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2011年3月21日のブックマーク (3件)

  • 東北関東大震災その7 津波からの劇的救命 - 青森県ドクターヘリ スタッフブログ

    3月11日14時46分 マグニチュード9の地震は八戸へも到達した。 地震到達から36分後、津波の第一波が仙台から順に北上し八戸港に接近した。 さらに29分後の16時51分、最大津波が八戸を襲った。 ※デーリー東北新聞社のご好意で提供いただきました。撮影:梶原昌之さま(八戸市) 70歳代男性は逃げおくれた。 彼の住宅は、常識では津波が来ないくらい海から離れていたはずだった。 男性のいた一階には海水と泥が勢いよく侵入し、あっという間に胸まで水に浸かる。 流されないように、つかまって踏ん張ったという。 津波の勢いが弱まった頃、家族が一階で水に漬かっていた男性を探しだした。 なんとか2階に引き上げ、そして1階の屋根から119番通報した。 救急車は、八戸市の北はずれの海岸から離れた患者宅に出動した。 一階が浸水中だったため、救急隊は土手からハシゴをかけ隣家の屋根を経て近づいた。 八戸 ER は徒歩の

  • 東北関東大震災下で働く医療関係者の皆様へ――阪神大震災のとき精神科医は何を考え、どのように行動したか

    東北関東大震災下で働く医療関係者の皆様へ――阪神大震災のとき精神科医は何を考え、どのように行動したか トップページ 中井久夫「災害がほんとうに襲った時」電子データの公開および無償頒布につきまして(最相葉月) このたびの東北関東大震災で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また厳しい避難生活を余儀なくされている皆様、そしてご家族やご友人の安否を今も気遣われている皆様に心よりお見舞い申し上げます。 私も東京の自宅で震度5強を経験しましたが、徐々に明らかになる被害の甚大さに茫然としております。自分が何をすればよいのか、混乱のあまり躁状態となった頭を少しでも整理しようと、崩壊した書棚から崩れ落ちた一冊のを読み返しました。阪神大震災で精神科救急にあたった医師や看護師らの地震発生から50日間の手記をまとめた、中井久夫編『1995年1月・神戸 「阪神大震災」下の精神科医たち』(1995

  • machineryの日々 被災地支援についての補足(追記あり)

    01« 1234567891011121314151617181920212223242526272829»03 前回エントリに引き続きとなりますが、被災地から離れて支援活動に当たっている中で感じたことについて、順不同で思いついたままにメモしておきます。なお、一地方公務員が見聞きした範囲での断面的な情報である点に十分留意してご覧いただくようお願いします。 また、内閣府がまとめた「阪神・淡路大震災教訓情報資料集」から、該当する部分をそれぞれ引用しておりますので、支援を考える際の参考にしていただければと思います。こちらのサイトを読んでいると、以下で挙げたほか、外国人や障害のある方へのケアも考えなければならないと痛感します。 ■医療体制医療体制の整備が急務ではあるが、現地では施設そのものが損壊しているところが多いため、全国的な支援が必要。ただし、もともと医師・看護師不足であるため、全国のリソース