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ブックマーク / ameblo.jp/fireflysquid (2)

  • 『「血液型と性格」論文レビューをするにあたって』

    あちこちでも言われているし、このブログでも何度も繰り返し述べていることだが、「血液型と性格」の関係は以前から詳しく調査されており、万を越える人数を対象にした統計調査から、「血液型と性格に相関があるとは言えない」という結論が得られている。間違いでない範囲でもう少し強く言えば、「血液型と性格の間には、日常生活で使えるほどの関係はない」ということだ。 それを示した画期的な論文が、松井豊(1991)である。これはその筋では有名で、血液型性格判断を取り上げた一般向けの書籍ではかなりの割合で引用されているだろう。もちろん、心理学のプロが、心理学の論文を正しく取り上げているわけだから、我々素人としては、特に変に感じる部分がなければ、基的にはその結論を(科学的な意味で)信じれば良い。 しかし、ネットの発達は、そのような論文や書籍の存在をちょっと検索すれば認識できたりその内容までかいつまんで教えてくれたり

    『「血液型と性格」論文レビューをするにあたって』
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/03/30
    「それを示した画期的な論文が、松井豊(1991)である。これはその筋では有名で、血液型性格判断を取り上げた一般向けの書籍ではかなりの割合で引用されている」おお、松井先生。
  • 『「血液型と性格」の正しい理解のために:松井(1991)その2』

    1位(もっとも「物事にこだわらない」と答えた回答者の割合が多かった血液型)が年度によってバラバラなのがわかるだろう。これでは、差が有意になったと言っても、「血液型と性格」の相関を示すものになっていないということがよくわかるだろう。 なお、肯定率の差も小さく、80年で6.2ポイント、82年が6.1ポイント、86年7.5ポイント、88年9.2ポイント、となっている。この程度の差では、(仮に差が一貫したものであったとしても)日常生活で使えるようなものではないことは明らかだろう。 さて、というわけで、「血液型と性格の間には日常生活で使えるような強い相関はない」ということがわかったと思うが、上の結果はそれ以上の示唆がある。以下では、論文では末尾に「注」としてまとめられていることであり、かなり細かい、かつ詳細な分析ではないことではあるが、大変に示唆的であり面白い結果についてまとめておく。 ■この章、こ

    『「血液型と性格」の正しい理解のために:松井(1991)その2』
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/03/30
    「血液型ステレオタイプが妥当なものであれば、最後の点では一貫した差が見られなければならない。しかし、24項目もありながら、一貫した差のある結果は見られなかった」「血液型ステレオタイプは妥当性を欠く」
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