映画『犬王』が2022年5月28日(土)公開。古川日出男原作の「平家物語 犬王の巻」が、湯浅政明監督によって、長編アニメーション化される。 平家物語で描かれた能楽師・犬王がアニメーション映像化映画『犬王』は、実在の能楽師・犬王をモデルに、 “能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品だ。 主人公の犬王は、観阿弥・世阿弥とともに、南北朝~室町時代を生きた能楽師であるが、彼が描いた作品は、現在にまでいっさい残されておらず、謎に包まれた人物。三代将軍・足利義満の愛顧を受け、観阿弥、世阿弥よりも贔屓にされていたといも言われているが、その詳細は明らかになっていない。 映画『犬王』では、600年の時の中で消えつつも、今にまでその名を残す犬王のわずかな歴史を着想源に映像化。軍記物の名作「平家物語」全訳のスピンオフ作品とも言われる、古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を日本のトップクリエイターたちが、