普通でない、としか言いようのない会議だった。 ・全日本病院協会の徳田禎久常任理事 ・全国医学部長病院長会議の嘉山孝正・大学病院の医療事故対策に関する委員会委員長(山形大学医学部長) ・医療過誤原告の会、宮脇正和会長 の3人からのヒアリングして質疑応答という流れだったのだが 長引いて、皆さんたくさん喋ったので 時系列に順々ではなく、普通でなかったところを先にご報告してしまおう。 皆さん薄々想像はついているだろう。 主役は、この人しかいない。嘉山先生である。 まず陳述から 「検討会の意義については徳田先生からもお話があった通り。このような検討会があって様々な議論が行われたことは、医療に対する不信感を拭う一つの場になったのでないか、とありがたく思っている。大学病院というのは最もハイリスクの医療を行っており、その勤務医と共に日本の医療レベルを支えている。その我々も、国民の目線、患者の目線から見て事