偶然出会った男性に車の中でキスされ、男性の舌の一部を切断した女性は有罪か無罪か。警察は、男性が無理矢理キスをしたのなら無罪と判断した。 釜山(プサン)地方警察庁などの3日の話によると、Lさんは7月18日、釜山の西面(ソミョン)で友人たちと酒を飲んだ。翌日の19日午前8時30分ごろ、西面の通りに座っていたLさんにAさんが近づいてきた。LさんはAさんの車に乗った。AさんはLさんを車に乗せて釜山市蓮堤区(ヨンジェグ)の荒嶺山(ファンニョンサン)登山路に向かった。午前9時30分ごろ、車内でAさんはLさんにキスし、イさんは抵抗してA氏の舌を噛み、舌先3センチほどを切断した。 Aさんは直ちに車を運転して近くのクァンナム地区隊(警察の出張所)を訪れ、Lさんを傷害で告訴した。Aさんは警察で「Lさんの車でドライブしようという話を受け入れ、車の中でもLさんの同意を得てキスした」と主張した。Lさんは警察で「Aさ
今回は市民アドボカシー連盟の正会員で、一般社団法人Spring代表理事の山本 潤さんより、被害当事者たちが「刑法性犯罪改正」に向けて実施したアドボカシー活動についてお話を伺いました。 明智 では、まず自己紹介をお願いします。 山本 一般社団法人Spring代表理事の山本 潤と申します。Springは性被害当事者らを中心としたロビイング団体になります。大体スタッフが25人ぐらいで、One Voiceのキャンペーンに参加している方は10~20人ぐらいです。2017年に設立して、刑法性犯罪改正に特化した団体として3年間活動をしてきました。 明智 ありがとうございます。それではさっそく刑法性犯罪改正について教えてもらえますか。 山本 もともとの始まりは2014年です。松島みどり法務大臣(当時)が就任時の記者会見で強盗より強姦の罪が軽いのがおかしいと言ってくれたんですね。そのとき性犯罪の強姦罪が3年
■ 全国の被害者の声を受けて開催された院内集会 11月21日、性暴力被害者や支援団体、人権団体などからなる「刑法改正市民プロジェクト」は、刑法・性犯罪規定の改正を求める院内集会を開催しました。 2017年、110年ぶりに刑法の性犯罪規定が改正されましたが、被害者や支援者の思いを十分に反映したものとは言えず、多くの被害者が今も救われないままの状態にあります。 こうした苦しみが共有されるきっかけになったのが、相次いだ4件の性犯罪事件する無罪判決でした。 2019年3月、名古屋地裁岡崎支部、静岡地裁、静岡地裁浜松支部、福岡地裁久留米支部でそれぞれ、性犯罪事件に関し無罪判決が出されました。このうち、静岡地裁の事案を除いては、裁判所が被害者の意に反して性行為が行われたことを認定したにもかかわらず、無罪となりました。 なぜ無理やり性行為をすることが犯罪にならないのか、なぜ性暴力被害者が社会的にも法的に
せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 強制わいせつ、レイプなど、女性や子どもを狙った性犯罪事件が後を絶たない。しかも欧米に比べて、日本は性犯罪者に対する処置が不十分だという。被害者学、犯罪学、刑事法学が専門で、元常磐大学学長の諸澤英道氏に詳しい話を聞いた。(清談社 福田晃広) 加害者ばかりに目を向け 被害者の人権を無視した歴史
中学3年生だった15歳の時から、当時在校していた札幌市立中学の男性教師にわいせつな行為をされ、その後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したとして、フォトグラファーの石田郁子さん(41歳)が教師と札幌市を相手取り、約3000万円の損害賠償を求めて提訴した裁判の判決が8月23日、東京地裁で言い渡された(田中秀幸裁判長)。 訴状などによると、石田さんは1993年3月、中学卒業式の前日に教師から呼び出され、キスされるなどわいせつな行為をされたという。わいせつな行為は19歳になるまで繰り返され、石田さんは2016年2月にPTSDを発症したと訴えていた。 争点となったのは、20年間を経過すると賠償請求の権利が消滅してしまう「除斥期間」を過ぎているかどうかだった。石田さん側はPTSDと診断された2016年を起算点としたが、裁判所はこれを認めず、除斥期間は過ぎていると判断した。石田さんは控訴する意
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