関西空港は、台風による浸水被害などで孤立したおよそ3000人の利用客を高速船とバスで対岸へ運び始めましたが、希望する利用客が多くて乗り切れず、依然、空港に多くの人がとどまっています。また、滑走路などの点検が行われていますが、再開のめどは立っていないということです。 空港を運営する関西エアポートは、希望する利用客を乗せる神戸空港までの高速船の運航を5日朝から始めました。 また、タンカーが衝突して通行止めとなっていた空港との連絡橋は、2つの道路のうち、タンカーが衝突しなかった1つの道路を使って関係車両の通行ができるようになりました。 この道路を使って、午前9時すぎからは、関西空港と、対岸にある南海電鉄の泉佐野駅の間を結ぶ臨時のシャトルバスの運行が始まりました。 ただ、連絡橋は、通行できる車両の数が大幅に制限されているため、バスの乗客が乗り切れず、夕方になっても長蛇の列ができています。 また、復