ウポポイ誘客で戦略 来場100万人に向け―国交省 2024年03月26日16時45分配信 国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の国立アイヌ民族博物館=2020年7月、北海道白老町 国土交通省は26日、国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(北海道白老町)の誘客促進に向けた戦略を決定した。漫画などと連携したコンテンツの充実や、国外への情報発信強化が柱。現在30万人台にとどまっている年間来場者数を100万人に増やす目標の達成を目指す。 「ゴールデンカムイ」馬そり贈呈 北海道 戦略はウポポイを学びの場とするだけでなく、娯楽の要素を加えたコンテンツの充実を図ると明記。漫画などと連携した企画の推進や、仮想現実(VR)を活用した体験イベントなどを検討する。国外への効果的な情報発信に向け、7月に香港で開かれる見本市「香港ブックフェア」への出展や、ホームページの多言語化に取り組む