高浜原発の運転延長に向け、原子力規制委の審査の対応にあたっていた関西電力の40代の男性社員が自殺。敦賀労働基準監督署は「過労自殺」と労災認定した。
高浜原発の運転延長に向け、原子力規制委の審査の対応にあたっていた関西電力の40代の男性社員が自殺。敦賀労働基準監督署は「過労自殺」と労災認定した。
国内で唯一運転していた福井県にある大飯原子力発電所4号機が、今月16日、定期検査のために原子炉を停止。 この結果、国内の原発は50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止しました。 原発の運転再開の行方はどうなるのか、課題は何か。 科学文化部の管谷友美子記者が解説します。 唯一運転の大飯4号機停止 福井県にある関西電力の大飯原発。 3号機が、今月2日、発電を停止して定期検査に入り、残る4号機が国内で唯一運転を続けてきました。 その4号機では、関西電力が15日の夕方から原子炉の出力を徐々に下げる作業を進め、深夜に発電を停止。 16日午前1時半に原子炉を停止しました。 この結果、国内の原発は50基すべてが運転を停止しました。 国内のすべての原発が運転を停止するのは、およそ1年2か月ぶりのことです。 大飯だけが動いてきた経緯 おととしの東日本大震災の前、国内では37基の原発が運転
【川田俊男】関西電力美浜原発(福井県)の敷地内に活断層が走っている疑いがある問題について、関電は31日、「活断層ではない」とする調査結果をまとめ、原子力規制委員会に報告した。 特集:全国の原発 美浜原発の敷地内には原子炉建屋など重要施設の直下を含め、計9本の断層が通っている。これらの断層が、原発の東約1キロにある活断層「白木(しらき)―丹生(にゅう)断層」が動いたら引きずられて動くおそれはないのか、などについて、旧原子力安全・保安院が昨年8月に調査を指示、関電が調べていた。 関電によると、敷地内のボーリング試料や詳しい測量データなどを調べた結果、「新しい年代に動いた形跡はない」とし、白木―丹生断層に引きずられることもないと結論づけた。 続きを読む関連リンク原発再稼働、半数は当面困難 新基準適合に数年(4/11)美浜原発ともんじゅ敷地の断層調査指示 保安院(12/8/29)美浜・もんじゅ
国内で唯一運転している福井県にある関西電力大飯原子力発電所の2基について、国の原子力規制委員会は、新たな基準に基づく確認の結果、「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする報告書を了承し、定期検査で停止することし9月までの運転継続を正式に認めました。 原子力規制委員会は、国内で唯一運転している大飯原発の3号機4号機について、今月8日に施行される原発の新たな規制基準に基づいて、深刻な事故などへの対策がとられているかどうかを、ことし4月から確認してきました。 そして、3日の会合で、「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする報告書の案を協議しました。 その結果、田中俊一委員長は「緊急対策を講じたことを含めてより安全になった」と述べ、報告書を了承し、規制委員会は、定期検査で停止することし9月までの運転継続を正式に認めました。 一方で、報告書では「対策を小出しにし、基準を満たす最低
原子力事業を巡る関西電力の取締役会の議事録を、筆頭株主の大阪市が開示するよう関西電力側に求めていたことについて、大阪地方裁判所は「株主提案の内容を検討するのに必要だ」と判断して、開示を命じる決定を出しました。 関西電力の筆頭株主の大阪市は、去年6月の株主総会ですべての原子力発電所の廃止などを求める株主提案を行うのに当たって、関西電力側に東日本大震災のあと大飯原発の再稼働など、原子力事業について社内でどのように協議されたか把握するため、取締役会の議事録の開示を求めましたが、営業上の機密を理由に開示されませんでした。 このため大阪市は、ことしの株主総会で改めて同様の株主提案をするのに必要だとして、去年12月、裁判所に開示を求める申し立てをしていました。 これについて大阪地方裁判所は「株主提案の内容を検討するという株主の権利の行使に必要性がある。開示によって著しい損害があるとは認められない」と判
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