はじめに Webメディアの執筆作業に継続的インテグレーション(Continuous Integration)、継続的デリバリー(Continuous Delivery)の考えを取り入れ、GitHub/CircleCIを使って効率化をした話です。最初の環境構築さえしてしまえば、非エンジニアでも問題なくこの仕組みに乗ることが出来ています。これらのツールは発想次第でいろいろな使い方ができるということを、メディアの運営者やエンジニアに限らずいろいろな人に知って頂ければ良いのかなと。 背景 この仕組みは私がWebメディアを運営する会社にて、開発と記事のライティングや編集を同時に経験したことをベースに作り上げました。記事執筆をしていると、書いた記事をどう保管するのか・編集者の修正を執筆者にフィードバックするにはどうするのか・といった課題が出てきます。その問題を解決するため、Github/CircleC
私はソフトウェア開発を主体とするエンジニアで、 クラウドサービスの開発・運用 分散処理技術の検証とサービス利用の検討 社内の開発支援環境の開発・運用 などの業務に従事していますが、今回の記事は業務とは直接的な関係は無く、私が会社で勝手自発的に行っている取り組みについて書きたいと思います。 昨今、インターネットは生活に深く浸透し、クラウドサービスを利用することで安く簡単にWebサービスを開発、公開できるようになりました。Web技術の進化や流行の移り変りも非常に激しく、既存サービスの機能追加や新規サービスの開発は頻繁に行われています。それは弊社も例外ではありません。 このような開発の現場では、リーンソフトウェア開発への取り組みなど開発手法の最適化が積極的に行われ、様々なベストプラクティスが生みだされています。それらのベストプラクティスには、 継続的インテグレーション や 継続的デプロイメント
先日、113名もの皆さまの協力を得て、「アジャイル・DevOps 実践企業サーベイ(2016)」を実施させていただきました。その集計結果を公開したいと思います。 サーベイにバイアスが入らないように、事前に公開をしていなかったのですが、本サーベイの目的は、日本に、DevOps を導入するにあたり、その前提条件である、アジャイル開発の導入がどの程度本質的に進んでいるか?ということを調査したかったというのが発端になっています。著名なIPAのサーベイ(2013)では、51%の企業がアジャイル導入済みになっていましたが、肌感覚的には本当かな?というのがあったので、調査してみたくなりました。 今回はサーベイの結果をフル公開いたします。私もサーベイのプロではありませんし、コメントはあくまで私の見方ですので、みなさんご自由のこのサーベイの結果をご利用ください。皆様の分析を皆様のブログに書いていただいてもも
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