントはついていた。技術企業が社員のために滑り台を用意したり、プロペラつきの帽子をかぶるのを認めたりするのはばかげている、ということだ。幼稚な趣味はグーグルだけの話ではない。シリコンバレー企業のボックス社は、本社にぶらんこを置いている。エネルギー飲料レッドブルは、ロンドン支社の受付が巨大なスケボー型になっている。各種の企業が、まるで幼稚園のようにオープンプランのオフィスで社員たちを大机にいっしょにすわらせるようになっている。かつて企業は
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