タグ

ブックマーク / news-worker.hatenablog.com (7)

  • 「大飯再稼働シミュレーション」の報じ方 - ニュース・ワーカー2

    先週の10日(木)、夏の電力需給に関する政府の検証委員会が開かれました。その場で、関西電力の大飯原発3、4号機が再稼働した場合、関西電力管内では8月、ほぼ最大需要に見合う供給が可能との試算が明らかにされたことを、大阪では10日の夕刊各紙は大きく伝えています。同時に、と言うか、表裏一体の理屈のようですが、大飯原発が再稼働しない場合は、政府が企業への電力使用制限令を検討することも報じられました。ちなみに関西電力管内の8月の電力需給について検証委員会は、2010年並みの猛暑と仮定し大飯原発が再稼働しない場合は15・7%の不足になると予測しています。 10日夕刊の各紙の主な記事と扱いは以下の通りです(全国紙は大阪社発行の最終版) 【朝日新聞】 1面準トップ「『大飯再稼働なら余裕』」「関電、夏の電力資産修正」 ※電力制限令には触れず ※1面トップは「ギリシャ再選挙へ」 2面「再稼働推進 甘い試算」

    「大飯再稼働シミュレーション」の報じ方 - ニュース・ワーカー2
  • 「大阪維新の会」君が代起立条例の報道に差 - ニュース・ワーカー2

    大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」の府議団が25日、府内の公立小中高校の教職員に対し、入学式などの君が代斉唱時に起立・斉唱することを義務付ける条例案を府議会に提出しました。「国歌斉唱をめぐる教職員と学校・教育委員会側とのトラブルは各地で続いており、全国の教育関係者に波紋を広げるのは必至」(共同通信)と報じられているように、全国的に見ても大きなニュースだと思います。 ※「維新の会、君が代条例案を提出 教職員に起立義務付け」」(47news=共同通信) http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052501000638.html ところが、翌26日付けの大阪市内発行の朝刊各紙の扱いは分かれました。朝日新聞が1面、2面、社説、第2社会面に大きく展開したのに対し、毎日、読売は第2社会面だけに記と関連記事が1。特に毎日は見出しこそ4段ですが記が全

    「大阪維新の会」君が代起立条例の報道に差 - ニュース・ワーカー2
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2011/05/29
    「そうした憲法上の見解の相違が社会的な論点になっているデリケートな問題について、なぜ今、数をたのんで条例の成立を図らなければならないのか」
  • 被災地の新聞販売店支援へ「ワンコイン応援メッセージ」 - ニュース・ワーカー2

    3月11日の東日大震災では、岩手県、宮城県、福島県の各地で新聞販売店も大きな被害を受けました。新聞産業で働く一人として他人事ではありません。あらためてお見舞いを申し上げます。 仙台の新聞販売会社で働いている「今だけ委員長」こと小関勝也さんが被災地の新聞販売店への支援策「ワンコイン応援メッセージプロジェクト」を発案され、わたしも趣旨に賛同、参加させていただきました。きのう(6日)第一弾として、宮城県女川町で配布する新聞折り込みチラシが出来上がったとの連絡をいただきました。 ※小関さんのブログ「しんぶん販売考 今だけ委員長の独りごと」 「ワンコイン応援メッセージプロジェクトがカタチになった!」 http://minihanroblog.seesaa.net/article/199593693.html このプロジェクトの仕組みを、小関さんのブログから以下に引用します。 【ワンコイン応援メッセ

    被災地の新聞販売店支援へ「ワンコイン応援メッセージ」 - ニュース・ワーカー2
  • 「記者体験プログラム」遅めの振り返り〜「分かっている」と「できる」の差異 - ニュース・ワーカー2

    8月6日から8日までの2泊3日、東京・代々木のオリンピック記念青少年総合センターで行われたスイッチオン・プロジェクト「記者体験プログラム」に、参加学生・大学院生の模擬取材をサポートするデスク役として参加しました。日がたってしまいましたが、参加して感じたことなどを書き留めておきます。 プログラムは、8月6日午前にスタート。参加学生には取材や記事の書き方のワークショップがあり、6日夜、わたしたちデスク役が合流しました。参加学生は50人余。2〜3人ずつ22班に分かれ、各班にデスク役1人がつきました。デスク陣の顔触れは、全国紙・ブロック紙・地方紙・通信社の新聞分野が過半数を占めましたが、ほかにも専門紙、広告、出版、研究者と多彩で、実務経験10年以内の若手や女性も目立ちました。初日夜は各班で顔合わせと翌日の模擬取材に備えて打ち合わせ。翌7日は午前9時〜正午まで模擬取材。昼を挟んで再取材、記事構成、

    「記者体験プログラム」遅めの振り返り〜「分かっている」と「できる」の差異 - ニュース・ワーカー2
  • 原口大臣「津波ツイート」会見詳報から読み取れること〜記者もツイッターやってみたらいい - ニュース・ワーカー2

    一つ前のエントリー「原口大臣の津波ツイートと『マスメディア報道の可視化』」は多くの方に読んでもらえました。ご訪問いただいた皆さま、コメントを投稿いただいた皆さま、ありがとうございました。 エントリーには、ツイッターのなりすましの恐れについての原口一博総務大臣の発言の文脈が知りたいと書きました。総務省のホームページに3月2日の記者会見でのやり取りがアップされていますので、ツイッターに関連する部分を引用します。 ※原口総務大臣閣議後記者会見の概要 平成22年3月2日 http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/25810.html 問: 津波に関して2点です。J−ALERTの誤報についてですね、どう受け止めておられるかということと、今後の対策をお聞かせください。それと、2点目ですね、今回の津波に関してですね、大臣、ツイッターでも防災に関する情報を発信されてい

    原口大臣「津波ツイート」会見詳報から読み取れること〜記者もツイッターやってみたらいい - ニュース・ワーカー2
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2010/03/04
    「記者クラブ加盟記者が中心だったようです。質問の「ツイッターにはなりすましの危険がある」という一面は真実ですが、原口大臣に関する限りそれはほぼ瞬時に見破られるだろうという発想は念頭になかった」
  • 鳩山首相のTwitterで政治報道が変わる?(追記あり) - ニュース・ワーカー2

    新年を期して、ということでしょうか。鳩山由紀夫首相が1日、Twitterのアカウントとブログ「鳩カフェ」を開設しました。初のつぶやきは次の通りです。 みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日からツイッターとブログ「鳩cafe」を始めました。http://bit.ly/7OSH1o ご感想など@hatoyamayukioへお寄せください。馴れるまでは1日1ツイートが目標です。 ※http://twitter.com/hatoyamayukio/status/7254972447 ブログ「鳩カフェ」の初エントリーでは、以下のように政治家の情報発信としてのブログやTwitterの位置付けを説明しています。 基的な政策や、それについての私の考え方は、メルマガや首相官邸チャンネルを通じて、きちんとお伝えしていきます。 このブログでは私の身近な出来事やご報告を、

    鳩山首相のTwitterで政治報道が変わる?(追記あり) - ニュース・ワーカー2
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2010/01/03
    「一次情報の担い手としてのマスメディアの役割は変容を余儀なくされるでしょう。端的に言えば「質問力」が一層問われることになると思います」
  • 「署名」と「取材経過の開示」はマスメディアにも可能性をもたらす〜「スイッチオン」学生の記事から学んだこと - ニュース・ワーカー2

    新聞や放送、出版などのマスメディア、ネットやフリーランスで働くプロやメディア研究者らがデスク役となり、大学生の取材・記事執筆を指導する実験的ジャーナリズムの試み「スイッチオン」プロジェクト。7月1日からポータルサイトgooで始まった参加学生の記事の発表は、終盤に入っています。24日午後までで19人分。すべての記事にリンクを張っている学生運営委員会のブログからアクセスするのが便利です。ぜひ、お読みください。 ※学生運営委員会のブログ「『スイッチオン』プロジェクト」 http://blog.goo.ne.jp/321switchon わたしの担当した学生の記事も既に2アップされ、デスク役の仕事も終わりが近付いています。わたしの最終的な総括や感想は後日、あらためて整理して書きたいと思いますが、学生たちの記事作成を指導しながら興味深く感じたのは、署名記事として一人称で書いていくと、自然と記事中で

    「署名」と「取材経過の開示」はマスメディアにも可能性をもたらす〜「スイッチオン」学生の記事から学んだこと - ニュース・ワーカー2
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/07/31
    「この記事を好意的に読んでくれている読者層は、この学生と同じように「ネットで実名を使うなんてとんでもない」と考えていた若い世代ではないかと推察しています。」
  • 1