タグ

ブックマーク / takonoki-p.seesaa.net (28)

  • 本当に家族が決める事なんだろうか?

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 昨日は、人とその家族と支援者とで人がかかる病院に出向き医師から人の状態について伺った。 この先の治療方針について、家族として決めかねている状況の中、「支援者の皆さんにも話を聞いてもらって判断したい」との事。 実際に、医師の話を聞いから判断ができるかと言えばそうでもない。 「のちのち、後悔しないために」を考える家族にとって、「進めてみないと解らない」と言う医師の言葉は、聞けば聞くほど悩ませるだけだった。 又、どのように判断してもその後生まれる支援について、支援者たちがどこまでどのように関わってくれるのかでも悩んでいるだろうと思う。 私は、成人した当事者の今後については、成人した当事者とその周囲にいる人たちで判断していけば良いと思っている。 たぶん、支援者た

    本当に家族が決める事なんだろうか?
    AFCP
    AFCP 2013/03/30
    一昔(二昔?)前なら医者が決めていたのかな。その時代にはもう戻らないだろうし。
  • 重度訪問介護の対象者拡大は望んできたが…

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 重度知的当事者の自立生活において、 身体介護・家事援助・移動支援と言う類型をもって日々の暮らしの支援を担っていく事は非常にややこしく、様々な制限もあったりする。 そんな事はず~っと以前から思っていた事なので、一日も早く重度訪問介護を知的当事者にも拡大して欲しいと願ってきた。 そして、 総合支援法なるものの中で、その事が認められるようになり、あと一年後には使える事になるだろう。 しかし、 「身体の障害はあるがそれだけでは対象とならないが、重度知的と合わせて前倒しで重度訪問介護を申請したらどうか」という相談支援事業所から提案があり、行政の側も重度訪問介護で支給で来るならば歓迎と言う話になった。 さて、 それをどのように受け止めようか? 長年願ってきた事である。 で

    重度訪問介護の対象者拡大は望んできたが…
    AFCP
    AFCP 2013/03/27
    知的障害者へ対象拡大にともなう不安。"現時点で拡大は認められたけど、その中身の議論は何もされていない。行動援護だって、重度訪問介護の知的版と言われていた時期があったが、結局はまったく別物"
  • 昨日の出来事 ~医療行為に対する本人の同意~

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 昨日(正確に言えば一昨日のすいいち企画から)は未明から日付が変わるまでかなりハードなやり取りがあった。 一人暮らしをする重度知的当事者が体調を崩し、嘔吐を繰り返す中救急車で病院に運ばれ、最後の最後は医師や看護師や支援者や親の思惑を裏切り、自らの意思で退院できたと言うもの。 そのドラマをしっかりと書き留めておかなければと思うのだが、正直人の意思決定と医師との間に立ち、ほとほと疲れ果ててしまったので、何を書き綴るのか自分でもまだまとまりがない。 なので、 又日を改めてどこかに書きとどめたいと思っている。 ただ一つ、 自立生活を始めた重度知的当事者が病院に運ばれ、医師が求める検査の同意を巡っては、 親御さんが私の判断にすべてを委ねてくれた事。 その事によって、

    昨日の出来事 ~医療行為に対する本人の同意~
    AFCP
    AFCP 2013/03/19
    ここは法律そのものの不備、とされている部分だったような…。医療の提供側からすると極めて悩ましい。
  • 昨日の出来事 ~当事者の想いは常に後から解る~

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 昨日は昼から夕方にかけての介助。 自閉症を伴う重度知的当事者の一人暮らしの場面。 ①いつもの彼は、仕事から戻り一服した後、 ②私が訪ねてきたところで昼を摂り、 ③夕方の用事に出かけるまでのんびりと過ごす。 ④用事を済ませると、お決まりの場所に立ち寄って自宅に戻る。 ⑤そして、私は次の介助者と交代。 でも、昨日の彼は違っていた。 ②と③の間で、マカロニを買いに行って時間までに家に戻り、④~⑤のいつも通りのパターンをこなしていた。 この「違っていた」と言う事は、私たちの日常生活においてしばしばある事。 介助者は人の要望に即して行動すれば良いのだけど・・・ 実際は、 昼を摂り終わって、器類をさげてきたところから激しいドタバタが始まる。 私は、昼に使った

    昨日の出来事 ~当事者の想いは常に後から解る~
    AFCP
    AFCP 2013/03/05
  • 昨日の出来事 ~付き添い/付き添われ~

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 昨日の午後は、一人暮らしをしている重度知的当事者のヘルプ。 家事や移動支援や通院介助等々織り交ぜての支援。 一日も早く、重度訪問介護の対象者拡大をもろ願う人です。 彼とは隔週精神科の病院に出かけているのですが、 自閉を伴う彼は、この病院が大っ嫌い。と言うかとにかく「病院」と言う場には決して近寄らないし、 これまでも大けがをしたり、虫歯になっても病院なるところには近づかず、何やかやと自分で治してしまうという強者。 そんな彼と隔週病院に行けるようになるには、 あの手この手と5年ほどかかってしまった。 そして、今は治療とか服薬とかはないのですが、いづれの日にか調子が悪くなった時の対応を考え、隔週医者と顔を合わせる程度の診察を受けています。 そんな彼の受信が終わり、

    昨日の出来事 ~付き添い/付き添われ~
  • 「重度訪問介護」知的当事者への拡大に想う② ~ヘルパー業務内容の拡大も~

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 現在のヘルパー派遣は、その昔「家政婦派遣」と言われていた。 今で言うところの「家事援助」という考え方。 その後、身体当事者の自立生活運動の中、「身体介護」という考え方が入ってきた。 さらに、脳性まひ者等介護人派遣事業とヘルパー制度の統合を気に、「見守り介護」という概念がヘルパー制度の中に入り、 今日の重度訪問介護と言う類型に至っている。 それが、来年春には重度身体当事者だけでなく他の当事者にも拡大される。 私は対象者拡大の報を聞いた時大いに喜んだ理由は、 自立生活を営む重度の知的当事者や自閉症の当事者たちの自立生活を支援していて、居宅介護が家事援助や身体介護や移動支援と言った類型に事細かく分けられている現状が一気に解消されるとおもったからだった。 来人の暮ら

    「重度訪問介護」知的当事者への拡大に想う② ~ヘルパー業務内容の拡大も~
    AFCP
    AFCP 2013/02/12
    "ヘルパーは、単に個別の当事者支援だけでなく、当事者を取り巻く様々な人との関係をつなげる事もその業務として含めていく必要があると思う。"
  • 「重度訪問介護」知的当事者への拡大に想う

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 先日、他県で自立生活をしている当事者の支援者から相談の電話が入った。 その当事者は、地域の中であれこれ良からぬ事を起こし、周辺の地域住民からかなり胡散がられている。 又、このままではいづれは警察沙汰となってしまう状況をいかに支援すれば良いかというものでした。 細かな騒動の内容を聞けば、どこかで聞いた話ばかり。 ほとんどが私たちも経験済みの事ばかり。 でも、 その彼を知らないし、置かれている状況や関係性もわからない中、アドバイスと言うよりも私自身が経験した事をただただ伝え、現場でのヒントにしてもらえらたと言う話に終始しました。 その中で具体的な手立てとしては「24時間の張り付き介助」と言う体制を作ってきた事を伝えました。 現在支援の空白時間がかなりあって、その時

    「重度訪問介護」知的当事者への拡大に想う
    AFCP
    AFCP 2013/01/25
    この重度訪問介護の対象拡大、気になって仕方がない。そもそも制度は作り出されるのか、どこへ向かっていくのか。医療にも何か役割があるのか、とか。
  • 成年後見制度の危うさ

    私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 怒りネットというMLに「成年後見人の犯罪」と言うショッキングなタイトルがあり開いてみた。 その内容は以下の通り。(ただし、メールの主に掲載を依頼したところ、若干の手直しをしていただいた上で載せています) ちょっと長いですが全文載せます。 ====== 皆さんお疲れ様です。 世田谷の宮崎です。 成年後見をめぐってとんでもない事態が起きています。西宮市の話なので関西の方々はご存知かもしれません。 西宮市のすばる舎という事業所で生活しているTさんが、人の意思に反して無理やりすばる舎を退去させられようとしていて、それをやろうとしているのがTさんの成年後見人だという事件です。 Tさんは30年間すばる舎で生活しています。昼間は作業所に通って夜は生活ホームで、作業所は社会

    成年後見制度の危うさ
    AFCP
    AFCP 2012/06/19
    いやはや。"もちろんTさん自身も引き続きすばる舎で暮らしたいと言っています。" これが意思表示であると客観的に証明するのが大変なんだろうな…。映画「マラソン」を連想した。