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ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (10)

  • 校則がアホらしいということはたぶん教師もわかっている - 脱社畜ブログ

    こちらを読んで。 headlines.yahoo.co.jp 校則によく現れる謎の文言に「〜らしい」とか「〜にふさわしい」というものがある。僕が通っていた公立中学校の生徒手帳にも、「中学生にふさわしい服装」とか「中学生にふさわしい髪型」といった表現が頻出していて、中学生の時は大いに反感を覚えた。この手の玉虫色の表現を使えば、反抗的な生徒をいかようにでも指導することができる。こういう校則を一方的に押し付けてくる教師は、とんでもなくズルい存在だと当時は思った。 その頃からもう約二十年ぐらいが経過したことになるが、いま思い返しても、やはりこの手の校則はアホらしいと思う。冒頭に挙げた記事を読んで、真っ先に湧き上がってきたのは「まだやってたのか」という呆れと、現役の中学生や高校生に対する同情だ。それと同時に、僕は生徒だけでなく、教師に対しても同情した。中学生だった頃の僕は教師一人ひとりが気でこの手

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  • 教師は率先して「仕事よりプライベートを優先」する姿勢を見せるべき - 脱社畜ブログ

    以下の記事について。 担任、息子の入学式へ…県立高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース 実に、気持ち悪いニュースだと思う。気持ち悪いと思った対象は、当然ながら入学式を欠席した先生ではなくて、それを「けしからん」という意見のほうだ。 どうやら江野幸一埼玉県議会議員が先頭にたって批判をしているらしいけど、個人的には「あんたが偉そうに騒ぐことか」と言いたくなる。この件で教師に何か言える立場の人がいるとしたら、それは県議でも保護者でもなく生徒だけだろう。二言目には「教師の倫理観」で、まるで中身がない。もしや、教師を叩くと票が集まるとかそういう仕組みなのだろうか。 正直、担任とは今後も一年ぐらいずっと顔を合わせることになるのだから、初日いなかったとしてもそこまで問題ではないだろう。生徒に軽く謝るぐらいでいいのではないだろうか。実際、そういう趣旨の文書をしっか

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    zashikin
    zashikin 2014/04/12
  • 教員の多忙問題をどう解決するか:「やりがい」で多忙は解消しない - 脱社畜ブログ

    の公立学校の教員は、とんでもなく忙しい。毎日朝7時に出勤し、夜は24時帰宅、土日も部活動などで出勤があるなんて聞くと、「どこのブラック企業ですか」と聞きたくなるが、これは別にそれほど珍しい例でもない。詳しい統計データは例えば以下のサイトあたりに譲るとして、公立学校の教員が忙しいという事実に異論を唱える人はあまりいないだろう。 データえっせい: 教員の多忙の原因 この「教員の多忙化問題」は、教育問題が論じられる時には、よくセットになって出てくる。例えば、学校で「いじめ」が起きる原因の1つとして、教員が多忙すぎて生徒一人ひとりに目が行き届いてないからだと言われることがある。指導力不足教員が問題になることがあるが、これだってそもそも授業に関係しない業務が多すぎて、それで授業の準備時間が十分に取れないからだ、と考えることもできる。「教員の多忙化」は、多くの教育問題の根っこに潜む解決しなければな

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  • 部下や後輩をうまく「叱る」ことができる人などほとんどいない - 脱社畜ブログ

    以下の記事が、非常に興味深かった。 叱責で「やる気失う」部下56% 上司89%「育成」 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF03003_T00C13A8NN1000/ 見事なまでのすれ違い。 会社で上司や先輩から行われる説教が、単なる憂さ晴らしである場合は少なくない。「お前のためを思って言ってるんだ」という言葉を使う人ほど、実際には自分自身のために説教をしている。ミスをした部下を叱責すれば、気分はスッキリするかもしれないが、それによって育成の効果が得られる場合は限定的だ。「育成のつもりで叱っている」と軽々しく言う人の多くは、「叱る」という行為の難しさを正しく認識していない。 「叱る」という行為は「褒める」という行為に比べると、何十倍も難しい。褒められて悪い気持ちになる人はあまりいない。褒めることで、その人のやる気を引き出すということは、ある意味誰にで

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    zashikin 2013/08/06
  • 『働かないアリに意義がある』:多様性が社会を存続させる - 脱社畜ブログ

    「アリとキリギリス」の寓話に見られるように、アリといえば「働き者」というのが一般的なイメージである。しかし、最近の研究では、必ずしもアリは働き者ばかりというわけではなく、ほとんど働くことなく一生を終えるアリもいるということが分かってきたのだそうだ。そんなアリを代表とする真社会生物の生態について書かれているが、今日取り上げる『働かないアリに意義がある』(長谷川英祐)である。 働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/21メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (82件) を見る はじめに断っておくと、書は純粋に生物学のであり、労働問題についてのではない。そういうのを期待するとちょっと外れるので気をつけてほしい。もっとも、書には生物学のを超えて、集団と

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    zashikin 2013/03/22
  • App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る - 脱社畜ブログ

    のApp Storeのレビューが酷いという話は有名である。例えば、これはとある無料のニュースアプリのレビューだ。 このアプリが頻繁に落ちること自体は事実のようである。しかし、個人開発の無料アプリに「はっ?」とか「ふざけんなよ」とまで軽々しく、何の抵抗もなく書き込める人がこんなに多いのはどうなんだろうか。おまけに、呪詛の言葉以外には何ら情報が書かれていない。どのような環境で落ちたのか書いてくれれば開発者としても対応のしようがあると思うのだが、この手の斬り捨てコメントではクレームに真摯に対応しようにも対応のしようがない。 このアプリはあくまで一例であり、日のApp Storeのレビューは、全体的にこんな感じである。特に、フリーズやクラッシュなどの障害系クレームは凄まじく、たとえ無料アプリであってもレビュー欄は星1の情報量ゼロキレコメントで埋め尽くされる。 一方で、米国のApp Store

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    zashikin 2012/12/05
  • 就活生よ、成長なんて絶対するな - 脱社畜ブログ

    今日から14新卒の就職活動が解禁ということになり、twitterなどで就職活動に言及している人がちらほら見られる。自分の経験を元に就活生にアドバイスをする人、就活セミナーもとい自己啓発セミナーの宣伝をする人、就活にかこつけて自分の人生観を語る人などなど、様々である。 せっかくなので、僕もこのブームにかこつけて、就活生に1つアドバイスをしようと思う。言いたいことは実にシンプルだ。これから就活をする学生には、「成長なんて絶対するな」というアドバイスを送りたい。 リクナビ・マイナビといった就職情報サイトや、世の中の一般的な就活の価値観では、就職活動は「自分を高め」て「成長」するためのまたとない機会、と捉えられている。企業側の人間は、「成長、成長」とオウムのように繰り返すし、グループワークやグループディスカッションをすれば、意識の高い就活生が「成長」の話をはじめる。以前、マッキンゼーの社員が「就

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  • 「社会人なら体調管理はできて当然」とか簡単に言うな - 脱社畜ブログ

    11月も、もうすぐ終わりである。気温もだいぶ低くなり、今年も風邪が蔓延する季節が到来しようとしている。このブログを読んでいるみなさんも、どうか風邪には気をつけて欲しいと思う。万が一引いてしまった時は、無理をせずに体を休めて欲しい。 さて、今日はそんな体調管理についての話を書きたいと思う。書きたいのは、「体調管理は社会人の常識」という言葉についてだ。僕は、この言葉に全力で違和感を感じている。 これは、突然仕事を休んだりすると周りに迷惑をかけるので、社会人なら体調管理には常に気をつけなければいけない、という趣旨の言葉である。確かに、突然休んでしまったりすると、仕事上の問題が発生することもあるのは事実だ。そういう事態は、もちろんないほうがいいに決まっている。 しかし、風邪を引いたり体調を崩したりすることについて、人の帰責性はそんなに強いものなんだろうか。体力は人それぞれだし、体調管理をどんなに

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    zashikin 2012/11/30
  • 仕事で自己実現をしなければならない、というまやかし - 脱社畜ブログ

    では、自己実現と仕事は必ずセットで語られる。 例えば、学校教育において、生徒に「将来の夢」を考えさせたりするが、これは「将来なりたい職業」のことを指すという暗黙の了解がある。「ゲームの達人になりたい」とか「漫画をずっと読んでいたい」といった職業に結びつかない夢は、夢とはみなされない。「自分の夢は仕事以外の時間で実現して、仕事自体はなるべくその夢の実現の邪魔にならないものを選びたい」という極めて現実的な考え方には、指導が入る。 昔、TBSで「愛しの仕事さま」という就活番組が放送されていた。この番組名の裏には、「仕事で自己実現をしている人は輝いている」という思想が間違いなく存在している。また、村上龍の「13歳のハローワーク」はよく売れたが、このも「好きなことを仕事にする」ということを強く推奨していた。このの中では、「趣味は老人のもの」とまで言われており、「仕事仕事と割りきって、趣味

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    zashikin
    zashikin 2012/11/19
  • 就活生に贈る、就活のアホらしさに気づくための本5冊 - 脱社畜ブログ

    先日、電車に乗っていたら、リクルートスーツを着た大学生っぽい集団に出くわした。そういえば、もう11月である。早い人は、就活を意識しはじめる時期だ。 今日は、そんな就活生たちに、就活のアホらしさに気づくためのを5冊紹介したい。最初は、普通に14卒就活生のためのオススメをまとめたエントリを書こうと思っていたのだが、ここは脱社畜ブログである。そういうのは他のサイトを見てもらえばいいだろう。むしろ、学生諸君が就職後に社畜になってしまわないようにつとめるのがこのブログの責務であると考える。 これらのを読んで、リクナビを筆頭とする就活サイトが作り出す「就活を通じて成長し、やりがいのある仕事に就いて社会貢献!」みたいな価値観から一刻もはやく脱却されることを願っている。 就活のバカヤロー(大沢仁,石渡嶺司) 現代の就職活動は完全に茶番である。まずはそのことを認識することが大切だ。就職活動が茶番である

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    zashikin 2012/11/05
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