yuta3_21のブックマーク (816)

  • 世界を丸ごと理解するために「科学哲学の冒険」

    「おまえは科学リテラシーが足りない」なんて言われると、グゥの音もでない。 理系をハナにかけてる輩からふっかけられると、いつもこうだ。でも科学ってなんなの?極論すれば、科学って宗教の一種でしょ?誰も見たこと/聞いたこと/観測すらできないことを、信じる・信じないの話じゃないの?ホラ、高度に発達した科学は魔法と変わらないなんて言うし――そんな独善に陥っていたわたしに、良いお灸になった。 もちろん原子は肉眼で見えないが、たしかに実在している。そしてその原子の当の姿について、人類は知識を深めていっている――これは"常識"の範疇なんだろうが、この常識的な考え方をただ信じるだけでなくて、議論を通して正当化しようとする――これが、書のテーマ「科学哲学」だ。 …なのだが、どうも著者が主張したい「科学的実在論」の形勢は不利だ。科学は確かに知識を深め、役に立っているのだが、哲学の凶器「相対主義」のバッシング

    世界を丸ごと理解するために「科学哲学の冒険」
  • マックス・ウェーバーのニヒリズム : 池田信夫 blog

    2024年03月09日22:21 カテゴリ マックス・ウェーバーのニヒリズム 日人はニーチェが好きだ。彼はヨーロッパ(特にドイツ)では無神論者としてきらわれているが、日では『超訳 ニーチェの言葉』などという偽書が100万部以上も売れた。その中身は「初めの一歩は自分への尊敬から」とか「いつも機嫌よく生きるコツ」といったハウツーものだ。天然ニヒリストの日人にとっては、神が死んだかどうかなんてどうでもいいのだろう。 他方で日には、大塚久雄以来の「ウェーバー学」の伝統がある。これは講座派マルクス主義の変種で、『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』を金科玉条として「日人の精神的自立」を説くもので、膨大な文献学の蓄積がある。 こうした近代化論的なウェーバーの読み方は日特有のもので、歴史学では『プロ倫』は否定されている。『世界宗教の経済倫理』などの宗教社会学も、ドイツ語訳の2次文献

    マックス・ウェーバーのニヒリズム : 池田信夫 blog
  • みやきち日記

  • 「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命 - ピアノ・ファイア

    今日、ネットで色々な検索をしていた時にひっかかったページ。 リンク先は、ヤフー知恵袋の質問ですが(強調は筆者)。 女は愚かな大衆か? - チャールズ皇太子が皇太子事務所の女性職... - Yahoo!知恵袋 チャールズ皇太子が皇太子事務所の女性職員の不当解雇裁判に関し、 「多くの人が実際の能力以上のことができると思い違いしているようだ。これは、誰でもポップスター、高裁判事、有能なテレビ司会者になれるかのように教師が教え、その結果夢を持っていれば必ず実現するというような勘違いをする、つけあがった馬鹿なガキが増えてきたからだ」 というようなメモを書いたとして問題になったことがありましたよね。 (中略) 民俗学者だった故・柳田国男も故・宮常一も近代教育質とは「平凡への強制」だと言っています。 夢や理想ばかり遠くに見て地に足をつけず、果ては自分の夢と異なった現実に向き合うことを拒否して、やた

    「平凡への強制」という教育理念と、少年漫画に課せられた使命 - ピアノ・ファイア
    yuta3_21
    yuta3_21 2009/10/22
  • Bruno Dayan Photography

    0 Whispers Lost and Found Stories Silver Screen A Corps Perdu

  • 『紫色のクオリア』 うえお久光著 アルフレット・ベスターへのオマージュ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★☆3つ半) うん、傑作だ。これが、通常のライトノベル的に、読み捨てられて、来年いは絶版になって手に入りにくくなってしまうかと思うと・・・・残念だ。非常に素晴らしい作品。それにしても、ライトノベルって領域というかブランドというカテゴリーってまさに、よく出来た!って思うよ。こういうカテゴリーがなければ、こういう作品は出てきにくかったろう。 この作品を語るべきポイントは、下記に書いたの後半の『1/1,000,000,000のキス』のスピード感になるんだろうけれども、第一章の『毬井についてのエトセトラ』の、世界とのズレを・・・・この世界とは異質なものがあることに気づいていく、じぁーっとした恐怖感、気味悪さは、最高だなぁ。こんな感覚、がんばってフィリップ・K・ディツクを読んだ時以来だ・・・。これをほとんど、労力をかけず読めるのだから、この平易さ大したもんだなぁ・

    『紫色のクオリア』 うえお久光著 アルフレット・ベスターへのオマージュ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • Hatena ID

    Hatena ID is an account used for various Hatena services.

    Hatena ID
  • 「越境」コーマック・マッカーシー | 族長の初夏

    これはものすごい。圧倒されました。メキシコの荒野をひとりで放浪する少年の体験を、まるで自分自身の体験と錯覚しそうなほど、リアルというか実感のともなった孤独感がもうなにこのすごいのわけわからない。いつも思うんですが、古今の高名な小説家たちはどうしてただの文章で、文章だけでこんなとてつもない芸当ができるんだろう。まるで魔法だ。高度に練達した文章技術は魔法と区別がつかない。 あらすじはシンプルで、牧童の少年ビリーがアメリカからメキシコへ旅をしていろいろなものを見たりいろいろな人に出会ったりいろいろな揉め事を起こしたり、という話です。「ザ・ロード」や「血と暴力の国」同様、どことなく神話的な趣のあるロードノベルという感じ。 作中のサブエピソードの中で特に印象的なのは、「崩れそうな教会に住んで神に議論を挑む男」、「眼球を吸いだされて盲目になった元革命軍兵士」、「山の上に墜落した二機の飛行機を運ぶジプシ

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 私たちはいつだって、お互いの距離感が分からないまま暮らしてる。「ばもら!」 - たまごまごごはん

    ばもら! 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)posted with amazlet at 09.10.07長田 佳巳 メディアファクトリー Amazon.co.jp で詳細を見る 「フットサルマンガ」と書いてあったので、女の子達の熱いスポーツを描いた作品なのかなーと思ってましたよ。ええ、思ってましたとも。走って球を追いかけて蹴るんだなと。 とんでもない! なんて釣りだよ! これは「部活」というつながりの形式を通して描いた、ディスコミュニケーションに苦しむ少女達のお話じゃあないか。 先にもう宣言しておきます。 ぼくはこのマンガを普通に読むのが辛い。 以下、ちょっと感情的な話が増えると思います。 ●「私は人の空気を読まなきゃいけないんだ」病な二人● この作品、表紙の二人が中心になって物語が展開されます。 右の明るくてイマドキっぽい、明るい感じの子が久米さん。 左のぶっきらぼうなのが、釜

    私たちはいつだって、お互いの距離感が分からないまま暮らしてる。「ばもら!」 - たまごまごごはん
  • 日本人なら必ず誤訳する英文 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    屋で立ち読みしてて「英語を正しく理解しているかどうかを知るには訳してみるしかない。『英語英語のまま理解する』とよく言われるが、それはあくまで最終目標であって、正しく日語に訳せない文章は絶対に理解できていない。」ということが書いてあって、納得したので買ってきた。越前敏弥の日人なら必ず誤訳する英文 このの著者はダヴィンチコードとか訳している人で、十数年英語を教えてきてて、みんながつまづくパターンを集めたらしくてかなり密度が高い。あと、自然言語って冗長性が高いからおおざっぱな理解で問題ないケースも多いんだよね。だから土台がシロアリにわれているのに気付けない。こういうで「ああ、この英文はこうだろ?」と訳してみて「いや、それはよくある間違い」ってつっこまれないと自力で気付くのは難しい。 I bought the book, which I have not read yet. これを間

  • 官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる

    品木ダムで稼働する浚渫船(9月30日) 久しぶりに集中して八ッ場ダムレポートを書いた。写真と一緒に、来週公開するのでお待ちいただきたい。さて、昨日は気になる新聞記事が目に留まった。いまや巨大化した民主党の選挙・国会対策を自在に操る小沢一郎幹事長が、国会の委員会において官僚が政府参考人として答弁することを禁止することで「政治主導」をアピールするというもの。たしかに選挙に関しては小沢氏の右に出る者はいないが、「政治家同士が議論することで国会活性化につなげたい」というのは、ずばり国会空洞化につながる。何とか考え直してもらいたい。 [新聞記事] 委員会での官僚答弁を“禁止” 小沢氏、政治主導アピール 民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正

    官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる
  • マスコミに載らない海外記事: ホンジュラス・クーデター

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    yuta3_21
    yuta3_21 2009/09/28
  • 『ネ』 そこそこ強力な漫画家twitter-erリスト

    オタク関係の考察、発案、二次創作などの無駄な戯言。 『ネ』はしめすへんの『ネ』 NE is for Negative Nerdy Netsurfing Neet. 決定版!とはいえないものの、そこそこ強力な漫画家ついったらーリンク集ができました。 ルール1.商業誌に掲載されたりコミックスを出版した者を漫画家として扱う ルール2.イラストを書くだけの作家は除外。カラーコミックスでも枚数が一、二枚などと少ない人はイラストレーター扱い ルール3.アンソロや広告目的の漫画のみの作家は除外する ルール4.同人誌の再録のみの単行を出しただけで商業誌掲載経験のない作家も除外 ルール5.Webコミックは個人、企業とも除外。ただし単行として出版されたなら漫画家として扱う ルール6.一般向け漫画オタク向け漫画の分類マークはわりと適当。絵柄や掲載雑誌、作風などから判断 ルール7.エロ漫画を一度でも雑誌掲

  • 官僚たたきはもうやめよう 公務員改革が国を滅ぼす

    ※編集部注:この記事は、2009年3月20日に書かれたものです。 「公務員制度改革」についての、最新記事を以下にアップしました。ぜひご覧ください。 「天下り禁止と人件費2割削減だけでいいの?」(2010年7月10日)New! 「どこの世界に、社長や役員が、社員のことをボロクソにたたきのめして、世間から喝采を受ける会社があるんだろうね?」 年明け、甘利明・行政改革担当相と谷公士・人事院総裁の激突で風雲急を告げた公務員制度改革。取材を始めていた私たちに向かって、ある霞が関の官僚の一人がつぶやいたのがこの言葉です。 政府は、首相や大臣といった「政」が政策の判断や決定をして、官僚たち「官」が実務を執行するのが来の構図。政府を会社に見立てるならば、首相が社長、大臣が役員で、官僚が社員といったところでしょう。 政治家たちが「官僚主導の打破」を叫ぶというのは、役員が「社員に(役員を上回る)力があり、社

    官僚たたきはもうやめよう 公務員改革が国を滅ぼす
  • ベーシックインカム 「貧困であることの自由」は許されるのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    ベーシックインカムと貨幣依存社会 ベーシックインカムとは政府が全ての国民に対して毎月最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金(5万円〜8万円程度)を無条件で支給するという構想。(Wikipedia) ベーシックインカム(BI)の怖さって、貨幣依存を進めるよね。たとえば田舎などの金銭収入が低くても、自給自足的にそれなりの生活している人がいるよね。でもBIって貨幣価値ではかるわけでしょ。ようするに、すべてを貨幣価値ではかれるか。というか、貨幣価値がすべてか。経済の半分は非金銭経済と言われているわけで、BIに依存することで、金銭経済という孤立の世界で孤立するだけではないかな。人は貧しさの中で、生活力、助け合いという非金銭経済能力を身につけていくわけで、その力がたたれるよ。 たしかに新自由主義は、貨幣依存社会を進めたわけで、いまの貧困は、非金銭的な生活力が弱体したことで、金がないことが、生命

    ベーシックインカム 「貧困であることの自由」は許されるのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
  • 濱口桂一郎『新しい労働社会』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    「キャリアデザインマガジン」第88号に掲載した書評を転載します。著者から「辛口の批評を」とのリクエストをいただいておりましたので、辛口に心がけたつもりです。…が、著者にとってはメンバーシップ型の支持者からこの程度の論評がなされることは想定の範囲内だったかもしれません。 新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書) 作者: 濱口桂一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/07/22メディア: 新書購入: 18人 クリック: 401回この商品を含むブログ (84件) を見る 労働問題が世間の耳目を大いに集めるようになったのは、安倍内閣が発足した2006年頃からだろうか。以来今日に至るまで「格差」や「ワーキングプア」などが確たる検証もなしに政治的に喧伝され、「日雇い派遣」や「年長フリーター」、「均等待遇」などをめぐって印象論や感情論がばかりが先走り、不安定な政情の中で政策も右往

    濱口桂一郎『新しい労働社会』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)
  • みやきち日記

  • 押井守/スカイ・クロラ - このページを読む者に永遠の呪いあれ

    スカイ・クロラ [DVD] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2009/02/25メディア: DVD購入: 12人 クリック: 97回この商品を含むブログ (243件) を見る遅まきながらですが、今更『スカイ・クロラ』について書きます。まず、言っておきたいのだけれど、この映画は押井守作品の中で今のところ最高傑作だと思う。 押井は今作で遂に当の意味での叙情の人になった。大島渚がそうであったように。 今作で押井は『イノセンス』で実践した常人には理解しがたかった「都市へのフェティシズム」への執着をやめ、キャラクターにスポットをあてた映画を撮ることに成功しています。いや、『イノセンス』にあったようなフェティッシュな表現はなくなったかと問われれば答えは否です。例えば空の描写、散香や空中戦の描写などにそれらを垣間見ることはできます。 しかし、それらは『イノセンス』の都市描写にあったような見るものを

    押井守/スカイ・クロラ - このページを読む者に永遠の呪いあれ