アマゾンCEOのジェフ・ベゾスがワシントン・ポスト紙を買収、というニュースに椅子から転げ落ちた。ポストの記者もI was floored.とツイッターでつぶやいていたので、誰にとっても青天の霹靂といったところだろう。 私は一瞬「アマゾンが?」と思ったのだが、これは間違いで、一説には250億ドルとも言われるベゾスの個人資産の中からワシントン・ポスト紙とその関連企業を2億5000万ドルで買い取ったという話。ってことは彼にとってはこの大金もお財布の1%というハシタ金。1万円持ってたから100円使ったった、みたいな。 とりあえずこのニュースのバックグランドを説明しよう。どういう影響がありそうかも。 首都ワシントンのリベラル系老舗紙 ワシントン・ポストは言わずと知れた創業135年という老舗。ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズと並び全米で影響力の大きい新聞で、本社が首都ワシントンというのも
みなと・かなえ●1973年広島県生まれ。2007年に『聖職者』で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。本屋大賞受賞、映画化を経て累計300万部のベストセラーに。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。『少女』『贖罪』『花の鎖』『境遇』『サファイア』『母性』ほか著書多数。 「ドラマや映画のノベライズのように、脚本のいわゆるト書きの部分を地の文に直すだけだったらもっと書きやすかったんだろうなと思うんですけれど。でも、それだったらドラマを観てもらったほうがいい。だから私としては、ドラマを観ていた人も観ていなかった人も、また“別もの”として楽しめるものが作りたかったんです。でも、その作業は思った以上に大変で、もしかしたら新しいものをゼロから作る以上に大変でした(笑)。自分のなかにドラマの映像がすでに入ってしまっているので、気を抜くと映像に引っ張られて、それ
「こんなのは見たことがない」――名古屋のとある書店に勤めている知人は、じん(自然の敵)Pの小説「カゲロウデイズ -in a daze-」が発売された昨年5月を振り返り、その人気ぶりをこんな風に表現した。 「うちくらいの地方書店だと、普通のベストセラーは3、4日かけて売り切れるものなのに、あっという間に中高生がやってきて、当日に売り切れてしまった。しかも、その日のうちに、買えなかった学生から予約が複数入った」 次々に学校帰りの子どもがやってくるものの、小説担当者もコミック担当者も名前を知らず、ラノベ担当者は当時アニメ化が話題だった「ソードアート・オンライン」の店頭展開を切り盛りしている最中だった。みな一様に、聞きなれないタイトルに首をかしげた。まったくノーマークだったのだ。 カゲロウプロジェクト カゲロウプロジェクト(以下、カゲプロ)は2011年からニコニコ動画で連作投稿されてきた楽曲を中心
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