なんだか年末っぽく忙しかったのに加え、このブログのリニューアル作業を進めていたですよ。 ちょっとこのサーバが手狭になってきたので、スペースだけは用意してたのですが「URLを変更しない」で「今ある記事を全てそのまま移行」ってことをしようとするとちょっとめんどくさかったり、あるいはなんかテンプレートに懲りすぎて無駄な時間がかかったり…なんてことがあって。 そんな感じでなんだかずいぶん更新できなかったですよ。 以上、言い訳終わり。そしてここから本題。 今年もそれなりに色んな研修会や勉強会に出ました。その中のある一つの研修会に参加した際、某団体の大変偉い人であるところの某O塚御大の「講話」があったですよ(そういや「某」ってつけりゃ何言ってもいいのかよ?と最近色んなところで思ったなあ…ってのはまた別のお話)。 で、何しろボーッと聴いていたのでかなりうろ覚えの部分があるのと、今にして思えばホントにそん
これはなかなかすごい本なのではないかと思いますよ。 「特別支援教育」の開始,「発達障害者支援法」の施行,「子どもの心の診療医」養成,あるいは「子どもの心の診療医専門研修会」の開始にみられるように,「発達障害」への社会的認知は,ここ10年にもならない間に劇的な転換期を迎えている。『臨床心理学』誌上で2006年から2008年まで続けられた全 14回の連載をまとめた本書は,この発達障害を巡る転換を,そのすべての論文の細部にまで反映させている。 本書は,発達障害児が抱えるLD・ADHD,自傷,非行・犯罪などの問題に対し,アセスメント,保護者支援,自立支援,スクールカウンセリング,学校巡回相談支援,臨床動作法,療育センターの実践,サポートグループといった多様な観点からアプローチし,その解決の糸口へと導いてゆく。発達障害児の希望の実現のために,同領域の第一人者の執筆陣が率直な情報公開と客観的な仮説検証
【ふーん】「専門家は『自傷行為をしてはいけない』という姿勢を崩すべきではないし、自傷行為は厳しく否定されなければならない」んだって。初めて知った【へー】 個人的にはずっと気になっていたのですが…。そのうち誰かツッコミ入れるかな?と思っていたんですけれども、少なくとも専門家(と思しき人)は誰もコメントしていないので(誰も読んでない…わけではないですよね?)、ちょこっと言及してみますよ。 takashiさんのさいころじすと日記の08/08/22のエントリ [時事問題][心理学小話]リストカットの告白をするのであれば、そういった告白記事を取り上げるのであれば です。 一応魚拓もとっておく。 (cache) リストカットの告白をするのであれば、そういった告白記事を取り上げるのであれば – さいころじすと日記 ちなみに、過去ログ ・自傷行為(05/11/28) ・『自傷行為』再掲(07/02/28)
こんなニュースを発見。 <個人情報>担任が占師に児童の障害相談 秋田の小学校(Yahoo!ニュース) 秋田県男鹿市の小学校に勤務していた男性教諭(40)が、特別支援学級の男子児童について、保護者に無断で名前や障害の程度などを占師に告げ、治療方法を相談していたことが分かった。教諭は「子供の障害が良くなればと考え、相談した」と市教委に説明している。 市教委学校教育課によると、教諭は07年初旬、神奈川県内の占師を訪問。児童の名前や生年月日、障害の内容などの個人情報を伝え、「どうしたら良くなるか」と占いを申し込んだ。インターネットの「病気が治った」という書き込みを見て、この占師を知ったという。 教諭が同4月、「占いで、岡山の治療師のところに行けば治る可能性があると言われた」と保護者に話したため、不審に思った保護者が学校に相談して発覚した。市教委と教諭は保護者に謝罪し、占師に連絡して個人情報を削除し
ネットでの議論と学会の自主シンポでの議論その2 └ あおい 10/03 └ ロテ職人 10/03 └ あおい 10/03 └ 慶 10/03 └ ホーロドニースメルチ 10/03 ネットでの議論と学会の自主シンポでの議論 └ やまもんき 10/03 └ 雲と麦 10/04 └ あおい 10/04 └ ロテ職人 10/04 └ ロテ職人 10/04 ブログの引用とネットを利用した研究手法に関して └ 通りすがりの研究者 09/26 └ ロテ職人 09/27 ブログの引用とネットを利用した研究手法に関しての追記 └ レオ 10/01 └ 看護師A 10/02 └ ロテ職人 10/02 └ とおりすがりの研究者 10/03 └ ロテ職人 10/03 ネットを用いたサンプリングの問題 └ 09/28 └ ロテ職人 09/30
とりあえず関連過去ログはこちら。未読の方はまずはどーぞ。 ・ついに来ましたよスクールソーシャルワーカーが(08/01/09) ・コメントにレスしつつスクールソーシャルワーカーについてもう少し考えてみる その1(08/02/26) ・これを「危機かもしれない」と感じることが出来るのは素晴らしいこと(08/02/26) ・コメントにレスしつつスクールソーシャルワーカーについてもう少し考えてみる その2(08/02/27) ・コメントにレスしつつスクールソーシャルワーカーについてもう少し考えてみる その3(08/03/19) ・新聞記事からSSWとSCの違いについて考えてみる…が結局わからない の巻(08/03/26) ・・・・・・・・・・ で、ここから本題。こんなの発見しました。 モンスターペアレントの相手してたけど何か質問ある?(働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww) 元ネタは2
そういえば最近、専門書の紹介をしていなかったなぁ…とふと思い立ちましてこちらの本をご紹介。 なんかすごいっす。 アマゾンには表紙画像が無かったので出版社のサイトから落としてみました。 イエール大学チャイルド・スタディ・センターのスタッフの編者が膨大な文献・資料を集め、関連する様々な領域の専門家たちがそれらに対する批判的展望を試みたもの。多角的な視点からアスペルガー症候群に関する最新の知見をまとめたプロジェクトの集大成である。 集大成というだけあって内容は最新の知見が盛りだくさんです。 個人的には「第2章 アスペルガー症候群の神経心理学的機能と外的妥当性(サリー・オゾノフ、エリザベス・マクマオン・グリフィス)」「第3章 アスペルガー症候群の運動機能(イザベル・M・スミス)」あたりとか「第3部 関連する診断概念」なんかは、日常の臨床にも役立てられるんじゃないかって感じがします。各種検査の知見は
昨日のエントリを受けてだと思いますが、メールフォームにてタレコミいただきました。 中学校の教員でSCの窓口を担当されている方だそうです。 以下、引用ですがフェイクを入れるため若干本文を改変させていただきます。 SCは地方では絶対数が少ないのは確かにそうですが、私の在住する某地方県では、予算が大幅に削られ、10人近くSCが昨年度に比べて減少しました。 ですよねえ。 …えーと、以下の部分を掲載すると、恐らく地方がかなり限定されてしまうと思いますので引用できないのですが(えー?)、ざっくりまとめると臨時の業務なんかでSCの派遣要請があった際、相当その派遣期間が限定されてしまうのだそうな。 担当の指導主事にえらい勢いで怒られました。言われるまで知りませんでしたが、昨年度ダブルブッキングがあって、よくないんだそうです。で、「県の指定に従えないなら派遣しない」、「運動会が授業日ならその日にしろ」、「事
何この上から目線なタイトル?…ってことはおいといて。 本日のエントリ、コメントにレスしつつスクールソーシャルワーカーについてもう少し考えてみる その1をアップした直後に「そういや調べてないことがあったよ」と思い、とりあえずググってみたらこのページを発見(発見つーか、前から知ってはいましたが)。 NPO法人 日本スクールソーシャルワーク協会 んで、この記事ですよ。 緊急メッセージ「これを危機とするか、好機とするか」 日本スクールソーシャルワーク協会会長 山下英三郎 いいこと言ってるなぁ(←だから上から目線はヤメろ) 昨年暮れから新春早々にかけて、スクールソーシャルワーク(以下、SSW)に関心を抱く者にとっては激震が襲ったといっていいようなビッグニュースがありました。そのために、多くのSSW関係者が揺さぶられているといっていいでしょう。激震とは、すでにご承知の通り文部科学省が2008年度に予算
youさんの裕’s Object Relational Worldの6日のエントリ 学校にソーシャルワーカー 文科省が08年度から そして、afcpさんのA Forward-looking Child Psychiatristの7日のエントリ 公立小中学校へのソーシャルワーカー配置 などで触れられておりますが、ようやく文科省が本腰を入れてきてる感じです。 学校にソーシャルワーカー 家庭問題抱える子に対応 – MSN産経ニュース 虐待や育児放棄、経済的な困窮など深刻な問題を抱える家庭の保護者や子供に対し、専門的な見地で対応をするため、文部科学省は6日までに、平成20年度から公立小中学校で活動する「スクールソーシャルワーカー」を、全都道府県計141地域に配置することを決めた 上記記事ではスクールカウンセラーについて一切触れられていないことが気になったり。 当ブログでも以前からその必要性は指摘し
なんてことを言ってしまうのだろうか… 痛いニュース(ノ∀`):【光市・母子惨殺】 「私なら、世間に“性暴力ストーリー”と取らせず、“母胎回帰ストーリー”と示せた」 心理鑑定の教授 とにかく上記リンク先を読んでください。2ちゃんねらーの反応もほとんど納得できてしまうあたりがなんとも…。 元記事はこちら↓ Yahoo!ニュース – 産経新聞 – 光市母子殺害 「被告パニック状態」 犯罪心理鑑定人が証言 そりゃあ、どんなストーリーでも示すことは可能でしょう。あくまで仮説として。そしてその仮説が妥当であるかどうかは別として。 これらの言葉 「元少年は事件当時、中学生のときに自殺した母親の体内に回帰したいという、赤子のような心情が高まっていて、赤ちゃんを抱いた本村弥生さんを見たとき、本村さんが自分の心情を受け入れてくれると信じて、疑わなかった」 「早い段階で自分に鑑定が求められていれば、この事件が性
07/01/05のエントリ、浜松医大・阪大・金沢大・中京大の連合大学院「子どものこころ発達研究科」でもちょこっと触れた話題なんですが、鳥取大学医学部の大学院医学系研究科保健学専攻修士課程に「臨床心理学分野」が設置されることが決定したようです。 全国初 鳥大医学部が「臨床心理学分野」を新設(日本海新聞) 記事よりコピペ。 鳥取大学医学部(鳥取県米子市西町)の大学院医学系研究科保健学専攻修士課程に「臨床心理学分野」が、二〇〇八年度に新設されることが四日、分かった。臨床心理士が不足している県内の現状が背景にあり、医療系の大学院では全国で初。 同日、鳥取市内で開かれた同大学と鳥取県教委の意見交換会で明らかになった。 同分野は臨床心理士の養成を目指すもので修業年限は二年。井上貴央医学部長は、医療が多様化する中で精神・心身医学でも臨床心理士の役割が増していると指摘。「ニーズが非常に高い。入学定員など募
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