「妻追い込んだ 私も加害者だ」 福岡小1殺害、父語る(1/2ページ)2008年10月19日3時0分印刷ソーシャルブックマーク 富石薫容疑者の実家に弘輝君の遺影が掲げられていた=福岡市西区、恒成利幸撮影富石薫容疑者 「追いつめられていたことに、なぜ気づいてやれなかったのか」。福岡市西区の公園で小学1年の富石弘輝(こうき)君(6)を殺害したなどとして逮捕された母親の薫容疑者(35)の夫(33)が、朝日新聞の取材に断腸の思いを語った。18日で事件から1カ月。夫は、妻の心情にうとかった自分を責めてきた。「妻に謝りたい」。薫容疑者に会える日を、待っている。 勤務先で知り合った2人が結婚したのは00年。2年後に弘輝君が生まれた。弘輝君はよく女の子と間違えられた。「薫はずっと『ジャニーズに入れる』と、かわいがっていた」という。 3人で数カ月に1度は水族館や動物園に家族旅行に出かけた。昨年訪ねた沖縄の美(