2016 - 10 - 04 「見た目だけ翻訳」で十分商売になっていたからこそ、翻訳会社は簡単に機械翻訳に移行できた 翻訳会社が 機械翻訳 を推奨するのを見て、最初は天地がひっくり返るほどびっくりしたが、驚くにはあたらなかった。彼らにすれば、今までやってきたことを機械にやらせるだけなのである。今まで、人間が翻訳をしてきたとはいえ、その質は 機械翻訳 並みであったということだ。 良識ある翻訳者にとっては 機械翻訳 は脅威でも何でもないが、そこらの翻訳会社にとってはまさに商売敵であり、取り込んでビジネスに利用するしか道はなかった。 その小銭稼ぎの猿知恵が「 機械翻訳 + ポストエディット」だったりする。なぜ「猿知恵」か。ポストエディットでは何もよくなりはしない。ただ、よくなる、という呪文を、世間が信じてくれている間はそれで小銭を稼ごうということだ。 今後、「 TOEIC 700 あたり」の人に