英国人モデル、ケイト・モス(Kate Moss)が表紙の仏ヴォーグ(VOGUE、2005年12月8日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT 【5月5日 AFP】世界19の国・地域で展開するファッション誌ヴォーグ(VOGUE)が今後、編集ページで使うモデルは16歳以上の健全なモデルに限定するとの声明を発表した。世界のファッション界をリードする同誌の美意識の転換といえる動きで、影響が注目される。 ヴォーグは2010年にフランス版で10歳の少女をモデルとした写真を掲載し、世論の怒りを招いた経緯がある。 今回の誓約には、この仏ヴォーグのエマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)編集長を含め、グループ最大のアメリカ版ヴォーグのアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長ら、19人の編集長全員が合意しており、各国版間の協定として各誌に掲載される。協定は6項目あり、年齢を