先日識者の方に色々教わったのでメモっておきます。知ってそうで知らない、元々よくわからない、そういう方に向けてまとめてみました。 僕がSIにいた頃は大抵「基本契約」と「個別覚書」ってのがありました。納期とかお金とかそういうのは個別覚書に書かれたりしていました。 開発の契約体系 「仕様策定〜開発まで」と「保守運用」で別契約にすることが多い。 「仕様策定フェーズ」で1つの契約にして、別に新しく契約を締結しなおせるほうが望ましい。リスクが低減できる。 仕様策定までは準委任、開発は請負、保守運用は準委任という契約が多い。 ちなみに準委任は「事務作業の代行」という意味合い。委任は「法的効力がある作業」の代行。サムライビジネスは後者が多い。 別に運用が事務作業とイコールじゃないけど、成果を問わないタイプの契約の場合は役務提供という位置づけになる。 かといって契約で「僕らのコンサル案を僕らが実施し成果が出
経営に貢献する情報システムを作る――。当たり前のことではあるが,その実践は簡単ではない。ITの革新は強烈な勢いで進んだものの,多様化したITを経営に役立つようにマネージしている(使いこなしている)企業はまだ少ない。今こそ,情報システム部門と,そのパートナたるITベンダーは,ITを経営の道具としてマネージすべきである。 第1回 今こそ,ITをマネージせよ 第2回 経営トップの不安を払拭すべし 第3回 実例に見る「IT戦略」策定の巧拙 第4回 「e-business」は幻想だったのか 第5回 戦略とITを結ぶ人材の育成が急務 第6回 戦略実行に最適な組織を作れ 第7回 有能なリーダーのナレッジを組織展開 第8回 情報を切り口にしたプロセス改革を急げ 第9回 インターネット・ビジネスの落とし穴 第10回 IT関連の流行は過去の繰り返しに過ぎない 第11回 米国企業のCRM活用が新段階に 第12回
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 私は多くのITマネージャと定期的に一緒に仕事をしており、素晴らしい管理スタイルも見ることができるし、また非常にまずいスタイルも知ることができる。私は、以下に挙げた10のよくある失敗をかなり頻繁に犯すITマネージャを見てきている。これらの誤りは、何人かのマネージャの職を失わせることにつながった。 1: 事業よりも技術を重視する 典型的なITマネージャは、インフラ畑か開発畑の出身だ。そういう人たちは、事業の支援を行い、可能性を広げ、改善をしていくべき場面でも、自分の技術的なルーツに基づき、自分の専門分野に注力してしまいがちだ。成功するためには、ITマネージャはビジネスリーダーになり、力点を転換し、まずビジネス上の課題や問題に関する専門知識を
テンポ 吉岡 直樹 2009/3/17 Web制作の現場をサンプルに、GoogleSitesをツールに用いたプロジェクト管理の方法を紹介する。使いこなしてプロジェクトをハックしよう プロジェクトを管理するってどういうこと? Web制作にかかわった方ならご経験があるかと思いますが、とかく制作の現場というのは混乱するものです。ディレクターに限らず、制作にかかわる人なら誰でも1度はプロジェクト管理に課題を感じたことがあるはずだと思います。スムーズな進行、高度な管理があってこそ初めて達成できるクオリティも存在します。デザイナの方にとっても技術以外のプロジェクト管理スキルも、クリエイティブの重要な鍵となります。 この記事では、デザイナ向けにWeb制作の現場をサンプルとして、GoogleSitesをツールに用いたプロジェクト管理の方法をご紹介します。また、このことを通じてプロジェクトマネジメント一般の
システム開発の現場では、専用ツールやMicrosoft Office Excel(以下、Excel)など、さまざまなツールを利用したプロジェクト管理が行われている。TechTargetジャパンが2008年に実施した「プロジェクト管理ツールの利用状況に関するアンケート」では、「導入済みのプロジェクト管理ツールは何か?」という問いに対して、「Excelを使用している」と回答した読者が全体の67.8%を占め、また「Excelで自前のツールを作成している」という意見も多く見られた。 最近、プロジェクト管理者を悩ませているのが「工事進行基準」への対応だ。工事進行基準は、工事の進ちょく度に応じて売り上げを分散して計上する会計の仕組みである。欧米諸国や日本の建設業界などでは一般的な会計基準だが、IT業界でも2009年4月以降に始まる会計年度から原則として適用される。 これにより、受託ソフトウェアやシステ
本連載ではソフトウェア開発/運用でのCO2排出量見える化と、製造業における取り組みのポイントや算定における留意点を3回にわたり解説する。第1回となる今回は、そもそも製造業がなぜCO2排出量算定へ取り組まなければならないのかを解説しよう。
2008年11月25日に大規模なリニューアルを行った「はてなブックマーク」。日本最大級のソーシャルブックマークサービスとして多くのユーザーに利用されてきましたが、今回のリニューアルでデザインや機能が大きく変わりました。はてなのサービスの中でも特に大規模なものとなったリニューアルについて、はてな代表取締役のid:jkondoがはてなブックマークのディレクターであるid:naoyaにインタビューしました。 jkondo まず振り返ってみたいんですが、いつからリニューアルにとりかかったんですか? naoya 京都にオフィスが移ってきた頃に本格的に開始しているので、3月からですね。正味9ヶ月。 jkondo 9ヶ月、すごいですね。3/4年という長期間ですけど、最初は1人で? naoya 最初は一人でしたね。最初というか、かなり一人でしたね。デザイナーのid:nagayamaが隣でデザインを作ってい
「ツール導入」は標準化推進の鬼門? 開発ツールはさまざまな機能と利便性を提供してくれるものだが、組織内における開発業務の標準化を推進する上では、その導入は鬼門だと思われることが多い。特に、使いづらいツールや実効性に乏しいツールをトップダウンで展開した経験を持つ組織では、「ツールの導入による効率化」などという文言を見ただけで、「結局は無駄な労力になるだろう」と拒否反応を示される場合もある。読者の中にも同様の認識を持っている方がいるのではないだろうか。しかし、ある課題に対してツールの導入による解決を図ることは、本来有効な選択肢となるはずである。 今回は、社内の標準推進部署と現場が協力し、構成管理の問題に対してツールをうまく導入して解決を図ったZ社の事例を紹介する。プロジェクトマネジャーのみならず、自社内の標準化推進業務を担当している方にも、開発現場との連携に役立つ事例としてぜひ読んでいただきた
受託開発におけるプロジェクト管理というと、開発会社側で管理すべき項目に対して有効なものが多い。そのため、開発案件が終わるとあまりメンテナンスはされなくなる。さらに開発プロセスの管理に限るので、実際の納品物とは乖離することがある。 WebサイトもWindowsアプリケーションプロトタイプも作成できる だがそれでは勿体ない。開発のはじまりから終了、そしてその先まで全体を見られる管理ツールがあると便利だ。そう考えたことのある方はSerena Prototype Composerを導入しよう。 Serena Prototype ComposerはWindows向けのフリーウェアで、プロジェクト管理のみならずプロトタイプやワークフローの管理まで行えるプロジェクト管理ソフトウェアだ。 Serena Prototype Composerは特にWebシステムに限ったものではないようだ。プロトタイプ作成では
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます プロジェクトが計画通りに進まなくなる原因は数多くある。例えば、タスクの見積もりが甘かったり、プロジェクトから要員が抜けたり、リソースの割り当てがまずかったりということがある。本記事では、遅れの生じたプロジェクトを立て直すための実践的なテクニックを紹介する。 プロジェクトチームで働いた経験のある人であれば、様々な要因によってプロジェクトの納期がずれ込んでしまうということを知っているはずだ。一部の作業が当初の想定よりも手間取るものであったり、メンバーの入れ替わりが激しく、新担当者の業務知識に対する習得時間が無視できないものとなったりするのは珍しいことではない。また、単に作業見積もりが甘かっただけということもあるだろう。しかし原因がどのような
さる8月、翔泳社主催の「PM Conference 2008」に招かれて講演をした。テーマはプロジェクト・コントロールの技法論で、私が長い間、エンジニアリング業界とIT業界の二足のわらじを履いてきた経験から、両者の比較を論じたものだった。最近のIT業界における「プロジェクト・マネジメント」の認識の普及進展はめざましいものがある。これに対して、エンジニアリング業界は過去10年以上、EVMSの徹底化以外とくに主立った進歩はない。にもかかわらず、両者の違いはいまだ歴然としたものがあり、それはとくにプロジェクト・コントロールの基本であるWBSやコントロール・リストなどの使い方で明瞭だ、というのが論旨だった。 ところで、この講演の中で、「工程表のガントチャートをExcelで書いてはいけない」と強調した点が、どうも多くの聴衆の注意を引いたらしい。終わってからのアンケートでも、そこに関する感想が少なくな
プロジェクト管理、と聞くとどうもお堅いイメージになってしまう。だが実際に期待されているものはそんなことではない。プロジェクトを円滑に進めることが必須であって、メンバーを縛り付けたり、工程を逐一チェックしたりするのが目的ではないはずだ。 一般的なプロジェクト管理とは大幅に異なる画面構成 もっとアクティブに、もっと柔軟にプロジェクトを推進していきたいならechoにチャレンジしてみよう。 echoは日本製のソフトウェアで、スポーツのようなチームワームを実現してくれるプロジェクト管理ソフトウェアだ。 echoはAdobe AIRで作られており、WindowsやMac OSXで動作する。Webサービスであるechoと連動して動作するようになっている。自分がすべき仕事をタスクとして登録し、それを他のメンバーに依頼できるのが特徴だ。 仕事を他のメンバーに依頼できる タスクは準備、実行、確認という3つのス
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