児童扶養手当違憲訴訟で敗訴し、記者会見する原告の山田真有さん=京都市中京区で2021年4月16日午後3時42分、北村隆夫撮影 障害基礎年金を受給するひとり親が児童扶養手当を申請すると、配偶者がいる場合には受け取れる手当が支給されないのは法の下の平等に反し違憲だとして、京都府の女性が府に不支給処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、京都地裁は16日、女性の請求を棄却した。増森珠美裁判長は、不支給の根拠となった国の規定について「著しく合理性を欠くとはいえない」として、合憲と判断した。 女性は山田真有さん(36)。10代の子ども4人を育てるシングルマザーで、全身が痛む「線維筋痛症」で車いす中心の生活を送る。
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