太平洋戦争で四肢を失い、口もきけず、顔は焼けただれた惨め姿となって戦場から戻るが、軍神として周囲にあがめられる傷病兵・久蔵(大西信満)と、その夫を献身的に看病するシゲ子(寺島しのぶ)を描く。 寺島しのぶは第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。ニュースでは田中絹代以来35年ぶり3年目の快挙と報じられていた。 田中絹代は、あの『サンダカン八番娼館 望郷』で受賞し、その前は今村昌平監督の『にっぽん昆虫記』(1963年)の左幸子である。なんか、この3本を並べると、すさまじい渾身の演技の作品ばかりである。ベルリン国際映画祭の特長なのかな。 東京と同じ8月14日の公開は、県内では新潟市のシネウインドと、今回行った十日町シネマパラダイスだけである。(長岡のシネマチャオでは来月から上映される) 一口には反戦映画という感じであるが、イデオロギー的なものではなく、もっと人間的な内面から描いている
◎ 清成忠男『現代日本の大学革新-教学改革と法人経営-』2010年6月〔続き〕 ◎ 【日本の大学を分析するための諸基準:分析的概念・実証的資料・具体的提案,その2】 -------------------------------- 本項目はすでに「その1」で,つぎのような見出しをかかげて論じてきた。 ① 清成忠男『現代日本の大学革新-教学改革と法人経営-』2010年6月の公刊 ② 日本の大学のなにが問題なのか? -その1:趨勢の認識- ③ 日本の大学のなにが問題なのか? -その2;現状の課題- ④ 大学経営環境の変化 ⑤ 大学の基本問題 ⑥ Fランク大学に関する余論-アンサイクロベディアの冗談的なF大学論- 以上に続ける議論をしていく。 -------------------------------- ⑦ 清成忠男『現代日本の大学革新-教学改革と法人経営-』2010
◎ 日本の大学に未来はあるのか? ◎ 【安西祐一郎の見解にうかがえる「日本の大学」観】 ① 日本の大学は世界に通用するのか? -ガラパゴス化という用語の不適切な適用- 『日本経済新聞』本日〔2010年6月14日〕朝刊「教育」欄には,「大学の『ガラパゴス化』,中韓との連携通じ脱却を」という慶応義塾前塾長安西祐一郎の論説が掲載されている。この論説は「『キャンパス・アジア』構想」実現のためには,日本の大学・大学生の「質確保へ枠組み」が必要と説いている。最近「大学や行政,産業界の代表が参加した『日中韓大学間交流・連携推進会議』が発足し」,この共同議長を務めるのが安西祐一郎慶応義塾前塾長である(下掲の写真も同所より)。 --本ブログの筆者は,安西がこの論説のなかでとくに,つぎのように記述する段落に興味を抱いた。 中国から日本への留学生が年間約7万3千人,韓国からは1万7千人いるのに対し,日
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