そもそも事件性のない自然死ではなかったのか。大阪高裁が投げかけた確定判決への疑問は、あまりにも重い。ならば、なぜ自白したのか。一日も早く裁判をやり直し、“自白”の経緯を検証せよ。 滋賀県東近江市の病院で二〇〇三年五月、植物状態だった七十二歳の男性患者が死亡。看護助手だった西山美香さん(37)が翌年七月になって「人工呼吸器のチューブを外して殺害した」と自白し、殺人罪で懲役十二年が確定した、という事件である。西山さんは公判では否認に転じ、有罪確定後も冤罪(えんざい)を訴えていた。
![西山さん再審へ 「自白」経緯を検証せよ:社説:中日新聞(CHUNICHI Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b59cd3edbd84c53bba15fb59862880993da481da/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.chunichi.co.jp%2Fimg%2Flogo_social.png)
(CNN) 街の至る所で流れるクリスマスの音楽を聴かされ続けると、心が浮き立つどころか不快な気分になる――。実はそんな人は少なくない。 消費者情報誌「コンシューマー・ リポーツ」が2011年に実施した調査では、米国人のほぼ25%がクリスマスシーズンの音楽を嫌っていることが分かった。これは「特定の親類に会うこと」に次いで2番目の多さだった。 不快なバックグラウンド音楽の一掃を目標に掲げる「サウンドトラック・ユア・ブランド」(音楽配信サービスのスポティファイが支援)が米英の2000人を対象として今年秋に実施した調査でも、米国の買い物客の17%、英国では25%が、クリスマス音楽を「積極的に」嫌いと答えた。 クリスマス音楽が嫌われる一因となっているのが、過剰な氾濫(はんらん)だ。クリスマス音楽や装飾が始まる時期は年々早まり、ハロウィーンに近付いている。つまり、クリスマスプレゼントのことを考え始める
12月20 塀の中からの手紙〜神様の贈り物〜 師走も残りわずか、クリスマス用イルミネーションがきらびやかに街を飾る。サンタクロースの贈り物を待つ子供たちの顔を思い浮かべてみる。そういえば、サンタの正体が親であることに気づいたのは何歳の時だったかーー 少し前のことになるが、精神科医成田善弘氏の講演を聴く機会があった。先生の著書『贈り物の心理学』を会場で購入して、未読のまま気になっていたのを、お歳暮の季節に一気に読み終えた。 診察室で患者さんから渡された贈り物を受け取るべきか悩み、専門誌に投稿したのが本を書くきっかけだった。精神分析の文献、とくにフロイトが贈り物をどう論じているか関心があったが、意外と語っていないことに気付いた。そこで、腎移植の患者さんとドナーに精神医学的に関わった経験を交じえ、ギリシャ神話や文化人類学、わが国の民話伝承など豊富な知識を引用しながら論じた。 どの章も読みごたえの
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