夢の「無線電力伝送システム」は実現可能か(上) 2005年10月24日 コメント: トラックバック (0) Michael Grebb 2005年10月24日 電線を使わずに電気を送る無線電力伝送――そのアイディア自体は古く、少なくとも、20世紀初頭の異色の発明家、ニコラ・テスラにまでさかのぼる。テスラはかつて、交流か直流かをめぐるトーマス・エジソンとの確執のなかで自分の身体に高電圧の高周波電流を通してみせ、観衆を驚かせたこともあった。 電気と高周波の魅力にとりつかれたテスラは、1900年代はじめにロングアイランドの海峡側の海岸に、『ウォーデンクリフ・タワー』という塔を建設した。この目的の1つは、送電線を使わずに、ある地点から別の地点へエネルギーを伝送できると証明することだった。 しかし残念ながら、テスラの計画は頓挫してしまう。その理由は、いまでも時代に先駆けた技術を導入しようとする人の多
「Web 2.0」という言葉をご存じだろうか。 「2.0」とは第2世代という意味。ここ最近,Webの世界が従来とは少し違った動きをしており,Ajax(関連記事)をはじめとする新しい手法がどんどん登場している。インターネットの世界は成熟し,そろそろ次のステージに来ている。Web 2.0とはそんな概念のようなものを表した言葉で,ここ最近よく耳にするようになった。 注目されるゆえんはこの言葉の発信者の一人がTim O'Reilly氏ということ。同氏と言えば「オープンソース」という言葉の提唱者の一人でもある。このことからもWeb 2.0には単なるキャッチフレーズ以上の何かがありそうだと言われていた。そんな同氏が論文を発表した。タイトルはズバリ「What Is Web 2.0」。今回はこの論文を見ながら新しいWebの世界について考えてみたい。 ブレインストーミングから生まれた概念 米O'Reilly
Apple Computerが先週、iTunes Music Store(iTMS)を通じたテレビ番組の販売を発表した。デジタル音楽販売を開始した時に比べると、「番組が少ない」「無料で視聴できるテレビ番組に1.99ドルを払う人がいるのか?」等々、風当たりが強いように思える。特にHDD録画機が普及している中、わざわざiTMSで買う人はいないんじゃないか……という見方にはうなずけるモノがある。 たしかに自分も4年ぐらい前から、見たいテレビ番組はHDD録画機のTiVoに予約して、時間のある時にまとめて見ている。リアルタイムで見るのは、結果を知った後では全然楽しめないスポーツぐらいだ。おかげで関心のある番組はくま無く押さえられるようになったし、最近はテレビの"ながら"視聴をしなくなった。だが、見逃すプログラムがまったくなくなったわけではない。 たとえばコメディアン、ジョン・スチュワートのCross
インドのTata Consultancy Services(TCS)は,英国の生命保険/年金業界に参入する意向を英国時間10月18日に明らかにした。同社が英国のPearl Groupと話し合いを進めている戦略的構想では,Pearl Groupが既存の事業プロセスを英国で設立される新企業に委託し,その新企業をTCSの子会社にするというもの。 TCS社の新しい子会社は,Pearl Groupが拠点を置く英Peterboroughに設置される。同グループのクローズド・ブック型のオートフォリオを始めとし,生命保険と年金事業のBPOを専門に扱う。同社は,同業界の他の企業に対してもサービスの提供を予定している。TCS社は,Pearl Groupとの契約を通じて12カ月間で4億8000万ポンド(8億4200万ドル)の売上高を見込む。 新会社では,Pearl Groupの現従業員1100人中の950人が採
「携帯電話を追跡する交通監視システム」導入進む(上) 2005年10月19日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年10月19日 ミズーリ州ジェファーソンシティー発――職場に向かって運転している途中、車の流れが遅くなりはじめたことに気付く。ドライバーが持つ携帯電話を通して、交通当局も渋滞が始まったことを検知する。渋滞警報が発せられ、道路脇の電光掲示板やウェブサイトの情報が自動的に更新される。さらに携帯電話や車内のダッシュボードに向けてテキストメッセージが送信される。 ミズーリ州交通局は間もなく、おびただしい数の携帯電話をモニターする契約を締結する。携帯電話の動きをモニターすることで、州全体の約9000キロにおよぶ主要道路の交通状況をリアルタイムで把握しようというのだ。ミズーリ州のプロジェクトは、この種のシステムでは最大級のものになるが、無線データの収集を通じて交通の流れを
「携帯電話に動画投稿」で小遣い稼ぎ 2005年10月19日 コメント: トラックバック (0) 南 優人/Infostand 2005年10月19日 イギリスの携帯電話会社、3(スリー)社は18日(現地時間)、動画を投稿すれば他のユーザーが閲覧するたびに1ペンス(約2円)を稼げる『シー・ミーTV』を開始した。第3世代(3G)端末で撮影した30秒の映像を常時募集。同社の契約者は約320万人に上るため、注目を集めれば相当の収入を得られる。 内容は自由だが、審査を経た上で公開。1000回閲覧され、稼ぎが10ポンド(約2000円)を超えた時点で支払いを受けられる。報酬額に上限はない。イタリアの兄弟会社が先行導入したところ、高額収入を実現する人も現れているという。ハイテクを利用した小遣い稼ぎの新手法として、人気が高まる可能性もある。 同社は欧州でいち早く3Gを開始したが、伸び悩んでおり、関心を引きつ
固定電話と携帯電話の融合(Fixed-Mobile Convergence)が着実に進んでいる。最近では英British Telecom(BT)が、1台の携帯電話でGSM網と固定電話網(Bluetooth経由で呼を転送)を利用できる「BT Fusion」というFMCサービスを一部で開始し、話題となった。そのBTのFMCプロジェクトに参加している英Commilの事業開発副社長、Derek Troughton氏が、オランダ・アムステルダムで開催されたイベント「Radio Access Networks」にてFMCの現在と将来について見解を語った。 BT Fusionでは将来、IMS、SIP(Session Initiation Protocol)、無線LANを利用し、法人分野を目指す まずTroughton氏は、FMCについて「単なる(固定網と無線網の)デュアルモード端末ではないし、固定
ロンドン近郊のガトウィック空港に19日夜、複数のドローン(小型無人機)が滑走路に侵入を繰り返した。ヒースロー空港に次ぐ規模でクリスマスを前に利用客が殺到する中、36時間にわたって閉…続き [FT・Lex]空港閉鎖招いたドローン、新技術の危険性浮上 [有料会員限定] ドローンテロ対策に新手法 独警察など配備開始 [有料会員限定]
ロンドン近郊のガトウィック空港に19日夜、複数のドローン(小型無人機)が滑走路に侵入を繰り返した。ヒースロー空港に次ぐ規模でクリスマスを前に利用客が殺到する中、36時間にわたって閉…続き [FT・Lex]空港閉鎖招いたドローン、新技術の危険性浮上 [有料会員限定] ドローンテロ対策に新手法 独警察など配備開始 [有料会員限定]
オライリーの『フー・キャンプ』に対抗する『バー・キャンプ』 2005年8月24日 コメント: トラックバック (0) Ryan Singel 2005年08月24日 カリフォルニア州パロアルト発――3年前から、技術系出版社の米オライリー・メディア社のティム・オライリー最高経営責任者(CEO)が所有する、カリフォルニア州セバストポルにあるキャンパスでは、インターネット界でトップクラスの人々が集まり、ビールを飲みながら意見を交換し、ネットワークを広げ、キャンプを楽しむのが恒例になっている。 今年はその150キロメートルほど南で、このキャンプに招待されなかった人々がその恨みを晴らすイベントが行なわれた。直前にインスタント・メッセンジャーやインターネット・リレー・チャット(IRC)、『ウィキ』の掲示板などで呼び出された技術オタクたちが、パロアルト市ハイストリート655番地にある米ソーシャルテキスト
オープンな「参加のアーキテクチャー」:『ウェブ2.0』(上) 2005年10月17日 コメント: トラックバック (0) Ryan Singel 2005年10月17日 サンフランシスコ発――「ウェブ2.0」[次世代ウェブ]が何を意味するものなのか、定義は人それぞれかもしれない。だが、コラボレーションを強化した新たなインターネットという構想は、1990年代後半のバブル期を彷彿とさせる熱気を生み出しつつある。 5日(米国時間)、サンフランシスコで『ウェブ2.0カンファレンス』が開幕した。ウェブ・パブリッシングの新たな理論の登場に胸を躍らせ――さらには、新興企業への投資回復の兆しを肌で感じる――ことができる同イベントには、大勢の技術専門家たちが押し寄せた。1人2800ドルもする入場券はすでに完売だ。タグ付け、検索技術の革新、ベンチャー投資の獲得などをテーマにした朝一番のワークショップでは、会場
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