タレントの酒井法子容疑者(38)が覚せい剤を所持したとされる事件で、東京都港区内の酒井容疑者のマンションの部屋から押収された微量の覚せい剤や吸引具について、夫の高相祐一容疑者(41)=覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕=が警視庁の調べに「自分のものではない」との趣旨の供述をしていることがわかった。捜査関係者が明らかにした。 高相容疑者は3日未明、渋谷区内の路上でズボンの下に覚せい剤を隠し持っていたとして、渋谷署に現行犯逮捕された。この覚せい剤について高相容疑者は逮捕直後の調べに「自分で使うために持っていた」と話し、現在も自分のものであることを認めているという。 同署がその後、高相、酒井両容疑者の自宅を家宅捜索し、酒井容疑者のマンションから、吸引の際にあぶったとみられる焦げた跡がある覚せい剤や、使用した形跡がある吸引用のストローを押収した。これらについて高相容疑者は「自分のものではない