3福祉士への期待を語る田村元厚労相 福祉の国家資格を持つ人材の処遇改善や任用拡大を進める、超党派の議員連盟が近く発足することが、このほど分かった。政府が提唱する地域共生社会を実現するため、福祉専門職としての社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の社会的な評価を高めていく。 1月23日に都内で開かれたソーシャルケアサービス研究協議会(白澤政和代表)の賀詞交歓会で、複数の国会議員が議連の立ち上げに言及した。 田村憲久・元厚生労働大臣(自民)は、この三つの国家資格保持者が力を発揮すべき分野が広がっているとし、「地域共生社会に向けたコーディネート役も期待する。超党派で皆さんのお手伝いをすることも考えなければならない」と話した。 橋本岳・元厚労副大臣(自民)は昨年夏の西日本豪雨での福祉専門職チームによる相談援助の例を挙げ「非常時に改めてありがたみを感じた。皆様方を応援する議連づくりに頑張る」とあいさ