大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、知識基盤社会において核心的な学力である「読解力」を科学的に診断し、その高低が発生する要因を特定する研究に昨年度から取り組んでいます。この研究を加速し、欠けた部分を補う教育方法を考案して子どもたちの読解力を高め、日本の教育の質的向上に取り組むため、教育に関わる企業・団体などと共同で産学連携の「教育のための科学研究所」準備協議会をこのほど設置しました。NII以外の参加企業・法人は以下の通りです (五十音順)。 学校法人高宮学園代々木ゼミナール 株式会社ベネッセコーポレーション 東京書籍株式会社 日本電信電話株式会社 富士通株式会社 上記の企業・団体に加えて、株式会社野村総合研究所 未来創発センターが協賛します。 本件の詳細については、下記リンク先のリリースと資料をご参照下さい。 ニュー
「どうせ、俺は負け組だから」 その男子(17)のいつもの口癖だ。 母子家庭で育児放棄され、東京都小平市にある児童養護施設「二葉むさしが丘学園」に入所。唯一の居場所だったはずの高校でもうまくいかず、中退した。 「彼は自分が『カースト制度の一番下』だと思っている。友だちもみんな同じところにいて、『上』に行けるなんて全く思っていない」。職員の鈴木章浩さん(49)はそう話す。 この男子だけではない。困難な環境で育った子どもたちにとって、社会は身分制度のようなピラミッド構造だと鈴木さんは言う。 教育は、格差の固定化を防ぐ役割を期待されてきた。日本国憲法でも「能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利」が保障されている。だが、鈴木さんは、入所する子どもの傾向が近年変わってきたと感じる。 「自分の未来に希望がもてず、無気力。やりたいことや夢も持てない」。進学や進路の話をするだけで、顔を背ける。スタートライン
ニューズウィーク日本版に、舞田敏彦さんによる「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という文章が載っています。 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8491.php 本ブログでも再三取り上げてきたOECDのデータ等を使って、「日本はいかに教育にカネを使わないのか」を提示しているのですが、文章を最後まで読んでも、「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という問いかけもなければ、「それは・・・・だからだ」という答えも書かれていません。 まあ、タイトルは編集部が勝手につけたのかも知れないので、舞田さんの責任とは言えないかも知れませんが、タイトルを見て答えが書かれていると思った人の欲求不満を、僭越ながら拙文を引用して少しでもなだめてみたいと思います。 昨年『POSSE』32号に載せた「日本型雇用と日本型大学の歪み
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