Eric Raymond氏は最近、Microsoftの採用担当者に対して手厳しい対応を行った。それに対するLinuxコミュニティの反応は、はっきりと分かれている。にべもない率直な対応に対して喝采を送る者もいれば、そのぶしつけな態度や、自分自身の功績を強調しすぎだという点を非難している者もいる。 確かに、Raymond氏はもう少し遠回しで賢明な言い回しをしてもよかったろうが、Microsoftのような企業が、自社を特に辛辣に批判している人、おまけにその競合製品を熱烈に支持している人を採用しようとしたとなると、そうした対応もむべなるかなと思わずにはいられない。あまりに馬鹿げた状況だからだ。 Raymond氏の対応からは、企業でのオープンソース・ソフトウェア(OSS)の使用に関してさまざまな疑問が沸き起こる。ただし、セキュリティ、総所有コスト(TCO)、ベンダの囲い込みといった、よくある疑問で