【書評】プラクティスを活かすために「問い」続けよう。「みんなでアジャイル〜変化に対応できる顧客中心主義組織のつくりかた」 CX事業本部の阿部です。 翻訳レビューに参加した本の内容がよかったので、一足先にブログでおすすめしたいと思います。 みんなでアジャイル ―変化に対応できる顧客中心組織のつくりかた どんな本? 原題は「Agile for Everybody」です。 「みんなの」とか「みんなのため」にしてしまいたい原題ですが、本文を読むと「みんなで」という訳以外にあり得ないな、と感じます。 これは、本書のトピックの中心になる部分です。 変化の激しい環境の中で顧客価値に向かうためには、アジャイルをソフトウェア開発だけのものとして捉えることはできません。 価値のあるものをどうやってデリバリーし続ければ良いかを、組織全体(マーケティングやセールス、管理者など)で考える必要があります。 その時、ア