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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (3,064)

  • 期待に応えず、他人に期待しないほうがうまくいく理由

    <「期待に応えない」「他人に期待しない」「怒るより、謝る」......いま求められる新たなリーダーシップの形を、「日一オーラのない監督」中竹竜二氏が提示する> 誰もがカリスマ的なリーダーである必要はない。リーダーシップの形は1つではなく、強い組織をつくるリーダーには誰でもなれる。そのために必要なのは「フォロワーシップ」のアプローチだ――。 そう主張するのは、日ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏。指導者未経験のまま早稲田大学ラグビー蹴球部の監督に就任し、「日一オーラのない監督」と言われながら全国大学選手権2連覇を達成。 退任後も、U20(20歳以下)日本代表監督としてワールドラグビーチャンピオンシップでトップ10入りし、企業のリーダー育成に特化したプログラムを提供するチームボックスという会社を設立するなど、多方面で活躍を続けている。 中竹氏によれば、「フォロワー

    期待に応えず、他人に期待しないほうがうまくいく理由
  • DNAが見つける完璧なパートナー 遺伝子をチェックする恋活アプリが誕生

    <ユーザーの頬の内側の粘膜から採取したDNAの情報とSNS上の履歴からユーザーの嗜好や趣味、関心事、習慣なども解析し、"運命の人"を導きだす恋活アプリが登場した> 男女の相性は遺伝子による影響を受けている----。この説においてとりわけ注目されている遺伝子が、ヒトの免疫をつかさどるHLA(ヒト白血球型抗原)だ。"白血球の血液型"といわれるもので、白血球のみならず、あらゆる体液に存在し、その組み合わせは数万通りにものぼる。 1995年には、スイスの生物学者クラウス・ヴェーデキント博士を中心とする独ボン大学の研究プロジェクトが「女性は、HLAの型が最も異なる男性の匂いに魅力を感じる」という研究結果を発表した。 男性の被験者が2日間にわたって着用したTシャツの匂いを女性の被験者に評価させたところ、異なる型のHLAを持つ男性の匂いほど、高い評価をつけたという。 ユーザーの遺伝子情報とSNS上の履歴

    DNAが見つける完璧なパートナー 遺伝子をチェックする恋活アプリが誕生
  • 自ら考える部下の育て方は「日本一オーラのない監督」が知っていた

    <ジェフ・ベゾスのようなカリスマに誰もがなれるわけではないし、カリスマ的リーダーシップには限界もある。いま注目が高まる新しいマネジメントのアプローチ「フォロワーシップ」とは何か> 出世したくても出世できない人や、そもそもリーダーになることに興味のない人がいる一方、「自分は向いていないのに、役職を与えられてしまった......」という人も少なくないだろう。 だが心配はいらない。誰もが、ジェフ・ベゾスや孫正義、馬雲(ジャック・マー)のようなカリスマ的なリーダーにならなければいけないわけではない。リーダーシップの形は1つではなく、強い組織をつくるリーダーには誰でもなれるのだ。 そう主張するのは、日ラグビーフットボール協会コーチングディレクターの中竹竜二氏。リーダーシップにはさまざまなアプローチがあり、なかでも近年有効性が評価されているアプローチが「フォロワーシップ」だ。彼は2000年代前半から

    自ら考える部下の育て方は「日本一オーラのない監督」が知っていた
  • 日本の2社しか作れない、世界の航空業界を左右する新素材

    新素材SiC繊維は、ボーイング737MAXやエアバスA320neoに採用されている(写真:Boeing、Fred LANCELOT/Airbus) 日発の新素材が航空業界の将来をも左右しそうだ。その新素材とは炭化ケイ素(SiC)繊維。炭素とケイ素の化合物を繊維化したものだが、軽量かつ高強度で、耐熱性にも優れている。 SiC繊維を作るには炭素とケイ素を結合させた繊維状の物質を焼き固めなくてはならないが、焼き固める前の段階では飴細工のようにもろく、ほんの少しの刺激で粉状に砕けてしまう。しかも、温度条件に過敏に反応するので同じ品質のものを作ることが難しい。世界で製造できるのは日カーボンと宇部興産の2社だけで、米国化学大手ダウケミカルや米国ガラス大手コーニングなどは途中で開発を断念した。 燃費改善は喫緊の課題 現在、航空機需要は拡大が続いている。グローバル化の進展により航空機を利用する人が増加

    日本の2社しか作れない、世界の航空業界を左右する新素材
  • インドの新型ICBMで「中国全土が核攻撃の射程内」

    <今週インドが射程5000キロ超のICBM「アグニV」の発射実験に成功したことを発表。インドは中国全土が核攻撃の射程内に入ったと主張している> 今週18日、インドは東部オリッサ州沖合の発射施設で、核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)「アグニV(ファイブ)」の5回目の発射実験に成功した。 今回の実験はアグニV開発の最終段階で、これによって陸上発射型ICBMとして実践配備に一歩近づいた。CNNによればアグニVの射程距離は約5000キロ以上で、中国北部までが射程内に入る。 インドのニルマラ・スタラマン国防相は18日、「日午前9時53分、インドは射程5000キロのICBMアグニVの発射実験に成功した。ミサイルキャニスターはインド製で、ロケット装置は3段式。オリッサ州沖のアブドゥル・カラーム島から発射された」とツイートした。 アグニVはインドの防衛研究開発機関(DRDO)が進めるアグニ

    インドの新型ICBMで「中国全土が核攻撃の射程内」
  • 激怒する韓国選手も 北朝鮮と平昌五輪統一チーム結成に韓国世論は猛反発

    1月16日、韓国政府が、来月平昌(ピョンチャン)で開催する冬季五輪において朝鮮半島の南北融和をアピールしようと、北朝鮮選手との合同チーム結成を提案したことに対し、一部の韓国選手は「激怒」している。写真は、韓国・坡州市の非武装地帯(DMZ)近くのフェンスに結ばれた統一旗。15日撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji) 韓国政府が、来月平昌(ピョンチャン)で開催する冬季五輪において朝鮮半島の南北融和をアピールしようと、北朝鮮選手との合同チーム結成を提案したことに対し、一部の韓国選手は「激怒」している。 平和演出を狙う韓国政府に対して、国民の関心が低いことが浮き彫りとなった。 国際的に孤立する北朝鮮が平昌五輪にどう参加するかを巡り、南北当局者による協議は今も継続している。しかし、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡って昨年来、国際的緊張が高まるなかで、南北関係の改善に向けて五輪を利用するとい

    激怒する韓国選手も 北朝鮮と平昌五輪統一チーム結成に韓国世論は猛反発
  • インドア農業の米プレンティが日本に進出 複数の「農地」を確保

    1月17日、インドア・ファーミング(室内農業)を手掛ける米スタートアップ企業プレンティは、中国の都市部で新たな農業用地を積極的に探している。発光ダイオード(LED)を利用したハイテク設備で有機野菜を栽培する世界的な取り組みの一環。写真は室内での野菜栽培の様子。シンガポールで2016年6月撮影(2018年 ロイター/Edgar Su) インドア・ファーミング(室内農業)を手掛ける米スタートアップ企業プレンティは、中国の都市部で新たな農業用地を積極的に探している。発光ダイオード(LED)を利用したハイテク設備で有機野菜を栽培する世界的な取り組みの一環。 同社の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のマット・バーナード氏は17日、ロイターに対し、中国では少なくとも300の農地が見つかる可能性があると述べた。 現在、中国で採用活動を行っており、北京、上海、深センで農地や販売業者を探しているという。

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  • あのベルルスコーニが再び政局の中心に

    政治家としてはもう終わったと思われていた男が返り咲きするかもしれない Guglielmo Mangiapane-REUTERS <予測のつかない3月の総選挙に向けて、中道右派連合を率いるお騒がせ元首相に追い風が> イタリア総選挙の実施日が3月4日に決まった。どの政党も過半数を獲得できない見込みで結果がどうなるかは不透明だが、1つだけ確実なことがある――選挙戦の成り行きのカギを握るキングメーカーは、ほかならぬ81歳のシルビオ・ベルルスコーニということだ。 そう、首相を4期務め、「ブンガブンガパーティー」の言葉を有名にしたあの男だ。11年11月に首相を辞任したベルルスコーニは13年に脱税で有罪となっており、公職に就くことはできない。それでも彼が率いる中道右派連合は、総選挙に向けていま最も勢いがある。 13年2月の前回総選挙以降、イタリアの舵を取ってきたのは中道左派の民主党を中心とした連立政権だ

    あのベルルスコーニが再び政局の中心に
  • 南北対話「朝鮮民族の団結強化」に中国複雑

    北朝鮮対話を裏で操った中国だが、北朝鮮の主張「わが民族による解決」は米韓離間戦略であると同時に中国への抵抗だ。中国は対話を歓迎する一方、中国籍朝鮮族の独立を刺激するとして、複雑な心境にある。 南北対話における北朝鮮の主張「朝鮮民族」 1月9日、板門店(パンムンジョム)における南北閣僚級(高位級)会談を終えたあと、南北朝鮮による共同報道文が発表された。 その中に「わが民族が(南北朝鮮問題を)対話と交渉を通じて解決する」という文言がある。 北朝鮮韓国の口頭による表現は多少異なるが、いずれにせよ「朝鮮民族が自主的に自分の民族間の問題を解決する」という意思表示を行なったことに違いはない。 これは日では主として北朝鮮による米韓離間戦略が功を奏したものと受け止められているが、中国では必ずしもそうではない。 特に北朝鮮の朝鮮中央通信は1月8日付けで、「民族自主の旗印を高く掲げるべきだ」と題した論評

    南北対話「朝鮮民族の団結強化」に中国複雑
  • 「M&Aも優れた経営者も不要」創業100年TOTOが成長し続ける理由

    独自技術がつまったタンクレストイレ「ネオレスト」は、TOTOの看板製品に成長した(写真:TOTO提供) 世界の消費者を魅了する日のイノベーションといえば、かつてならばソニーのウォークマンやホンダのスーパーカブ。では現代は? TOTOのウォシュレットはそのひとつではないだろうか。 ウォシュレットの発売から40年弱。用を足した後にボタンを押しておしりを洗うことは、日人にとって当たり前の動作になった。今では競合商品も増えたが、消費者はどのメーカーの製品でも「ウォシュレット」というTOTOの商標で呼ぶ。それほど高い認知度なのだ。 海外では発売当初は奇異に受け止められたが、近年は急速に浸透。高級ホテルやランドマークで導入され、アジア・米国の富裕層にも人気だ。海外での販売台数は右肩上がりで増え、TOTOの業績は売上高・営業利益ともに過去最高を更新している。株式市場での評価は高く、喜多村円社長がトッ

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  • インドの核ミサイル搭載原潜、ハッチの閉め忘れで沈没寸前に

    <インド唯一の核搭載可能原潜が、昨年2月の浸水事故から航行不能になっていたことが明らかに。インドの核抑止力低下が危ぶまれる> インド初の国産原子力潜水艦「INSアリハント」が、昨年2月に浸水事故を起こして沈没寸前になって以降、現在まで1年近く航行不能になっていることがわかった。 インドの英字紙ザ・ヒンドゥーによると、総工費29億ドルをかけて建設されたアリハントは、昨年「人的ミス」によって推進室が浸水し、大きな損害を受けた。その後は、10カ月以上にわたって修復作業が続いている。 インド海軍の関係者によると、事故原因は、誰かが誤ってハッチを閉め忘れたことだという。今も、浸水した艦内から海水をくみ出し、パイプを交換するなど、大規模な修復作業が続いている。艦内の水冷システムのパイプは、水圧で破損し海水で腐しているという。 これで中国に対抗できるのか インドと中国は、昨年6月から2カ月以上にわたっ

    インドの核ミサイル搭載原潜、ハッチの閉め忘れで沈没寸前に
  • 異次元緩和に4つの問い 中央銀行は今年「正念場」を迎える

    イギリスの中央銀行も約10年ぶりの利上げで緩和縮小に舵を切った Simon Dawson-Bloomberg/Getty Images <ニューズウィーク日版1月10日発売号(2018年1月16日号) は、「好調」な世界経済の落とし穴を、ノーベル賞経済学者らが読み解く「THE GLOBAL ECONOMY 2018」特集。ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル賞経済学者)、アンガス・ディートン(ノーベル賞経済学者)、モーリス・オブストフェルド(IMFチーフエコノミスト)、ローレンス・サマーズ(元米財務長官)、カイフー・リー(グーグル・チャイナ元総裁)、ダニエル・グロー(欧州政策研究センター所長)、エドマンド・フェルプス(ノーベル賞経済学者)らが寄稿するこの特集から、各国が脱ゼロ金利政策へ向かう今こそ金融政策の効果を自己評価せよと論じる記事を転載> 2008年の世界金融危機以降、先進諸国の中央

    異次元緩和に4つの問い 中央銀行は今年「正念場」を迎える
  • 今の日本で子を持つことは「ぜいたく」なのか?

    <諸外国と比較すると、日の子育て世代は子を持つ比率の所得格差が大きい。現実問題として子育てが「ぜいたく」になっている社会> 「結婚・出産なんてぜいたくだ」。藤田孝典氏の名著『貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(講談社現代新書)の帯には、こんなフレーズが出てくる。 いささか過激だが、現実を言い当てている面もあるだろう。正社員になって、結婚して、子どもを産んで、家を建てて......。以前の世代が「当たり前」にたどってきたライフコースは、現在では成立しにくくなっている。若者の貧困化が進むなかで、結婚して子を持つことは、一部の層にしかできない「ぜいたく」になっているのではないか。 日では少子化が進んでいるが、この問題は「子を持てる(持てない)のは誰か?」という視点で見なければならない。子育て世代を経済力のレベルでグループ化し、子がいる人の比率を比較すると、身も蓋もない現実が露わに

    今の日本で子を持つことは「ぜいたく」なのか?
  • インドのゲイ王子 宮殿をLGBTQ支援施設に改装

    LGBTQコミュニティーのために戦い続けてきた、結婚歴もあるゲイ王子。同性間の性行為を違法とするインドでLGBTQの居場所として目を付けたのは自身の所有する宮殿> インドで最も有名なゲイ、マンベンドラ・シン王子(52)。同性愛が違法とされる同国で、さらに王族という立場でゲイであることをカミングアウトしたのは2006年のこと。それから10年以上が経ったいま、マンベンドラはレズビアン、ゲイ、トランスジェンダーといったセクシャリティを理由に迫害されるLGBTQ(性的少数者)の人々をグジャラート州西部のラジピプラにある自身の宮殿に受け入れる活動を進めている。英インディペンデントなどが伝えた。 LGBTQに風当たりの強いインドでは、自身の性について自由に語ることのできる環境が整っているとは言えない。マンベンドラも例外でなく、10代の頃に男性に恋愛感情を抱いたことを周りに打ち明けることなく大人になり

    インドのゲイ王子 宮殿をLGBTQ支援施設に改装
  • 中国、年内に史上初の「月の裏側」着陸目指す:昆虫と植物を送って「生態系」確立も

    中国は2018年中に、月の裏側へ無人探査機を送り込む計画を進めている。月の裏側への軟着陸が成功すれば、史上初の快挙となる。 また、このミッションでは昆虫と植物を収めたコンテナを月面に持ち込み、月面上で簡素な生態系を確立することも目指すという。人民日報オンライン版(人民網)、ユニバース・トゥデイなどが報じた。 月の裏側は「未踏の地」 中国は2003年から「嫦娥(じょうが)計画」と呼ぶ月探査計画を進めてきた(嫦娥とは、古代中国の神話に登場する月の女神の名前)。2013年12月の「嫦娥3号」ミッションでは、旧ソ連、米国に続き、探査機の月面軟着陸を成功させた第3の国となった。 なお、地球の衛星である月は、自転周期と公転周期が同期しており、常に同じ面を地球に向けている(この状態は「潮汐固定」と呼ばれる)。地球から直接見えない月の半球、いわゆる「月の裏側」は、地上との通信が困難なことから、探査機が着陸

    中国、年内に史上初の「月の裏側」着陸目指す:昆虫と植物を送って「生態系」確立も
  • ビットコインに未来はない、主犯なき投資詐欺だ

    <ニューズウィーク日版1月10日発売号(2018年1月16日号) は、「好調」な世界経済の落とし穴を、ノーベル賞経済学者らが読み解く「THE GLOBAL ECONOMY 2018」特集。ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル賞経済学者)、アンガス・ディートン(ノーベル賞経済学者)、モーリス・オブストフェルド(IMFチーフエコノミスト)、ローレンス・サマーズ(元米財務長官)、カイフー・リー(グーグル・チャイナ元総裁)、ダニエル・グロー(欧州政策研究センター所長)、エドマンド・フェルプス(ノーベル賞経済学者)らが寄稿するこの特集から、ビットコインのリスクを論じた記事を転載> 主流メディアもようやくビットコインに注目し始めた。いや、降って湧いた投資ブームで注目せざるを得なくなったというのが実情だろう。 ビットコイン相場は昨年初めから12月半ばまでに1600%超も上昇した。1ビットコイン(BTC)

    ビットコインに未来はない、主犯なき投資詐欺だ
  • 「無理なハゲ治療」 ついに明かされたトランプヘアの真実

    トランプにまつわる最大のミステリーのひとつ「髪型」。ついに娘のイバンカの証言をもとに論争に終止符が> ドナルド・トランプ米大統領を語るうえで欠かせない独特なヘアスタイル。一度見たら忘れられない個性的なブロンドの「トランプヘア」については、これまでにかつらでないことが確認されてはいたものの、それ以上の真相はベールに包まれてきた。 しかし、1月5日にトランプ政権の暴露『Fire and Fury: Inside the Trump White House(炎と怒り、トランプ政権ホワイトハウスの内幕)』が発売。これに記されたトランプの長女イバンカ・トランプの証言とされる部分で「トランプヘア」誕生の謎が解き明かされている。 無理なハゲ治療が裏目に出た 暴露を執筆したのは、ノンフィクション作家のマイケル・ウルフ。トランプ政権幹部らの、某大な量のインタビューをもとに同書を書き上げた。それによると

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  • 南北会談で油断するな「アメリカは手遅れになる前に北を空爆せよ」

    <2年ぶりの南北会談はまたも問題先送りで終わるだろう。北朝鮮アメリカに届く核ミサイルを完成させる前に、核関連施設を破壊すべきだ> 1月9日、韓国北朝鮮による2年ぶりの南北高官級会談が行われているが、結果は今までと同じことになるだろう。北朝鮮の無法なふるまいに対し、韓国が多額の援助で報いるのはほぼ確実だ。かくして、国連安保理がようやく合意した制裁強化は効力を失う。一方の北朝鮮は、核弾頭を搭載した移動発射式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を複数配備するという目標に向けて着実に歩みを進めていくだろう。 北朝鮮の過去6回の核実験はいずれも、アメリカにとって攻撃に踏み切る絶好のチャンスだった。イスラエルが1981年にイラク、2007年にシリアの核関連施設を爆撃した時のように。いかなる兵器も持たせるべきでない危険な政権が、よりによって核兵器を保有するのを阻止するために、断固として攻撃すべきだった。

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  • アルコールとがんの関係が明らかに DNAを損傷、二度と戻らない状態に

    <英ケンブリッジ大学の研究チームが、アルコールの摂取がDNAを損傷して、がんのリスクを高めると発表した> アルコールがDNAを損傷 1年で最もお酒を飲む機会が多くなると思われる年末年始のこの時期、お酒を愛する人たちにとって気になるニュースが報じられた。アルコールが、DNAを損傷してがんのリスクを高めるというのだ。英ケンブリッジ大学のケタン・パテル教授率いるチームが、英MRC分子生物学研究所で行なった研究について、科学誌「ネイチャー」に発表した。 これまでも、アルコールの摂取ががんのリスクを高めることは指摘されてきた。アルコールを摂取すると、分解する過程でアセトアルデヒドが生成される。このアセトアルデヒドがDNAを損傷することは、培養細胞を使った研究で確認されていたのだ。しかしそのメカニズムははっきり分かっていなかった。今回初めて、パテル教授のチームがマウスを使い、生きている臓器の反応を確認

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  • セクハラ告発急増 和解時に公表を禁じる「秘密保持契約」の是非

    12月19日、元アシスタントにセクハラの告発をされたハリウッドの映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏。2016年にニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Mike Segar) 社会的に重要な立場にある男性による性的な不品行に対する告発が相次いでいることを受けて、弁護士たちは、長年にわたって使われてきた秘密保持契約を含め、こうした事件への対応を再考しつつある。 声を上げる女性(ときには男性も)が増えるなかで、被害者が過去のハラスメントや虐待の主張を話題にすることを禁じる秘密保持契約(NDA)を伴う和解が批判にさらされている。多くの政治家・啓発団体が、そうした協定は廃止すべきだと主張するようになったからだ。 ハラスメント事件で原告・被告を代理する弁護士らによれば、これまでは、仮に疑問視される場合があっても、裁判所はNDAを支持することが当たり前だと考えられており、NDAに対する違

    セクハラ告発急増 和解時に公表を禁じる「秘密保持契約」の是非