政府は25日の閣議でことしの「障害者白書」を決定し、去年行った世論調査の結果、障害のある人への差別や偏見があると答えた人はおよそ90%に上り、前回=6年前の調査より6ポイント余り増加しました。 閣議決定された「障害者白書」では、去年行った世論調査の結果を公表し、障害のある人への差別や偏見があると回答した人は、「少しはあると思う」と答えた人も含めると、およそ90%に上りました。 これは、前回=6年前の調査より6ポイント余り増加しています。一方で、障害のある人とない人が同じように生活していくため、例えば、商店の入り口にスロープを設置するなどの配慮や工夫について、経済的な負担が伴っても行うかどうか尋ねたところ、「負担の程度にかかわらず行う」が10%、「可能な範囲の負担ならば行う」が54%、「負担がなければ行う」が25%、「行うことは難しい」が6%などとなっています。 政府は、障害者への差別をなく