・「自分の頭で考えろ」などというが、自分の頭で考えたとしても全く意味を為さない場合が往々にしてある問題がなぜなのかを考えていた。実のある(というか効果と結びつく)場合とそうでない場合とがあるのか、何がそれらを分かつのか。 ・ところでエリートというのは先駆者がそこそこ成功しているパターンなので、後継者も前提として成功の道を歩むという当たり前の前提があることになる。理屈上は成功からのさらなる成功というパターンになるのだが、なぜかこれに関してはパッとしないことがある。これを考えてみるに、失敗の数がどうしても少なくなるというのは一つの要因として挙げられるだろう。先駆者はよくわからんので手探りだが、後継者はそうした無駄はもうする必要がない。それはムダだよとわかるだけにムダなことをする必要がない。ある程度予測がつくし、予測がつく以上ムダを減らすことができ、その結果当然合理的な選択を選び続けることができ