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ブックマーク / synodos.jp (2)

  • 日本人は妊娠リテラシーが低い、という神話――社会調査濫用問題の新しい局面/田中重人 - SYNODOS

    人は妊娠リテラシーが低い、という神話――社会調査濫用問題の新しい局面 田中重人 社会学・社会調査法 科学 #妊娠リテラシー#妊孕力 「日人の妊娠・出産に関する知識レベルは国際的にみて低い」という論が幅をきかせている。その根拠としてよく持ち出されるのが、 カーディフ大学の研究グループが2009–2010年におこなった国際調査 International Fertility Decision-making Study (IFDMS) である。 この調査は、2013年にいわゆる「女性手帳」の創設を「少子化危機突破タスクフォース」が提言した際にも、資料の中で使われていた。また、2014年の「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」においても、「日はトルコの次に知識が低い」というデータとして紹介された。 「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」(第3回会合、2014年12月12日)

    日本人は妊娠リテラシーが低い、という神話――社会調査濫用問題の新しい局面/田中重人 - SYNODOS
    riddim_m
    riddim_m 2016/06/01
    "日本の社会科学系学会誌に投稿されたとすれば、調査の致命的な欠点を指摘されて終わりだったはずである""日本語訳の精度や社会調査の方法論に興味を持つ人がいないところでは、学術的な研究成果として通ってしまう"
  • 研究不正問題――誠実な研究者が損をしないシステムに向けて/片瀬久美子 - SYNODOS

    研究不正の問題は、研究者の間だけのものではなくなっています。研究開発費には税金が投入されており、不正な研究によって投入された税金が無駄になる上に、その後始末にも費用が掛かります。STAP事件では、理化学研究所が調査に費やした費用は8千万円以上になりました。その元は国民の税金です。 税金の無駄使いだけではありません。生命科学分野は、その研究者数の多さもあって研究不正事件全体の4割近くを占めていますが、中でも医薬品の開発研究は直接人の健康にも関わってきます。医薬品の研究に不正があれば、お金の問題だけでは済みません。記憶に新しいものでは、ノバルティス社の降圧剤バルサルタンの臨床試験に関する不正などがありました。 次の図は、稿における問題指摘を把握し易くするための概念図です。 近年、政府から産学連携が推奨されており、大学が他の企業と共同研究したり、ベンチャー企業を設立するなどが盛んに行われていま

    研究不正問題――誠実な研究者が損をしないシステムに向けて/片瀬久美子 - SYNODOS
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