最近蒼天航路というマンガをちょっと読んだ。三国志のマンガなんだが、これ20年くらい前に勧められていたのをふと思い出したという。大学の頃はそういう余裕は全くなかったんだが最近はスマホで隙間時間に手軽に読める時代になったから、こういうところに時代の進化を感じる。 内容は仮想の三国志というイメージだが、しかし果たしてこれは仮想と言い切れるものなんだろうかと思った。AだからB、BだからCなんて我々は理屈で考えられるわけだが、その当時どこまで理屈らしい理屈があったかはかなり疑問だ。そういう意味では幻術だとか天だとか、あるいはそういう根拠ではなくただ自分がそう思うからという根拠のない自信で突き進む時代があったとしても不思議ではない。そういう意味ではいわゆる三国志三国志したものの方が余程仮想的というか、現実に基づかない可能性はあるのかもなあ、という意味では史実らしさの方がよほど史実らしくないのかもしれん
