東工大大学院で博士号を取得した後、研究開発の道へ進むもカフェを開くために一念発起。 Natural cafe & patisserie Teafulを東工大がある大岡山の地にオープンし、学生時代からの夢を実現した小泉直也さん。 「いつか」と考えていた想いを「いま」に引き寄せたのは、幅広い分野への探究心と研究で培われた考える力でした。 高校生のときに化学と物理の面白さを教わった2人の先生がいました。1人は修士号、1人は博士号をお持ちで、自分も将来は大学院に進んで博士号を取り、物理の研究開発をしたいと考えていました。でも大学2年生のとき、タンパク質の機能や構造に関する授業に興味を引かれ、物理学科にいながら4年生の卒業研究では生物科学科の研究室を選択。かなり特殊で前例のないことでしたね。それを転機に大学院進学も生物の分野で考え、東工大大学院生命理工学研究科の中村聡教授(当時)の研究室を訪問し進学