ハンドボールの北京五輪男子アジア予選の日本対クウェート戦で試合終了後、判定をめぐり一時騒然とする両チームの選手ら=9月、豊田市総合体育館 国際ハンドボール連盟(IHF)は17日にパリで開いた理事会で、ハンドボール男女の北京五輪アジア予選を再試合とする異例の決定を下した。五輪アジア予選で判定をめぐるトラブルが相次いだのを受けたもので、2008年1月末までにIHFの管理下で行われる。詳細は近日中に発表される。 今年9月に愛知県豊田市で行われた男子のアジア予選は、中東の審判員による不可解な判定などもあり、クウェートが優勝、日本は3位で五輪出場の望みを絶たれた。日本女子も8月のアジア予選3位で出場権を取れず、来年の世界最終予選に回ることになっている。 日本と韓国はIHFに対し、世界選手権と五輪の大陸予選はIHFの直接管理で実施すべきとする要望書を提出していた。日本協会の川上憲太専務理事は「予想以上