米Googleが今度はデスクトップOSの提供を計画している―。こんなニュースが伝えられた。しかも、ベースはLinuxディストリビューションという。本当ならば、長らくデスクトップ分野への進出を狙ってきたLinux陣営にとって大きなインパクトを与えるだけでなく、デスクトップでの覇権争いを左右する可能性もある。 1月31日、英IT専門サイトの『The Register』は「Google at work on desktop Linux」というタイトルで、Googleが社内OSとして「Goobuntu」というLinux OSを開発・利用していると報じた。同サイトによると、Googleの広報担当者はGoobuntuの存在を認めたが、プロジェクトの目的や外部に提供する計画があるかについては、コメントを避けたという。また、Ubuntuのサポートを担当する英Canonicalもこれを認めている。 Goog
東京都江東区は、サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)のシンクライアント端末「Sun Ray Ultra Thin Client(以下、Sun Ray)」を、事務系システムに導入した。地方自治体によるSun Rayの導入は高知県大正町に次いで2つ目となるが、大都市の本格的な事例として今後注目を浴びそうだ。 Sun Rayは、ネットワークに接続することを前提に、端末自体にはストレージを持たない製品である。そのため、データやアプリケーション、設定といった情報は、すべてサーバー側で集中管理する仕組みとなっている。 今回導入されたSun Rayは20台で、1台のサーバーに接続されている。サーバーには「Tarantella Secure Global Desktop」(以下、Tarantella)を導入し、Sun Ray上でWindows、およびそのアプリケーションを利用できるのが大きな特徴
個人ユーザーの間で急速に広まっているブログを使って、社内情報共有やコミュニケーションの活性化につなげられないか。そんな考えを持つ有志らが集まって事例やノウハウを共有する勉強会が12月10日に開催された。会には、すでに社内ブログを導入している、あるいは検討している企業担当者のほか、シックス・アパートやサイボウズなどのベンダー関係者も集まった。 ■ シックス・アパートが企業へのブログ展開を本格化 ブログが個人の情報発信ツールとして定着しつつあるのは周知のとおりで、ビジネスにおいてもPRやマーケティングなどを目的としたブログを公開する企業が増えている。対してブログを社内(イントラネット)で利用しているという企業はまだ少なく、認知されているとは言えない状況だ。しかし、ブログの特性がインターネットだけでなくイントラネットにおいても有用であり、従業員同士の情報共有・コミュニケーションツールとして拡大さ
ジャストシステムが大きな転換期を迎えようとしている。それは、XMLドキュメント作成・編集テクノロジーの「xfy(エクスファイ)」の投入によってもたらされる転機だ。日本市場よりも、むしろ米国市場で高い評価を受けている同製品の投入によって、徳島から生まれ、日本の代表的ソフトメーカーとなった同社が、いよいよ全世界を相手に戦いを挑む。だが、その一方で、「ジャストシステムのすべては一太郎にある」と初心に立ち返る気持ちも忘れない。ジャストシステムの浮川和宣社長に、ジャストシステムのいまを語ってもらった。 ■ 国際標準の上で勝負できる「xfy」 ─最近は、米国出張が多いようですね。 浮川氏 今年は、ほぼ毎月のように海外出張していますよ(笑)。来年は、さらに海外出張、とくに米国出張が増えそうです。いま、本社がある徳島に帰ることが少なくなり、東京にいることが多いのですが、数年したら、日本よりも米国にいること
ワープロや表計算などのオフィス製品ファイルのフォーマットが、標準化へ向けて動きだした。うまくいけば、各フォーマット間の互換性が確保され、ユーザーにとっては朗報となるが、果たしてそのとおりになるだろうか? この市場で最大のシェアを持つ米Microsoftとその対抗勢力の動きをまとめてみよう。 Microsoftは11月22日(フランス時間)、次期Officeの「Office 12」(開発コード名)のファイル仕様「Microsoft Office Open XML Format」を、スイスに本拠地のある国際標準団体Ecma Internationalに提出することを明らかにした。Microsoftは、Ecmaがその後国際標準化機構(ISO)に承認を得るよう求めたいとしている。 Office Open XMLは、Office 12のWord、Excel、PowerPointの標準ファイルフォーマ
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