作家の室井佑月氏は、集団的自衛権行使容認を国際公約で既成事実化しようとする安倍政権の動きについてこう危惧する。 * * * 7月27日、安倍内閣の集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する憲法学者らでつくる「国民安保法制懇」が名古屋市で集会を開き、「閣議決定は憲法に違反している。政府が行おうとしている関連法改正も違憲性が高い」と訴えたそうだ。翌日の東京新聞によれば、小林節慶応大名誉教授が、 「憲法を無視する安倍内閣は倒さないといけないと思うようになった」 と強調したらしい。 頼もしい人々だと思う。世論調査の内閣支持率を見ると、小林教授とおなじことを考える国民もじんわり増えてきたし。 国民安保法制懇が集会を開いた日の前日の東京新聞の「こちら特報部」を読んで、あたしは不安になったもの。 「国際公約で既成事実化」という見出しの。 「集団的自衛権行使を容認する閣議決定を受け、政
僕の原点って大学の寮なんです。寮生たちと「ワッショイ、ワッショイ」と言いながら大騒ぎする。その笑顔って忘れられない。だから僕が目指すのは、お客様の笑顔、満足度、感動、涙を生み出し、働く仲間が笑顔で働けるような店です。 夢のためには戦わなきゃいけないこともある。本部から監査が来たことがあります。飛ばされることもあるから、普通の店長はビビリながら対応します。でも僕は違った。その監査の人が、お客様がごった返している時間帯にやって来た。絶妙な加減で焼き上がった焼き鳥を持っている僕に、いくらでも後回しにできるような質問をしてくる。だから僕は「とりあえずこれ、運んでもらっていいですかね。冷めるから」って言った。喧嘩を売ったんじゃない。「1人でも多くのお客様にあらゆる出会いとふれあいの場と安らぎの空間を提供すること」がワタミの理念だから、監査よりもお客様が大事。僕は目の前の焼き鳥が冷めていくのが耐えられ
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