1月5日に放送されたバラエティ番組「メガ実験バラエティ すごいよ出川さん!」(NHK総合)で、災害の現場を実際に作り上げて行った壮大な実験が反響を呼んでいる。 暮らしに密着した謎や猛威をよく理解するために、「巨大実験をしてみよう」というコンセプトから、実際に「火災」の現場と「土砂崩れ」の現場を作った同番組。 栃木の採石場に本物の家を建てて行った「火災」実験では、炎が爆発的に広がるフラッシュオーバーという現象の観測を一つの目的として行われた。フラッシュオーバーはひとたび起こると温度が急上昇し、大量の毒ガスが発生する“生死を分ける境界線”となるもので、実験が難しく、その映像は非常に少ないという。 実験の結果、フラッシュオーバーを観測することに成功。天井にまで届いた炎が一気に勢力を広げ、僅か1分の間に500度以上も上昇し、850度に達する様子を撮影。フラッシュオーバーを境に、炎が天井をはうように