基本領域の専門医資格を取得後、より細かな分野に特化する「サブスペシャルティ領域」の養成プログラムについて、四病院団体協議会(四病協)は28日の総合部会で、日本専門医機構が議論を先行させる方針を示している内科と外科が関連する17領域を除き、今後、慎重に検討を進める必要があるとの認識で一致した。【敦賀陽平】 【関連記事】 女性医師偏在から考える医師確保の取り組み (2016/09/07) 小児かかりつけは877施設、東京など最多 (2016/08/15) 終了後、記者会見した日本病院会の堺常雄会長が明らかにした。同機構では当初、サブスペシャルティ領域として29領域を想定していたが、7月に新たな執行部が発足し、来年度に予定されていた新専門医制度の開始時期も延期となった。 今月7日の同機構の理事会では、内科関連の13領域と外科関連の4領域の各学会に、日本内科学会と日本外科学会を加えた関係者がそ