学校に通っていても教室に行かないなど、学校生活になじめない「不登校傾向」にあると思われる中学生の割合が、不登校の生徒の3倍に上ることが財団法人が行った調査で分かりました。 それによりますと、文部科学省が不登校と定義している「病気などの理由を除いて年間30日以上学校を欠席した」と答えた生徒は、3.1%に当たる198人でした。 一方、欠席日数は30日未満だが1週間以上継続して欠席したことがあるとか、保健室や校長室には行くが教室には行かないなどと答えた生徒は、10.2%に当たる660人でした。 日本財団は、学校に通っていても、その生活になじめていない「不登校傾向」にあると思われる生徒は、不登校の生徒のおよそ3倍に上り、全国でおよそ33万人いると推計されるとしています。 学校に行きたくない理由として、疲れる、朝起きられないなど身体的な症状のほか、授業がよく分からない・ついていけない、小学校の時と比