タグ

ブックマーク / ascii.jp (219)

  • 日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【前編】 (1/6)

    去年の秋、アルテスパブリッシングから出版された「文化系のためのヒップホップ入門」というがやたらと面白かった。音楽ライターの長谷川町蔵さんと、慶応大准教授の大和田俊之さんによる対談形式ので、平易な表現で読みやすく、ディスクガイドも充実。当然ながらよく売れていて、評判も高い。 しかし、入門する気がなくても面白い。というのも結果的にヒップホップの切り口から、それ以前の音楽を批評した内容になっているからだ。長谷川さんが冒頭に宣言するのは次のようなテーゼだ。 「ヒップホップはロックと同じ音楽だと思うから面白さがわからないのであって、ヒップホップは音楽ではない」「ヒップホップは一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合うゲームであり、コンペティションです」 あれーっ、そうだったの? という感じだが、このの企画は音楽史研究者であるにも関わらず「ヒップホップの壁を超えられなかった」大和田さんが、自

    日本生まれの初音ミク、アメリカ育ちのヒップホップ【前編】 (1/6)
  • Mac/iPhone/iPad用「TeamViewer」で遠隔操作 (1/2)

    Mac miniといえば、アルミ製薄型ボディーにMacらしさをギュッと詰め込んだマシン。コンパクトなデスクトップ機を好む層だけでなく、Macの中でもっとも低価格なために入門機として選ぶ人も多いようです(Apple Storeで見る)。 連載「Mac mini de 家鯖」では、「Mac OS X Server v10.6 Snow Leopard」(Snow Leopard Server)をバンドルしたIntel Core 2 Duo(2.66GHz)搭載モデルを対象に、ホームサーバーの役割を担う「もう1台のMac」としての活用方法を紹介していきます(連載目次はこちら)。 コンピューターにキーボードとマウスは不可欠だが、それはデスクトップ用途での話。サーバーの場合、SSHやリモートコントロールソフトを利用して遠隔操作を行なうことも多い。今回は、OS標準の画面共有機能と、無償利用可能なサー

    Mac/iPhone/iPad用「TeamViewer」で遠隔操作 (1/2)
  • 作品データが売れる「Gumroad」、プロ作家から見たらどうなんだ (1/5)

    「turntable.fm」や「Pinterest」を手がけた、弱冠19歳のSahil Lavingia(サヒール・ラヴィンギア)が立ち上げた「Gumroad」が注目を集めている。有力ベンチャーキャピタリストから110万ドルを集めて2月13日にサービス開始。このニュースが流れるやいなや、日国内のネットユーザーの間にあっという間に広まった。 Gumroadは、ソーシャルメディアを利用したマイクロペイメントの仕組みだ。FacebookやTwitterのアカウントでユーザー登録し、画像や音楽のデータをアップロード、あるいはURLを指定して価格を設定すれば、販売決済用のURLが発行される。そのURLをFacebookやTwitterに貼り付けるだけでデジタルデータの販売が可能という、恐ろしくシンプルなものだ。買う側はクレジットカードで支払い、売る側にはPayPalを通じて入金される。

  • 消えゆく日本文化、若者につなげ ニコニコ動画に“再生”の灯 (1/4)

    今年で5周年を迎えた投稿動画サービス・ニコニコ動画。日常のクスッと笑ってしまう場面から、自作の歌や曲、ダンスや演奏など、数えきれないほどのジャンルの作品が投稿され、10~20代の支持を受けて成長してきた。 そんなニコ動で今、面白い現象が起こっている。若者文化とは縁遠そうな伝統芸能系動画が驚くほど支持されているのだ。中でも最も有名なのは、昨年8月に投稿された「【邦楽BadApple!!】傷林果」(しょうりんか)だ。 三味線の杵家七三(きねいえ なみ)さんをはじめ、箏、尺八、太鼓という和楽器で構成された「杵家七三社中」が、ニコニコ動画で非常に人気の高い同人ゲーム「東方Project」(以下“東方”)のBGMをアレンジした「Bad Apple!! feat. nomico」を演奏している。なぜ伝統芸能のプロが同人ゲームBGMなのか。そしてなぜ音もPVもこんなに“気”なのか。 その「先生、なに

    消えゆく日本文化、若者につなげ ニコニコ動画に“再生”の灯 (1/4)
  • 新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル (1/7)

    アップルが、Mac用最新OS、「OS X Mountain Lion」を今夏リリースすると発表した(Mac App Store経由のみで提供)。現バージョンの「OS X Lion」から、わずか1年足らずのメジャーアップデートながら、搭載される新機能は100以上にのぼる。 アップルは、現バージョンOS X Lionから、iPadiPhoneなどiOS機器における操作の特徴を取り入れ始め、OS X Mountain Lionでそれをさらに押し進める。iCloud連携も大幅に強化しているのだ。 同時に、世界的に勢いのあるMac中国市場でも格的に展開する模様で、中国独自のインターネットサービスとの連携も強化されている。 1年足らずでのメジャーアップデート アップルは突如、Mac用新OSの「OS X Mountain Lion」を発表した。実際のリリースは夏頃の予定だが、一時は2年に一度ほどだ

    新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル (1/7)
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2012/02/17
  • 巷で話題の050 plus! 海外出張がおトクに (1/4)

    スマートフォン Appアワード受賞の「050 plus」を使って ケータイや固定電話ともおトクに通話! 050 plusと週刊アスキーのコラボ企画が進行中。週アスの執筆陣が音で050 plusの使い勝手をつぶやく“音ツイッターレポート”に加え、読者参加企画もスタート! 050 plusって当のところどうなの? 使えるの?を知りたいならぜひ一度チェックしてもらいたい! 参加ライター・編集者: 西田宗千佳(@mnishi141) 田雅一(@rokuzouhonda) 山根康弘(@hyamane) 遠藤諭(@hortense667) 矢崎飛鳥(@ACCN) また、050 plusのおトク額表示機能を利用し、どれだけの通話料が節約できたかを読者から募集するプレゼント企画もスタート。 詳細は週アスPLUS掲載の告知記事を参照してほしい。

    巷で話題の050 plus! 海外出張がおトクに (1/4)
  • 科学と財布の限界を超え、初音ミクを“3次元”に (1/5)

    暗闇の中、1枚の透明なスクリーンに初音ミクが浮かんでいる。ちょっと手を伸ばせば、長い髪にもさわれそうだ。透明スクリーンの中から、“彼女”がこちらに出てきてくれている。妄想でも幻覚でもなく、最新の立体映像技術によって。 スクリーンに映像を出しているのは23台のプロジェクター。市販のビジネス用プロジェクターだ。特殊な合成処理を施した23枚のCGを、やはり特殊な加工を施したスクリーンに投影すると、映像の部分部分が重なり合い、あたかもそこに物の“ミクさん”がいるような映像が合成される※。 開発者は浜松市に住むAono.Yさん(25)。「Future Vision Projector」(FVP)と名付けられたこのシステムは、Aonoさん曰く「たぶん世界初」。複数台のプロジェクターを使った立体映像技術は以前からあったが、透明なスクリーンで、しかも理論ではなく実際に立体映像を映せたのは初めてという。

    科学と財布の限界を超え、初音ミクを“3次元”に (1/5)
    AKIYOSHI
    AKIYOSHI 2012/02/02
    これが見られるイベントだったら入場料を払って見に行きたいなー。メディア芸術祭って対象外?
  • TIGER & BUNNYはこうして生まれた (1/5)

    2010年11月24日付の日経新聞にはスポンサー公募の全面広告を展開。前代未聞の試みで話題を呼んだ ©SUNRISE/T&B PARTNERS, MBS 2011年4月から9月までMBS、TOKYO MXほかで放送されたアニメ「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」。 放送開始直後から口コミで人気が爆発し、2011年を代表するアニメの1つとなったのは皆知っての通り。 実在企業のロゴを貼り付けた“歩く広告塔”状態のヒーローたちが活躍するという趣向、地域によってはテレビ放送に先駆けて行なわれたUstreamでの配信、全国各地の劇場で開催された最終回のライブビューイングなど、人気も展開方法も異例づくしの作品だった。 今回は、これらの仕掛け人と言えるTIGER & BUNNYのエグゼクティブプロデューサー、サンライズの尾崎雅之氏にじっくり話を聞く。巷での期待値はさほど高くなかったこの作品

    TIGER & BUNNYはこうして生まれた (1/5)
  • KORGは「けいおん!」を本気で愛していた (1/7)

    ギターやベースに差し込み、ヘッドホンをつなぐだけで格的なアンプのドライブサウンドが楽しめる。VOX「amPlug」シリーズは、深夜の練習やリハーサル用のヘッドホンアンプとして人気が高い。AUX端子にiPodを接続すれば、好きな曲をバックに演奏できるので、特に楽器を始めたばかりの初心者にはうってつけのアイテムだ。 VOXはイギリスに拠を置く楽器メーカーで、ビートルズが使ったアンプ「AC30」や、ジミ・ヘンドリックスが使ったワウペダルなど、ロック史に残るサウンドを創ってきた名門ブランドである。そのVOXブランドを冠するだけあって、たとえ小さく安価な製品でも、その出音は期待を裏切らない。 amPlugシリーズには、実在のアンプをシミュレートしたものや、ジョー・サトリアーニのシグネチャーモデルなど、すでに数多くのシリーズバリエーションが存在するが、そこに「けいおん!」シリーズが加わった。最初は

    KORGは「けいおん!」を本気で愛していた (1/7)
  • ニコ動の“ボカロ廃”が本気を出したポータルサイトが登場 (1/4)

    今や音楽シーンにはなくてはならない要素となった「VOCALOID」(ボーカロイド)。初音ミクが発売され、大ブレイクを果たしたのはもう4年前の話になる。初音ミクの曲はCDとして発売されればオリコンにランクイン、カラオケに入れば上位曲を独占。CGのバーチャルライブは数千枚のチケットが即完売と、瞬く間にスターダムを駆け上がっていった。 その背景にいるのは、作曲家である“ボーカロイドプロデューサー”たち(「初音ミクをプロデュースしている」という意味での俗称)、そして、アマプロ不問の投稿(ポスト)ムーブメントを支え、ボカロ文化を育んできたニコニコ動画だ。 今年7月、そんなニコニコ動画の一角に「ボカロ音楽」というボーカロイド専門のページが登場した。このページの裏にはどんなねらいがあったのか。ドワンゴ ユーザー文化推進部 “あべちゃん”さんと、企画開発セクション マネージャーの坂将樹さんに話を聞いた。

    ニコ動の“ボカロ廃”が本気を出したポータルサイトが登場 (1/4)
  • 猫がわらわら集まる無人駅 (1/2)

    鶴見線終点(のひとつ)である扇町駅ホームにて。ホームは単線で、電車はここで折り返し運転。這いつくばって撮ってます(2008年11月撮影 ニコン「D90」) 横浜から川崎の臨海工業地帯を走るJR鶴見線という小さな路線がある。どう見てもローカル線である。どのくらいローカルかというと、全駅に改札がない、Suicaの簡易改札機があるだけというくらいなのだ。工業地帯で働く人のための路線なのでそれでいいのである。鉄道好きには有名な路線だが、わたしは今回が初めて。 わたしの友人に三井公一ってカメラマン(有限会社サスラウ って会社をやってます)がいるんだけど、彼もまた好きで、撮影ポイントをよく知ってて、鶴見線にいい駅があるよと教えてくれたのだ。で、せっかくなので現地を案内してもらったのである。 平日昼間の鶴見線は客がものすごく少ない。朝夕のラッシュ時以外に工場地帯に用がある人なんてそうはいないからね。

    猫がわらわら集まる無人駅 (1/2)
  • 「あの花」の聖地・秩父でめんまたちの息吹を感じる (1/6)

    「あの花」にも登場した祭りが開催 今回の聖地巡礼の舞台は埼玉県の秩父! 10月8日~10日の三連休は、各地でさまざまなイベントが開催されていた。東京・お台場では痛車の祭典「痛Gふぇすた」が(週アスPLUSのレポート記事)。徳島では昨年ASCII.jpでもレポートした「マチアソビ」が開催され、そして石川の湯涌温泉ではアニメ「花咲くいろは」にちなんだお祭イベント「ぼんぼり祭」が開かれて、いずれのイベントでも多くの人出を記録したという。さらに、三重県の鈴鹿サーキットでは「F1 日GP」も開催されていて、三連休にいずれかのイベントに参加したという読者も多かったのではなかろうか? 埼玉県西部の山間の町・秩父市でも、ひとつの大きなお祭が開催されていた。秩父の市街地から車で30分ほどのところにある、吉田地区。毎年10月の第2日曜日、吉田の中心にある椋神社では一年で最も大きな例大祭が開催される。この椋神

    「あの花」の聖地・秩父でめんまたちの息吹を感じる (1/6)
  • 「花咲くいろは」の経営術【後編】 (1/5)

    アニメ「花咲くいろは」を制作した、P.A.WORKS堀川憲司社長へのインタビュー。前編では、スタジオ社を富山県という“地方”に置いた理由について話を聞いた。 後編では、企業と地方とのつながり、アニメーション産業にどう関わっていくか、そして、これからのアニメーション業界をささえる若者とどう接していきたいかを聞いていく。「職人を育てるのは農業のようなもの」と堀川監督は話す。そこには経営者として、そしてアニメーションを愛する1人の人間としての、熱い意志が込められている。 東京で育った松前緒花は、母・皐月の元を離れ、祖母である四十万スイの経営する“喜翆荘”の仲居として働きながら高校に通うことになった。喜翆荘での新しい生活と仲間は、緒花に様々な感情を気づかせていく。 「花咲くいろは」 公式Webサイト 堀川憲司社長について 1965年生まれ、愛知県出身。富山大学理学部在学中にアニメ業界を志し大学を

    「花咲くいろは」の経営術【後編】 (1/5)
  • 「花咲くいろは」の経営術【前編】 (1/5)

    アニメ「花咲くいろは」の舞台は、石川県にある架空の温泉街。そこで力強く働く人たちの生きる姿を描いた作品だ。制作はP.A.WORKS。富山県にオフィスを構えるアニメスタジオだ。昨年で創業10周年を迎え、今回の作品も「10周年記念」と銘打たれている。 アニメスタジオが地方にオフィスを設けているというのはなかなかめずらしいこと。「関連会社に近い」などの関係で東京近郊など大都市部に集中している会社がほとんどだ。若手社員が多いP.A.WORKSはかなりアットホームな雰囲気になっている。 地方に拠点を置いた背景には、アニメ業界そのものへの熱い思いがあった。それは「花咲くいろは」で描かれた、働き方への姿勢にもあらわれているという。キーワードは“社員から職人へ”、そして“顔の見える評価”だ。スタジオの新しい姿を模索する、P.A.WORKS社長の堀川憲司氏に聞いた。

    「花咲くいろは」の経営術【前編】 (1/5)
  • 「けいおん!」「ボカロ」なぜコンビニに――ローソンの“本気” (1/4)

    ボーカローソン(VOCALAWSON)である。 最近のローソンは一体どうなっているんだ? と首をかしげている向きも多いのではないか。「エヴァンゲリオン」「けいおん!」「魔法少女まどか☆マギカ」と、アニメをテーマしたキャンペーンを立て続けに展開。お店に行けば、いつも何かしらアニメのキャンペーンをやっている状態だ。 そんな中、“ローソン×伊藤園×VOCALOIDキャンペーン”が9月13~26日に展開された。伊藤園の対象商品を買うとイベントへの招待や、ギター、MP3プレイヤー、ボカロ曲入りのCDなど、オリジナルグッズの抽選に応募できるというものだが、気合いの入りっぷりが尋常じゃない。 それに先立ち、ニコニコ動画にコンビニ業界初となるローソンチャンネルを設定。そのナビゲーター役として「ローソンクルー♪あきこちゃん」の3Dキャラクターと、オリジナルのボーカロイド「あきこロイドちゃん」を開発。さらに、

    「けいおん!」「ボカロ」なぜコンビニに――ローソンの“本気” (1/4)
  • ラジオ会館閉鎖直前の廃墟感溢れる風景100連発! (1/5)

    解体直前のラジオ会館を激写激写激写ァ! 記事掲載時にはすでに1ヵ月以上も前のことになるが、夏コミ開催中の8月12~14日に「納涼祭」と銘打ってラジオ会館が屋上まで開放されるイベントがあった。 8Fから上は実質関係者専用で、長らく謎の部分だった。古くから秋葉原に巣くう諸兄らからすれば、おなじみのカオススポットであり、筆者もまたそのひとり。カメラ担当の住川も某店の常連であったりする。 また「シュタインズゲート」で知ったという人から見れば、最近のスポットだが、訪れたことがあるのであれば、小売店がごった返す雰囲気をよく知っているハズだ。秋葉原の中央通りを軸にだいぶ雰囲気が変化してしまったが、いまなお昔らしい秋葉原の雰囲気を残す場所といってもいい。 なにより、パーソナルコンピューター発祥の地というのは、アキバGUYなら誰しもが知っていることだ。 周知の通り、堅牢性の問題からラジオ会館は解体され、新築

    ラジオ会館閉鎖直前の廃墟感溢れる風景100連発! (1/5)
  • アニメ業界は手塚治虫から何を学べるか? (1/5)

    国産初の30分シリーズアニメと言えば誰もが知る「鉄腕アトム」だ。手塚治虫は、多数のマンガ連載を抱えながら、自らアニメにも意欲的に取り組み続けたことで知られるが、アトムはそのスタートとなった作品と言えるだろう。 一方で、アニメ産業について語られる際、必ず目にするのが「鉄腕アトムによって、現在の業界構造が作られてしまった。テレビ局や広告代理店は多くのマージンを得るが、制作会社にはほとんどおカネが還元されない」という意見だ。 これは当なのだろうか? ――その歴史を辿ることは、今のアニメビジネスがおかれた状況を打開する糸口にもなるはずだ。 マンガ家としての手塚治虫については、多くの評論や伝記が存在している。しかし、アニメ作家としての手塚治虫について詳細に調査した例は決して多くはない。今回は、2007年に『アニメ作家としての手塚治虫』を著した京都精華大学の津堅信之准教授に話を聞いた。 ■Amazo

    アニメ業界は手塚治虫から何を学べるか? (1/5)
  • 交通網は完全にストップ! 台風15号が秋葉原に直撃

    日14時頃に静岡県浜松市付近に上陸した大型で強力な台風15号は、帰宅の時刻に重なる17時過ぎに関東地方に近づき、交通などの生活インフラに大きな影響を与えた。 秋葉原でも、JR秋葉原駅を通る山手線、京浜東北線、総武線の3つと、東京メトロ日比谷線の合計4つの路線が運行停止になるなど、帰宅を急ぐ人に大きな影響を与えた。 16時30分前後に万世橋の袂からの神田川と、17時30分の同じ場所から撮影した写真。ご覧いただくとわかるように、わずか1時間で大きく水位が上昇していた また、普段であれば賑わいを見せる17時過ぎの秋葉原の街も、通りを歩く人の姿はほとんどみられず、一部のショップでは台風が近づく前に営業を止めて閉店時間を早めるショップや、店内に雨が吹き込まないようシャッターを降ろして営業している店舗などが見られた。 ASCII.jp編集部では、台風が関東に接近し始めた16時半過ぎから17時過ぎまで

    交通網は完全にストップ! 台風15号が秋葉原に直撃
  • 日本版Huluはそこまで衝撃的じゃない (1/6)

    連載「動画サイトってどうなの? 儲かるの?」では、動画配信サービスを追ってきた。業界の動きは長らく止まっていたが、ここに来てふたたび熱量を増している。先月、アニメ番組を配信するバンダイチャンネルが月額1000円での定額見放題サービスを開始した。そして今月2日、米国で定評あるTV番組配信サービス「Hulu」(フールー)が、やはり定額サービス(月額1480円)で日進出を果たした。 今回はその“日版Hulu”のビジネスモデルについて考えてみたい。 バンダイチャンネルもHuluも、特にシリーズ作品を連続して視聴する場合、レンタルビデオや従来の都度課金型のサービスに比べても明らかに割安。ユーザーへのインパクトは十分だ。Twitterでの反応などを見るに好意的に受け止められている。特にHuluは9月いっぱい期間限定で無料ということもあり、試用しているユーザーが相当数いるようだ。定額サービスがここに

    日本版Huluはそこまで衝撃的じゃない (1/6)
  • 明るい単焦点レンズでほわっとした猫写真 (1/2)

    窓の外を見つめていた大五郎の横顔を明るいレンズで狙ってみた。顔の左半分にだけピントが合っていて、背景はふんわり(2007年8月 ニコン D40X+50mm F1.4) 先日、コンデジからデジタル一眼へ乗り換えた人を取材する機会があったのだけど、「乗り換えて一番楽しかったのは?」の問いに「とにかく背景がボケること」とすぐ返ってきた。楽しいのである。 最近はボケがきれいで軽くて安い単焦点レンズが各社からどんどん出ているので、明るいレンズでほわっとボケた写真を撮るなら今が最適っ、というお話である(だから今回はキャプションに使用したレンズも入れておきました)。 明るいレンズを使えば、ケージに入っている子も、手前の柵と背景がぼけて、ふんわりふわふわ。 大きくボケる条件はシンプル。 絞りが開いていること(fx.xxの数字が小さいほどよくボケる) 被写体との距離が近くて、被写体と背景の距離が離れてい

    明るい単焦点レンズでほわっとした猫写真 (1/2)