バングラディシュのグラミン銀行の創始者にノーベル平和賞が授与された。グラミン銀行というのは、ちょこっとNGO/NPO関係とか開発経済学とかを勉強して、国際協力銀行やJICA、或いは外務省を目指す(した事のある)人には極めてメジャーな存在で、要はバングラディシュの無尽である。女性などの社会的弱者が僅かな手元資金の不足により、高利貸しに頼ったり、困窮している事態を解決すべく、グラミン銀行の創始者であるムハマド・ユヌス氏が低利かつ信用で借りれるマイクロクレジットと言われる小口金融を始めたのである。 ノーベル平和賞にバングラデシュのユヌス氏 ノルウェーのノーベル賞委員会は13日、06年のノーベル平和賞を、バングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏(66)と同氏が創設したグラミン銀行に授与すると発表した。 同委員会は、受賞理由について「貧困解消に貢献した」と述べた。 ユヌスさんは、83年に貧しい人た
第20回 専業主婦のリスク ― 離婚の危機、年金、子どもへの影響は ― ファイナンシャルプランナー 高橋 希代子氏 2006年10月12日 日本では、少子高齢化による労働力の低下が懸念され、女性がもっと働きやすい社会にしようという声が高まっている。さらに少子化は深刻で、働く女性に対して、母親になっても子育てしながら働ける環境を整備しようという動きも盛んになってきた。 かつては、「永久就職」とか「3食昼寝付き」と呼ばれてきた「専業主婦」は、相対的に、かならずしも居心地のよいポジションとは言えなくなってきている。とはいえ、まだまだ「結婚したら働きたくない」とか、もっと言えば、「高収入の男性と結婚してセレブになりたい」と、専業主婦を夢見る若い女性たちも少なくない。 そこで今回は、これまではあまり目立たなかった「専業主婦のリスク」を改めて見ていこうと思う。これは、以前にもこのコラムで取り
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本では、中国政府は北朝鮮を擁護しているように見えるでしょう。中国政府は確かに、北朝鮮を擁護しているかもしれませんが、僕からみれば、相互不信の中で妥協的連携をしているのに過ぎません。 僕は幼い頃、北朝鮮との国境に5年間ほど住んでいました。川を挟んで中国と北朝鮮が分かれる場所でした。川辺の斜面にある我が家からは、北朝鮮に建つ民家の屋根が見え、犬の吠え声が聞こえるようなところでした。川が国境なので、川が凍りつく冬には中国からも北朝鮮からも気楽に国境を越えることができました。 今は脱北者の問題がかまびすしいご時世ですが、あの頃は、北朝鮮から中国に逃げてくるようなことはありませんでした。中国では文化大革命の嵐が吹き荒れ、生産活動が停止し、市民生活は北
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く