アメリカで自閉症が急増 している。 2010年時点で子どもの68人に1人が、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断 されている。 自閉症とはどんな症状があるのか 自閉症は「周囲との交流困難」「言語発達の遅れ」「限定的な興味の対象と動作の反復性」などの特徴 がある(※1)。 自閉症が急増している原因は、はっきりしていない。診断の基準が改定されたためや、 親の高齢 などの要因もある(※2)。また、 水銀や農薬、栄養不足などの環境要因 も考えられている。 飛行機による殺虫剤散布地域は、自閉症が25%も増! そして今回米国小児科学会は、新たな知見を発表した。 飛行機による殺虫剤散布をしている地域で出生した子どもは、自閉症リスクが約25%も上昇しており、自閉症の発症に大きく影響している というのだ。 保健当局は毎年夏に、東部ウマ脳炎ウイルスを媒介する蚊を駆除するため、 ピレスロイド系殺虫剤の飛行機に