認知症などで成年後見制度を利用した人が、公務員や法人役員といった資格や地位を失う各種法律の「欠格条項」を原則として削除する一括法が7日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。成年後見制度は判断能力が不十分な人を支援するため、後見人らが財産管理や福祉サービスの手続きをする。だが欠格条項により利用者が公務員、弁護士や社会福祉法人の役員といった資格を失ったり、建設業や貸金業の営業許可を取得できなかっ
就労支援のプログラムとしてゲーム機を利用してコミュニケーション力向上を図ることも=金沢市本町2のカラフル・金沢で2019年5月20日午後2時5分、岩壁峻撮影 コンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」にも採用されているゲームを使って、引きこもりだった人を就労につなげる取り組みを金沢市の障害者向けビジネススクール「カラフル・金沢」が始めた。「ゲームが引きこもりを助長する」との見方もある中、他の人と一緒に戦ったり、戦略を話し合ったりすることでコミュニケーション能力を高め、社会復帰を目指すという逆転の発想での挑戦だ。 カラフル・金沢は、障害を持つ人や引きこもっていた人が、社会生活を送る訓練をしながら就労や起業を目指すための学校。金沢市の一般社団法人「障害者人材育成機構」が2016年11月に設立した。心身や知的な障害がある人を対象にしたパソコンやビジネスマナーなどの講座があり、20~30代を中心
大学病院などで無給で診療にあたっている若手医師。「無給医」と呼ばれていますが、国は長年その存在を否定してきました。しかし、全国の大学病院を調査した結果、少なくともおよそ50の大学病院に2000人を超える無給医の存在が確認できたとして、近く明らかにする方針です。 1960年代には大学の医局の権力構造を象徴する問題として学生運動のきっかけにもなりましたが、国はその後、若手医師の処遇は改善されたとして、長年その存在を否定してきました。 平成24年に行われた調査でも「無給医は存在しない」としています。 しかし、ことし1月から文部科学省が全国108か所ある医学部と歯学部の付属病院を対象に調査したところ、無給医が今も存在することが確認できたということです。 この調査結果を踏まえ、文部科学省は近く無給医の存在を認めるとともに、その数が少なくとも全国およそ50の大学病院で、合わせて2000人を超すことを明
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