静岡県西伊豆町で家族連れなど7人が川岸に設置された動物よけの電気柵で感電し、男性2人が死亡した事故で、警察のこれまでの調べで、電気柵には漏電した場合に電気の供給を止める装置が設置されていなかったことが分かり、警察は安全対策に問題がなかったか当時の状況を詳しく調べています。 警察は21日現場検証を行い、電気柵の電線に電気を通すなどして当時の状況を調べました。 これまでの調べで電気柵の電線の一部が切れて川の中に垂れ下がり漏電したとみられていますが、警察によりますと、この電気柵には漏電した場合に電気の供給を止める装置が設置されていなかったということです。 また、切れた電線はおよそ1.2メートルにわたって川の水につかっていたということです。 法律では、人が容易に立ち入る場所に電気柵を設置する場合には、電気を遮断する漏電遮断機をつけることとされていて、警察は、電気柵の安全対策に問題がなかったか、設置